二代王、亨進様「7月7日・焚火を囲む証会」お父様の訓練の証
★7月7日に記念すべき第1回「焚火を囲む証会」(毎週金曜)が開かれる【日本語訳その1】
★「お父様こそ独立独行のパイオニアでした」二代王様、7月7日証会から【日本語訳】(その2)
二代王亨進様が平和軍警察の訓練、お父様の貴重な思いを証して下さいました。
サンクチュアリNEWSさんの、二部構成を一つにまとめた内容です。
英日翻訳はサンクチュアリNEWSさんからの転載です。映像は2nd Israelさんです。
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時のたつのは速いものですね
時々、生身のお父様を懐かしく思うことがあります。
私達は、イーストガーデンで暮らしていました。
幼い子供だったからといって、お父様とかかわりがなかったとは言えません。
西洋の文化に馴染んでいた自分が、アジアの書道に出会った時はとても関心をもちました。
書道を通してお父様とのつながりができました。そこにあるアジア的哲学は別にして・・・お父様は書道家でもありました。あれはいつの頃だったか・・お父様が時間を割いて書道を教えてくださいました。お父様が基本となる筆のさばきを教えてくださるのです。
今では貴重な思い出です。何か技を伝授して下さっているかのようでした。
お父様が90になられてから、私たちが普段練習している総合格闘技を見てとても喜ばれていました。
巨文島に行った時のことです。何かの警報が出て、政府が海に出ることを禁止したことがありました。そういう時は、よく部屋で格闘技の学習をしました。
総合格闘技のUFCやMMAを観たり、そんなとき、お父様は警護員を呼んで私に格闘技のデモンストレーションをさせるのです。彼らを少しだけ痛めつけるのです。
お父様は熱心にご覧になり批評もされました。いろんな格闘家がお父様の周りにいると、とても誇らしそうでした。プロの格闘家がいると、とても喜ばれました。自然と彼らの中に誠実さが現れるからです。自分の実力について嘘はつけません。また強そうに見せることもできません。すべてにおいて透明性があります。だからその世界には真の実直さがあるのです。
これまで何度も話しましたが、それによって保守的思考(コンサーバティブ・シンキング)をするようになります。なぜなら、自分のエネルギーを注意深く保存(コンサーブ)しなければなりません。力や強さを慎重に使う(コンサーブ)必要があるのです。結果的に、体力や力を慎重に温存(コンサーブ)しなければ、勝負に負けるということを学習するのです。そこを上手くできるように訓練しないと負けるのです。誰かが代わりにすることもできません。こういう原理が重要なのです。
この力を養うようなスポーツ、芸術をお父様はいつでも本当に愛されたのです。もちろん女性のバレエ団も作りました。青年の教育における最も重要な核として、そういう厳しい鍛錬というものを重視されました。それを通して、人々の思い込み、幻想が打ち壊されます。現実のその人のレベルに直面するからです。自分の弱さなど。
自分にあると思い込んでいる実力と、現実の実力は違っているのです。そういうところを通過して自分を成長させていくのです。そして責任の価値を学ぶのです。それを政治的にコンサーバティズム(保守主義)と呼びます。これはお父様の知らされざる一面でした。お父様を取り囲む者たちが宗教家としてそういう面を外に見せたくない、ダライ・ラマか何かのようにリベラルで現代的に見せたがったのでした。本当の姿を証せずに。お父様は国をつくりたかったのです。「主権」を打ち立てたかったのです。そのような事柄はイメージを気にして背後に押し隠しました。それは間違っています。多くの人たちも、釣りもするし狩りもする、自分の子供にも格闘技を習わせているのです。自分を守ることの価値などを教えています。
お父様はまた、もちろんボート・フィッシングやハンティングの訓練を大規模にされました。
