「真の父母理想」を破壊する金振春(キム·ジンチュン)を討つ
金榮輝
2022年6月25日
訳者不明:家庭連合匿名者より入手
金振春(キム·ジンチュン)という人が韓鶴子お母様の特命で2022年3月21日から4月7日まで5大地区巡回講演をしたと聞きました。
参加者たちは牧会者夫婦と機関勤務公職者、元牧会会員などであり、一般食口たちには非公開で進行されたそうです。しかし幸いなことに、3月22日、全州教会で行った講演内容がユーチューブの動画としてあげられ、私はその内容を把握することができました。その映像は数日後に下ろされましたが、どこかにその映像資料は残っているはずです。
↓↓↓ その映像資料韓国語と日本語字幕付き ↓↓↓
◆韓鶴子総裁の「真のお父様の尻尾思想」◆講師:金振春神学博士
そして、その巡回講演が終わって10日後に迎えた4月17日「天一国10年天一国指導者総会」に参加した世界各国の代表たちと国内家庭連合指導者幹部たち約500人は、お母様の特別指示で元々予定されていた他のすべての日程を取り消し、4月19日から2日間キム·ジンチュンの特別講義の教育を受けて徹夜祈祷をしたそうです。
その教育と祈りの主題が「お父様についている恥ずかしい尻尾を取って、お父様を解放するため」であり、「独生女の真実を明らかにして『無原罪初臨』独生女の位相と価値を満天下に表さなければならない」ということだったそうです。
聴講者以外には非公開で進行されたキム·ジンチュンの講義内容は5大地区巡回の時にしたものを骨子として、より一層冗長に進行されたものだったのでしょう。しかし、その一方で幸いなことに、彼が行った講義がどんな意図で行うことになったのか、本人の肉声で約15分間、直接明らかにした内容は公開されているという点です。
下記にその全文を別添しましたのでご参照ください。
衝撃的なのは、キム·ジンチュンは始終彼がお母様の意図を代弁し伝達する姿勢で一貫していることでした。そのすべての非原理、反摂理で綴られている雑説を自分個人の信仰告白で打ち明けたとすれば、あえて私がここまで言及する理由はありません。
私がこの内容を聞いてまた録音された記録を見ると、私の中で泣き叫ぶお父様の厳しい音声を到底抑えることができなくて、この文を書くことになりました。
もちろん、この文を書く前に6月16日、世界本部のユン·ヨンホ宣教本部長とチョン·ウォンジュ総裁秘書室長が36家庭会の会員たちをを招待して昼食を共にするというので、その場で私ははっきりと断固とした口調でキム·ジンチュンの講義内容の反摂理的非原理性を指摘し、このような講義を大々的に進めたことに反対意思を表明し、これによって教会にどれほど深
刻な後遺症を残すことになるかを厳重に通告しました。
キム·ジンチュンの講義内容の中で、真のご父母様ご夫妻に関係する言及は、どの一つもお父様が明らかにした原理とみ言に符合するものがないほど、事実と真実を歪曲し操作する乱雑な内容です。そのすべてにいちいち反論する価値を感じませんが、その中で最も深刻な歪曲をしているもの、3つか4つだけ言及しようと思います。
引用文はキム·ジンチュンの講義内容で、括弧内は私が解釈した内容であることをご理解の上で読んでください。
「お母様がご覧になる時に、再臨メシアの使命を受け継いだお父様の立場が原理どおりに進まなければならないのに、本当にそれが残念だ。そのため、そのような尻尾をつけている立場で1960年のご聖婚の時にお父様が新婦を決めるその立場ではない。」<キム·ジンチュン>
(神様が再臨メシアとして蕩減させたお父様ではなく、イエス様が継承者として立てられたお父様が、原理に合うように行かれなかった。そのような非原理的な尻尾をつけたお父様は、1960年の聖婚の時に新婦を選んで決定できる資格者ではなかった。)
「今までは私たちはそのように思ってきました。お父様が堕落した女性の中から女子を選び、そして7年間お父様が、再臨主がお母様を教育して再創造すると私たちが今まで多くの教育を受けてきました。それが先ほど私が申し上げた内容を照らし合わせてみると、それは違うということに気づきます。」
<キム·ジンチュン>
(上の段落の言及に続き、開いた口がふさがらない発言です。だからお父様が1960年当時、17才になった韓鶴子という女性を再臨メシアの新婦として選択決定できる資格がなかったが、史実はそのように聖婚式が行われたということです。
また聖婚後にエバ、すなわち新婦を完成させるための7年路程を経て、1968年1月1日に神の日を宣言した蕩減復帰摂理史は完全にでたらめ無効だったということを公言しています。)
皆さんはこのような講義が世界指導者総会で公式に教育として施行されたということをどのように受けとりますか?
