悪放置の理由
2026年3月4日 テネシー清平韓国語水曜礼拝
神がサタンを一度に除去されない理由<1>
權寧畢(クォン・ヨンピル)牧師
翻訳minion監修fanclub
テネシー清平韓国語水曜礼拝權教授한국 수요예배 3 04 2026
天滅中共
こんにちは。すっかり春が来たようですね。しかし世界は、戦争の渦中に巻き込まれています。
実際、私たちは文亨進牧師を中心に、アメリカ選挙の際、トランプ大統領の勝利のためにアメリカ全国各地を駆け巡り、選挙集会に参加しましたよね?
それが今、効果が現れているようです。トランプ大統領が今、世の不正選挙、そして全ての独裁共産主義勢力を一つ一つ打ち崩しています。
これから、トランプ大統領の在任中に、はるかに安定し良い世界が訪れるだろうと私は考えています。
私たち韓国人の立場では、韓国の運命がどうなるかについて深い関心を持っています。
そして今、韓国でもトランプ大統領が韓国の内戦に直接干渉し、韓国がより多くの問題を、親中・親北勢力が退き、より自由民主主義、親民主的な自由民主主義国家になることを切に願っていますが、実際それは神の摂理であって、私たち人間の望む通りになるものではありません。どう展開するかは今は誰もわかりません。
しかし、明らかに今後、文亨進牧師が今台湾で活動されているように、「天滅中共」、天が中共を滅ぼし、定州解放、定州の地解放が明らかに実現できると私たちは考えています。
皆、祈る心で、これから世界がどのように変わっていくかを私たちが見守って行くことができるでしょう。
神がサタンを一度に除去されない理由
本日私が語ろうとする題目は「神がサタンを一度に除去されない理由」。
この題目で語らせていただきます。
まずエピクロスの逆説をご紹介します。これは非常に有名な文章です。よく「悪の問題」と呼ばれる哲学的論争です。古代ギリシャの哲学者エピクロスが最初に提起したものとされています。おそらくご覧になった方も多くいらっしゃるでしょう。
「全知全能で善なる神が存在するならば、なぜこの世には苦しみと悪が存在するのか?」
このような根本的な問いを投げかけます。彼の論理は非常に鋭く、また型破りです。見てみましょう。
神は悪を阻止したいが、その能力がないのか?ならば彼は全能な方ではない。
また神には能力があるが、阻止しようとする意志がないのか?ならばその神は善なる神ではない。
能力もあり、人類を救おうとする意志もあるなら、では悪はどこから来るのか?もし神に能力も意志もないなら、なぜ彼を神と呼ぶのか?彼は神でもない。
これがその論旨です。
この文章は極めて簡潔ですが、古代から現代に至るまで悪の問題を最も圧縮して表現した文章と評価されています。
皆さんはこのエピクロスが提起した問題に対して、どのように答えられますか?正しい言葉のようですか?神の存在に疑問を投げかける質問ですが、実は信仰者もこの問題に対して明快な答えを出せる人はいません。
それでは今からこの問題について原理的に一つずつ解いていきましょう。
今日、多くの人々が神の存在についてこのように質問を投げかけています。
「神が全知全能であるなら、なぜサタンを一瞬で処断されないのか?なぜ悪をそのまま放置されるのか?」
悪放置の理由:伝統的キリスト教神学の立場
伝統的なキリスト教神学ではこれについていくつかの説明をしています。
神様は人間を自由意志を持つ存在として創造されました。人間に自由を許された以上、人間がその自由を悪用する可能性もあるのです。
サタンルーシエルは元々神が創造した天使でしたが、傲慢によって神に反逆し堕落した存在だ。神はこの堕落行為を即座に阻止できたが、そうすれば自由意志そのものが無意味になりかねない。
愛は強制されることはできず、自由がなければ真の愛と従順も存在しない。
神は自由意志を通して愛を成すことができる存在として人間を創造された。しかし自由の誤用が道徳的悪を生み出した。結局、神は善なる世界を創造されたが、人間の不従順によって罪が世に入ってきた。
では神は世の悪を処断されないのでしょうか?違います。神は義なる方です。
聖書にはサタン悪魔の審判について既に定められています。ヨハネの黙示録に悪魔は火と硫黄の池に投げ込まれるとあります。