私は決してそれらが嫌いではなかったのですが、なにせ幼い時からそれらを訓練されてきましたから。よくよく考えれば、フィッシングやハンティングは、生きものの命を奪い、殺すことを含みます。生き物を殺すとき、自分は何者であるかを考えなければなりません。自分を野菜と同列に考えるのもおかしいし、その生き物たちの下位にあると考えることはできないのです。自分(人間)が何者であり宇宙の中でどういう位置を占めているのか。人間がただの動物であり、野菜以下の生物だと考えるのなら、自然に出て行って生き物を殺してまわることなどできないのです。あなたは鹿を殺したでしょう。
自分(人間)が神の子であると知るとき、神様の被造世界の主管権を持っている、また神様が人間に主管することを願われていることを悟るとき、生き者の命を奪うという権能を神様から与えられていると知るのです。自分の存在、大きなところから見た自分の位置、宇宙での自分の位置が全く変わって見えてくることでしょう。
フィッシングやハンティングについてさらに考えるなら、スポーツとして、トレーニングとして、生き物の命を奪うという点で極めてユニークなものだといえます。
皆さんも毎日生き物の命を奪っているでしょう。皆さんがハンバーガーを食べるということは、生き物を殺しているわけです。たとえ自分が直接手を下していなくても。現場から離れているだけです。でも、命を奪うことに関わっているのです。直接殺すことから免れているだけのことです。現代人は、生き物殺しの現場からあまりに離れすぎてしまっていることが問題です。現実に生き物を殺している。ベジタリアンだからと言って殺していないことにはなりません。植物の命を奪っている。自分が生きるために他の生き物を殺しているのです。命を奪う現場から離れているので、実際の姿を考えないだけのことなのです。
ここでお父様を考えるとき、フィッシング、ハンティング、そして総合格闘技の訓練、この3つに強くフォーカスしておられました。これらを、お父様の言う、文明発展、平和警察、平和軍の主たる位置に置かれました。私にもますますそれが、状況の変化とともに価値ある重要なものであることがわかってきました。これらの背後にある意味を誰かに教えてもらいたかったですね。ただ押し出されて行っていました。その時にどうして一日中それをやり続けるのかその理由を知らせてくれていたら。きっと大いに役に助かったでしょう。
思えば他のスポーツとは違います。サッカーで相手を殺しはしないでしょう。テニスでも・・・。総合格闘技でも相手を殺しはしないのです。もちろんレフェリーが試合を止めたり・・・柔術では、「参った」と表明すれば、この状態を続ければ殺されるといっているのと同じです。どちらかと言えば殺し合いに近いのです。だから、総合格闘技の選手はその大半が保守主義者になるのです。彼らは人を殺したくないという感覚を学習するのです。それは命を奪う感覚を知っているからです。たとえば鹿を殺す時、どういう感覚を味わうかということを知っているからです。
生きるため、家族を養うためならそうするでしょうか、殺すことを楽しむようなことはしません。しかしそうしなければならないときには、そうすることを自覚しています。これが、お父様の性質の中で絶対に重要な内容です。お父様は平和主義者ではありませんし、平和主義者だとみなすべきでもありません。思ってみて下さい。平和主義者であるだけのお父様など求めてはいないでしょう。さもないと、邪悪な勢力の餌食になります。
自分や他の者、また隣人を守るために、あなたを教え、力溢れさせてくださるお父様を求めるでしょう。だからよくよく、天一国に対するお父様の願いについて考えるとき、さらには平和警察、平和軍の訓練に思いを致すとき、それがいかに重要なことであるか分かるのです。ミクロのインパクト-例えばここで若者を訓練していますがこれらの若者がここで訓練する理由もそこにあるのです。多くの若者が一緒に訓練しています。しかし彼らは真の理由を知りません、今は、よりより自分になるためと思って練習しているのです。
しかしこのミクロの動きがマクロ(世界)にインパクトを与えます。たとえば数日前に、チェコ共和国は全国民に銃をもたせました。ハンガリーでは、全女性を軍隊に入れることを決めました。これは素晴らしいことであり、私もうれしく思います。なぜなら、少女もまた人としてこの通過儀礼を通って、自分に対する思い込みを打ち砕くのです。少年ができることなら少女にもできます。しかし厳しい現実の訓練を行なうとき、完全ではありませんが、いく道を妨げる、いくつもの障壁を超えるのです。