惨憺(さんたん)たることに、これこそお父様を否定讒訴して攻撃しながらお母様を擁立しようとして、お母様の存立まで台無しにするオウンゴールを蹴り入れたようなものです。一言で言って、真の父母理想を破壊させるサタン的な行いに違いありません。
キム·ジンチュンの言葉通り、この内容がお母様の御心なのかはこの時点で私が確認することができませんが、キム·ジンチュンの口から出た内容なので、キム·ジンチュンはこの言葉に対する責任を必ず負うことになるでしょう。
創造·堕落·復帰摂理を原理原則どおり進行して来られる神様の御旨を受け、文鮮明再臨主新郎である真のお父様が、その言い尽くしがたい悲惨な人類救世のための蕩減の十字架を越え、また越えて明らかにして実践弓行してきた摂理歴史!草創期からこれに参加してきて、その真実を見て聞いた生き証人である私たち36家庭は、真の父母様のご聖婚を無化させようとするこのような行動を決して容認しないでしょう。
このような非原理反摂理的反逆について、あえて原理とみ言と聖書を改めて引用するまでもなく、いくつかの言葉だけを言及します。
天使長ルーシェルの非原理的愛に相対基準を造成したエバの堕落に続き、堕落したエバの誘いでアダムまで堕落した後、人間がサタンの非原理的主管を受けることになると、神様は救援摂理すなわち復帰摂理を進められました。復帰摂理は、サタンを分立して屈服させていく再創造摂理です。再創造は創造原理の秩序と原則に基づいた蕩減復帰摂理として展開されるものです。すなわち堕落して原罪を持つ人間始祖アダムとエバを堕落以前の本来の人間として再創造する過程です。聖書には人間を創造する時、神様は主体である男性アダムを先に創造した後、そのアダムを万物の主管主として立て、アダムが万物の名前をつけるようにして(創2:19)、彼の体からあばら骨一つを取ってエバを作り、アダムを助ける相対として与えたと記録されています。
このような創造原理的関係にあるアダムとエバが堕落したため、神様はまずアダムを復帰(再創造)する血統復帰摂理を通じて原罪のないアダムの完成者を立てられる路程を展開するのです。そうして4000年の蕩減復帰摂理の後に、イエス様が救世主メシアとして来られるようにしたのです。そのイエス様(アダム)がエバ(新婦·相対)を復帰(再創造)し、真の父母の立場を築くことになっていたのです。イエス様の相対になるエバは、同時代の女性達の中でイエス様を絶対信仰、絶対愛、絶対服従し、一つになれる人であれば、誰でもイエス様が選ぶことのできる新婦の資格者になるのです。これがメシアの新婦になれる資格であり条件なのです。
イエス様と同様に血統復帰摂理を通じて原罪なしに生まれる独生女云々する話は、創造原
理にも復帰原理にもない非原理的雑説です。
だから聖書のどこにも原罪のない独生女が来るという話がないのです。
エバが天使長の非原理的偽りの愛で堕落したので、完成したアダム·メシアの原理的な真の愛を受けられる立場に出てくれば、エバは原罪を清算され、長成期完成級の新婦に復帰再創造されるのです。
ご聖婚後、その新婦はイエス様に対する絶対服従、絶対愛、絶対信仰で一つになって完成期を経て、ひいては真の母の立場を回復することになるのです。
これがお父様が明らかにした創造原理、堕落論、復帰原理を貫く神様の救援摂理歴史の骨格です。
キム·ジンチュンはこの原理を破綻させているのです。
このことを必ず成し遂げるために再臨される新郎、再臨主もイエスと同じ復帰摂理の公式と原理により新婦を選んで復帰再創造し、真の父母の位相を確立することになるのです。