キリスト教神学の終末論では、救いの御業が現在進行中であり、最終審判の時、悪が完全に除去されると主張します。
イエス様の十字架によって決定的な勝利は全て成し遂げられた。そして最終的な救いの完成は再臨の時において完全に成し遂げられる。これがその話です。
つまり、サタンを処断することが不可能だからではなく、神が定められた時がまだ来ていないからだとこのように解釈します。
まとめると、神がサタンを除去できないわけではないということです。除去する能力はあるが、自由意志、救いの歴史、公儀の時、そしてより大きな善のための計画の中で、今なお許容しておられるというのが伝統的なキリスト教の説明です。
これまでの私が述べたのはキリスト教の説明です。
悪放置の理由:統一原理の立場
原理では、神がサタンを即座に処断されない理由を、サタンの活動を許容するという意味ではありません。創造原理と堕落の構造、復帰摂理の法則の中でこれを説明します。
サタンは本来神の被造物ですが、原理的条件を持つ存在です。この言葉が非常に重要です。原理的条件を持つ存在です。
サタンは本来、人間を助けるために神が創造した天使長ルーシェルです。しかし天使長は人間と不法的な愛の関係を通して、人間と血縁的な因縁、すなわち血統的条件を持つようになりました。「お前は私の血を受けて生まれた」これが人間の堕落です。重要な点は、堕落によってサタンが人間に対して条件的な主管権を持つようになったことです。
この条件的なサタンの主管権は統一原理において非常に核心的な概念です。
原理が明らかにしているところによれば、サタンは絶対的な存在ではありません。サタンは創造主ではなく、独立した実体でもありません。そして神に敵対する力もありません。
それにもかかわらずサタンが活動する理由は、人間が立てた条件によってサタンが人間に対する主管権を持つようになったということです。
ここで「条件」という言葉は、サタンが人間に対して原理的な関係を持つようになったことを意味します。
すなわち堕落行為によって人間がサタンと愛の関係を結んで、それによってサタンは人間に対して権利を持つようになったということです。
統一原理は善神と悪神の対等な闘争原理である二元論を拒否します。神を中心とする原理を説明します。
ここで私たちが明確に知らなければならない前提があります。神は人格的な神であり、原理の神です。
神は絶対主権者ですが、ご自身が立てられた原理を恣意的に破壊することはありません。
条件的なサタン主管権、この言葉は、神の全知全能を弱めるものではありません。神ご自身が立てられた秩序を尊重されるという、そのような意味です。
神は何でもなさることができますが、自ら矛盾する行動をすることはないという意味です。すなわち、人間に自由を許諾されたのですが、その自由を無視しないということです。
原理では、悪は実体的な存在ではなく、関係的条件から発生する主管権の問題として解釈します。
したがって、サタンの能力は本質的なものではなく、人間と非原理的な愛の関係によって発生した委任された権利であるということです。
ゆえに悪は外部から来るのではなく、私が立てた条件を通して悪が役事するのです。したがってサタン問題の解決は、外部的にサタンを除去することで解決することはできません。サタン問題の解決は、サタンの讒訴条件をなくして、人間が責任を完遂し、誤った関係を清算することにあります。
したがって、御言を中心にして、絶対的な信仰と愛と服従でサタンを分立するのです。サタンは単なる反逆者ではなく、原理的に一定の権利を持つ存在だからです。
神は原理の主人です。神は原理、すなわち法則です。原理を立て、その原理を自ら守られる方です。神は全能ですが、ご自身が立てた創造原理を無視して、強制的にサタンを除去されることはありません。つまり、神は非原理的に行動されないという意味です。
したがって、サタン問題の解決も、神が一方的に除去することではありません。なぜなら、原理的な原則から離れると、人間の責任分担が否定され、創造目的そのものが破壊されるからです。サタンが人間を占有したのは条件のためですから、その条件を蕩減してこそ、サタンを分立できるのです。