そして現実のリーダーとしての在り方を教える。感情をコントロールする。感情に頼る-これは感情的になることとは違います-感情に流されると、ビジョンが曇ります。弱くなって力を奪われます。闘いでは全力を振り絞って自分を支配しようとする相手に向かいます。そこで感情に流されて、泣きだそうものなら、相手はあなたを殺します。こうしたことをすぐに学習するのです。
お父様が訓練して下さったことに感謝しています。今から思えば、普通の郊外に住む人の基準から見て、遥かにかけ離れて厳しいものでした。
マグロ釣り・・・いたるところ魚のハラワタ(内臓)でした。それをやらされました。選択の余地はありません。今思えば、それらの経験はすべてが本当に貴重な、貴重なものでした。とても厳しいことを強いられて、それを成したことを誇りに思いますし・・自分を奮い立たせることの価値、困難なことをしても愚痴を言わない、体を酷使することも恐れない、激しい労働も恐れない、悪い奴らと向き合っても恐れない、自衛すること。お父様は魚の養殖を進めておられました。ここで皆さんの多くがいろんな形で始めていますね。アクアポニックスなど・・
独立独行のための技術です。
考えてみれば、お父様こそ独立独行のパイオニアでした。天一国を作っていく上でまた違ったメッセージを得ることができます。お父様は自然を眺めるだけの人ではありませんでした。自然を主管し、自然と共に活動する人でした。ただじっと眺めて瞑想して、詩を書くような人ではなかったのです。自然の中に飛び込んでいくお方でした。自然の中に飛び込んで泥まみれになる方でした。自然の中で泥まみれになるとき、いつも私は一緒につれていかれました。
決して修道院のようなところで哲学に没頭するようなお方ではありませんでした。自然の底まで行って土まみれになるのです。キリストが下さる本当に貴重な賜物です。イエス様もそうされました。お父様も再臨されて同じことをされました。毎回、泥まみれです。
お父様は天正宮を嫌ってさえいました。清平の婦人界(?)などと呼んでいました。いつも釣り場に行くことを好まれました。それにアマゾンのジャングルに!私は、夏何度もアマゾンのジャングルに行きました。信じられますか。
一体誰がアマゾンのジャングルで夏を過ごしますか?私の子供たちは今度、孤島のサバイバル体験に行こうというと、私が気でも違ったと思ったのです。こんど、3日間ほど何人かチームで行こうと思っています。もちろん、サバイバルの専門家チームと一緒にです。アメリカの沿岸の島ですが、ナイフ以外のものをもっていきません。それで火をおこし、飲料水を確保し、シェルターを作ったりするのです。そういうイベントもします。
子供たちはそこに行こうというととんでもないという顔をしたのです。しかしそこには計画性があります。あらかじめ何をやるのか分かるのです。
ところがお父様のやり方は子供たちをそこに投げ入れました。私たちはそこら中歩き回り、知らずにワニの住む川で泳いだりしました。底には猛毒を持つアカエイが潜んでいたりします。誰かそういってくれたらよかったのに。そうとも知らずにその川で泳いでいたのです。全くの大まぬけというしかありません。神様の守りによって、死ぬことはありませんでした。とんでもないことでした。だから事前に計画があるということはありがたいのです。若者はそこに参加する予定です。眠れるエピジェネティック(後成遺伝子)を発現させるために。
お父様はそういう信じられないことをされてきました。子供時代は不平不満を言うばかりでした。今になって思えば、いかに貴重であったか。どれほど価値があったかというのです。私たちが不平を言いながらも、多くのエピジェネティックが解放されていたのです。普通の人々が夢にも思わないことです。今にしてよくよく考えるとお父様が無理にでも体験させて下さったことは感謝に尽きません。
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