そのため、再臨主が同時代の女性たちの中から新婦を探して復帰再創造する責任者であるのであり、新婦の立場にある女性たちがあれこれできる何の資格も条件もありえないのです。そのため、真のご父母様のご聖婚時に新婦を選ぶ時、新婦の候補者たちにどんな困難が迫っても最後まで再臨主である真のお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従を誓うかを確認し、誓う手続きがあったのです。
これに関するみ言は溢れるほどありますが、一つだけ引用します。
それではこのように生まれたイエス様は、どのようなイエス様なのか?神様は六日間、天地創造をされたのです。五日間はすべて万物を創造され、六日目になる日にアダムを創造されたのです。このアダムのようなお方がイエス様なのです。このようにイエス様は第二のアダム、即ち後のアダムなのです。堕落しない本然のアダムなのです。神が太初にアダムを創造し、そのアダムを中心にエバを創造されたので、この後のアダムを中心として後のエバを立てるべきが、立てられなかったのです。エバは誰が立てるべきか?アダムが立てなければなりません。エバが堕落するとき、アダムが責任を果たせずに失ったエバを、アダムが捜し立てなければならないのです。蕩減原則には容赦がありません。--------------
それで漠然と「わたしは新郎であり、あなたがたは新婦」と言われたのです。
神は四千年の歴史路程において、全世界をして新婦の装いをさせてこられたのです。ですからこの地に来られたイエス様が、ここに宇宙史的な一人の母を選択して、新婦として迎えることによって、この父・母を中心に新しい家庭、新しい宗族、新しい民族、新しい国家、新しい世界を復帰して天国を成さねばならないのがイエス様の使命だったのです。
<み言選集17巻190-191ページ“完全復帰”1966年12月18日前本部教会>
前述したキム·ジンチュンの講義部分は、上記のお父様のみ言「完全復帰」から引用された内容を正面から否定し、根拠も根もなく真のご父母様ご夫妻を破壊させようとする邪悪な雑説でなければ何なのでしょうか。
「それで独生女に会ってこそ、再臨主は、再臨使命は、イエス様はできなかったのが独生女に会って子羊の婚宴だから。しようとした最も重要なことは独生女に会って子羊の婚宴が最も重要な内容なのだけれども、その次元で見ると独生女の本質、お母様の本質的な役割と理想とその価値を、私はお父様がその当時にもう少しうまくしていたら本当に良かったのに、それがちょっと残念だ。そのような内容をお話しされました。」
<キム·ジンチュン>
(キム·ジンチュンのこの段落の内容は、遠回しに表現しているので、まとまらないことを言っています。しかし彼の講義全体の内容を聞いてみると、再臨主であるお父様は原罪のある体で生まれ、また原罪のない初臨独生女として来られた韓鶴子新婦を訪ねてきて、そのすべての過ちを清算されなければならなかったということであり、またご聖婚以前には他の女性とは婚姻をしてはいけなかったのに、それを無視したので、その蕩減としてに北朝鮮に上がって行って興南監獄の刑を受けることになったという荒唐無稽な雑説をこのように曖昧な表現で並べているのです。
あきれて窒息する話を平然と吐いています。
摂理的な事実と真実をこのように歪曲して全世界の指導者たちに教育するということが信じられませんが、現実にあったのです。)
ここでいわゆる「独生女」、特にキム·ジンチュンの「原罪なしに初臨したという独生女論」の虚構性について言及してみることにします。
聖書にはイエス様をヨハネ福音書3章16節にただ一度だけ独生子(ひとり子)と表現してあります。独生女という表現はありません。独生子イエス様の場合、独生子は「原罪のない創造本来のアダムとして生まれた神様の唯一の息子」という意味です。聖書に独生女という表現がないのは独生子イエス様の相対、配偶者で「原罪のないエバとして生まれる神様の唯一の娘は(必要)ないからです。」