人間が原理通りに復帰過程を踏みながら、サタンの条件を一つずつ一つずつ無効化していかなければなりません。
したがってサタンは武力で追い出す存在ではなく、その条件が崩れれば自然に居場所を失い退くのです。
サタンを分立すれば、自然にサタンは去り、サタンの主管権から脱するのです。これが救いです。サタンからの解放です。
原理では明確に答えを示しています。堕落したとは、サタンと血縁関係を結び、サタンの血統が人間の血統の中に入ってきました。僕の立場にあったサタンが人間の主人の位置に上がり、人間はサタンの僕となったのです。
したがって、サタン分立とは物理的な圧迫ではなく、ただ血統転換と復帰の完成を通してのみ可能なのです。人間の祖先がサタンと非原理的な愛で堕落したのですから、原理的な愛の関係を回復しなければなりません。真の父母が現れて血統を転換し、サタンの条件を完全に清算すれば、サタンは立つ場所を失うのです。
これが創造以降、サタンが除去されないで、6,000年間人間を支配するように許された理由です。
それが聖書歴史全体を通して、サタン分立のために兄弟の葛藤が絶えず現れる理由となります。
ではなぜカインとアベルの闘争が繰り返し聖書歴史に現れるのでしょうか?
これを知るためには、私たちは堕落の構造について明確に理解しなければなりません。
まず天使長ルーシェルが妬みから神に代わって人間を主管しようとしたことが堕落の始まりです。
愛の減少感を解消するため、天使長はエバを誘惑し不法な愛の関係を結んだのです。そして堕落したエバがアダムまでも誘惑して堕落させました。堕落の核心は、神の血統を受けた人間が堕落し、サタンの血統を受け継ぐようになったことです。これです。
僕の位置であるサタンが人間の父となり、その結果サタンが創造世界の主人に上がったのです。サタンが被造世界の主人となり、神は人間と創造世界を失い孤独な位置に落ちました。すなわち創造の秩序が破壊されたのです。
皆さん、二代王様は妻が夫に絶対服従しなければならないと頻繁に強調されます。
家庭連合やフェミニスト運動家たちは、文亨進牧師が男女平等を無視し男性優越主義者だと非難します。
しかし堕落と復帰の観点から見れば、それが原理的です。堕落を見ると、天使長がエバを主管し、再び堕落したエヴァがアダムを主管してアダムも堕落させました。それゆえ人間の祖先は天使長ルーシェルの血統を受け、堕落性を受け継ぐことになったのです。
したがって復帰は反対に行くのです。逆から取り戻していくのです。家庭の中でアダムの立場である夫がエバの立場である妻を主管してこそ復帰は成し遂げられます。そして夫婦が共にサタンを分立しなければなりません。
この点から見るとフェミニズム運動は、サタンに唆された女性が男性を再び支配しようとする運動です。したがってフェミニズム運動はサタンの活動です。
ゆえに原理の救済感は明確です。神とサタンは条件を基盤として役事します。
サタンがどれほど力が強かろうと、無条件に人間に浸透して破滅させることはできません。
同様に、神が物理的にサタンを処断することで解決されるものでもありません。
原理的に必ず条件が立てられなければなりません。条件。これを解決する鍵は人間に与えられています。
人間が立てた条件によって神を受け入れることもあり、サタンが浸透することもあります。
したがって条件が形成されるその場には、常に神側とサタン側の対立構造が形成されます。カインが自発的にアベルの前に従順屈服し一つになる瞬間、主管権が回復されるのです。
神側の中心的存在であるアベルと、サタン側の中心的存在であるカインが実際に存在しなければなりません。それゆえ主管権が正しく確立されなければなりません。
神を中心としてカインとアベルが和解して初めてサタンが分立されるのです。
救いとはサタンに奪われた血統を取り戻し、被造世界の主管権を回復することです。これが聖書歴史全体を通して、サタン分立のためにカインとアベル、兄弟の闘争歴史が現れる理由です。
したがって、神が権能をお持ちであるにもかかわらず、サタンを一時に処断できない理由は、神が立てられた創造原理と公義を守らなければならないからです。
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