しかし、新郎の再臨主が来られれば、この方もイエス様のように原罪を清算された神様の独生子になるのです。そのため、この方がエバを復帰して新婦として迎えると、彼の選ばれたエバは原罪を清算され、独生女の立場に進んで新婦として立つことになり、再臨主の妻として位置づけられ、人類の真の母として再臨メシアと夫婦になって人類の真の父母になるのです。したがって、再臨主によって原罪を清算された独生女は、再臨主独生子の相対者について相対概念として使用することができるのです。
そのため、子羊の婚宴である真の父母様のご聖婚を前後して、真のお父様は独生女の出現に関して数回言及されていますが、「原罪なしに誕生する独生女」を意味したことは一度もありません。
それにもかかわらずキム·ジンチュンは突然、何の聖書的、摂理的、原理的根拠もない三代一人娘の概念を引きずり出してあてはめながら、無原罪、独生女、初臨誕生という奇怪なことを言っているのだから、キム·ジンチュン版独生女、龍飛御天歌(りゅうひぎょてんか)の画竜点睛(がりょうてんせい)であり、これは恐れ多くも原理を破壊し、真の父母を爆破させようとする起爆剤でなければ何だというのでしょうか。
このような行いを見てばかりではいられず、原理とみ言、真の父母を守護しようとする私の決断を表明しなければならない理由がここにあることを明らかにするものです。
「そのため再臨の立場に、また尻尾があるそのお父様が、初臨の尻尾がない個性完成した新婦の立場にいるお母様がお父様に敬拝をささげるということが、それが原理に合うのか、そのような話をされました。原理的に見ると、むしろ天の立場から見ると、お母様がサタンの条件がないのに、初臨で個性完成したそんな新婦なのに、どうしてお母様が約4-50年間、お父様にそんなふうに敬拝をささげなければならないのか。そのことをお母様は何度話したくてもできなかった。そんな話を、今とても内的な内容でしょう。」
<キム·ジンチュン>
(キム·ジンチュンのこの段落もあきれた、お父様に関する暴言を越え、お父様を冒涜し侮辱を与える、極端にご夫婦を分裂させる行為です。
お二人を仲違いさせて真の父母を粉々に引き裂こうとする悪魔の言動です。こうするのがお父様を解放する孝行ですか。それとも反対にお父様を追放する反逆不忠ですか。聖和して10年になると、お父様を召喚して恥をかかせ、格下げして、その高邁な位相と至厳な聖者のイメージに汚い上塗りをしながら、もう一方では、今まで成し遂げたすべての摂理史の成就は、尻尾のついたお父様のおかげではなく、お母様が完全に完成した白雪姫として個性完成したために可能だったとし、根も根拠もない無原罪独生女論に長広舌をふるっています。
そんなことがなぜできるのでしょうか。お父様が格下げされれば、お母様は格上げされ、余勢を駆って完璧になるのでしょうか。
これ以上この段落については言及しないことにします。)
「それで一つの世界人類大家族を私たちが作らなければならないのですが、一日も早く真の父母の尻尾を、良くない尻尾を、サタンが懺悔する尻尾を私たちが早く整理しなければならない。特に、来年の天一聖殿(竣工)の前にしなければならない。そんな話を入れてくださいました。そのため、そのような内容があるため、お父様が基元節を前に聖和された内容もそのような深い内容ある。天の父母様が原理原則であり、本当に天の父母様の前ではサタンの懺悔条件があってはならない。天の父母様のその基準でこの聖和に対することも私たちが理解しなければならない。そんな内容です。」<キム·ジンチュン>
(さらに、お父様は上記の引用文にある通り、あれこれ過ちでサタンが懺悔する良くない尻尾をつけていて、基元節を地上で迎える資格がなかったので、基元節の前に聖和されたという惨憺たる嘘をつくまでしているのです。
お父様の一生涯をこのように評価し、呪いに近い声で卑下する声が私たちの中からこのように出てくるなんて、想像できますか。
これは明らかに私たちの中に侵入した悪魔のささやきであり、神様の国に対する反逆と言わざるを得ないのです。)
他にも指摘して言及するべきことがたくさんありますが、私はこの辺でこの文章を終えたいと思います。
このような偽りと歪曲を真であるとほめたたえて奨励し、自分の雑説を、お母様の名前を盾にしている者が天一国の天法院長を務めているといいます。非原理、反摂理で真の父母理想を破綻させることに先頭に立つ者が天法院長とは。誰が許しますか。
聞いてみると、この人の周辺で一緒に企てている人もいるようですが、正しい原理の道、摂理の道を離れないようにお願いします。
真のお父様は今、私たちの教会のこの事態を見ながら、何をどのようにしようと準備されているでしょうか?
お父様の神霊の役事が台風のように吹き荒れるその日がある事を忘れないでください。お父様が主導する霊連世協会時代の到来を肝に銘じられる事を重ねてお願いし、皆様のご健勝とご幸運をお祈り申し上げます。
金榮輝 2022.06.25.
金振春神学教授特別講義
2022年4月19日
金振春神学教授は、韓鶴子総裁の突然の指示に従い、全世界から集まった約500名の家庭連合及びUPF指導者らに対し4月19日から2日間にわたり特別講義を行いました。
彼は4月19日、最初の日の日程で独生女関連の講義を終えた後、参加者から質問用紙が届くのを待っている間、約15分間にわたり衝撃的な発表を行いました。
以下は金振春教授の発表の録音記録です。
↓↓↓ その映像資料韓国語と日本語字幕付き ↓↓↓
◆韓鶴子総裁の「真のお父様の尻尾思想」◆講師:金振春神学博士
金振春教授の発表
お母様の観点からすると、再臨メシヤの使命を継承したお父様の立場は原理どおりに行くべきでしたが、実に残念なことがありました。それゆえ、お父様は、1960年の聖婚の時にそのような尻尾(꼬리しっぽ、転じて悪い過去)をつけている立場で新婦を決定する立場ではありませんでした。
今まで私たちは、このように理解してきました。お父様が堕落した女性の中から一人の女性を選択し、それから7年間、再臨主であるお父様がお母様を教育して再創造すると、私たちはこういった教育を沢山受けてきました
それを先ほど私がお話しした内容と照らしてみると、それは違うということが分かります。
そして、(お父様は)婚姻、つまり小羊の婚宴の前には結婚をしてはならず、復帰摂理をしてもならない。この内容については私が先ほどお話ししましたが、お母様はまたそのようなみ言葉も強調されました。
そして、お母様は、60年、既に1956年3月に大母様を通してお父様に会われました。それで、56年、57年、58年、59年の4年間、お母様は教会の礼拝に参加され、多くの内容を聞いたと話されました。多くの内容を知っていると、聞いたと。
ところが、お母様は専ら神様のみ旨を成し遂げること、ただひたすらその考えしかなかったので、どうすればそのみ旨を成し遂げるか、そのことについて沢山苦悩されたと語られました。それで、お母様はそのような状況がお分かりでしたが、その当時は年少だったために周囲に助けてくれる人もおらず、また強く話すことができる立場ではなかったため、お母様は自分がそのような状況を忍耐しなければならないと決心されたと話されました。
そして、お父様についての様々な噂を沢山聞いて知っておられたので、その内容を自分が抱えて、どうにかして解決してさしあげなければならないというような決心もされたそうです。
それで真の父母の位置に進み出て、真の父母の責任を地上で果たそうとお母様が決心した理由も、その時の状況をあまりにもよくご存知だったのでそうしたと語られます。
それゆえ、お母様は、ただ忍耐して待つしかなく、お父様は強い性格をお持ちであり、また全てを取り仕切っておられ、世界の指導者や世界の外部の人々も沢山知っておられたので、お母様が何度かご自分の意志を語りたくても、お父様のそういう対社会的な内容や、また強いカリスマを持って展開されていたために、お父様の為に自分が話すことができず、自分の考えをずっと胸に抱きながら、50年間も待ってこられた、という話をされました。
そして、お母様は残念な内容を何度も話されましたが、「お父様の聖和後に子女様たちが、世の中でも考えられないような恥ずべきことが、どうして真の父母様の家庭で起こるのか。母の生の中で私は恥ずかしくて生きていられない、世間の前にとても恥ずかしい」といった話を何度も聞きました。
それで、「お父様は全体を全て主管され、強いカリスマを持っておられたので、お父様が独生女の本質とお母様の本質的な使命と価値について子女様たちが理解できるように念入りに繰り返し教育されたならば、私がこれほどまで苦労しなくてもよかったのに、これはとてもつらい、あまりにもつらい」と語られるのを私が何度も聞きました。
そして、真の父母に尻尾(悪い過去)があるというのは本当に残念なことです。真の父母に尻尾がついて回るのはとても残念なことです。この尻尾(꼬리)というのは主にお父様に関連した尻尾で、世間の人々から多くの注目を集めている内容です。
それで、この尻尾を、これを、私たちも努力しなければなりませんが、お父様のこの尻尾を切り離す為に、解放してさしあげようと努力すべきですが、霊界におられるお父様が少し私たちを助けてください。どうしたらお父様の尻尾を、真の父母の尻尾を整理することができるでしょうか。
これについて皆さんが、今回の特別精誠期間に祈りを捧げながら、身もだえしてほしい。どうか叫んで、これから来年に新しい時代が開かれますが、その1年前に、皆さんが精誠を込めて祈祷し、お父様が何か私たちを助けてくださり、役事され、それで私たちの難しい問題をどうか解決してほしいと切実に話をしろという話をされました。
そして、この聖婚以前のことを原理的観点から見ると、サタンたちが霊界で沢山讒訴するこれらの内容は、ある意味、ボタンがちゃんと掛けられていなかったからなので、これからこれを一旦外して、本来の姿どおりにボタンを掛け直さなければならない。新しい出発をしなければならない。
それで、天の父母様聖会の天一聖殿の前に恥ずかしくない、尻尾がない、真の父母様の理想価値にならなければならない。こういう話をさらに強調されました。
そして、お父様にはそういった多くの困難があるけれども、その困難も、独生女の基準によって、その問題も私たちはどうしても解決しなければならない。さもなければ基準がないので、どのように解くのか、世間の人々が認めることができる方法は何か。このような点から見る時、お母様を通してそういう困難を解決するのに私たちも少し精誠を捧げるべきではないか、という話です。
それで、イエス様ができなかったことは、独生女に出会って小羊の婚宴を果たすことでしたが、再臨主は独生女に会ってこそ初めてそれができるのです。再臨主の使命として、果たそうとした最も重要な内容は、独生女と出会って小羊の婚宴をすることなのです。この次元から見ると、独生女の本質、お母様の本質的な役割と理想とその価値をお父様がその当時に明らかにされたら良かったのですが、それは残念だ、といった内容を語られました。
それで、再臨の立場にありながら尻尾があるお父様に対し、尻尾のない個性完成した初臨の新婦の立場にあるお母様が敬拝を捧げるということは果たして原理に適うことなのか、と語られました。
原理的に見ると、むしろ天の観点から見ると、お母様にはサタンに讒訴される条件がなく、初臨として個性完成した新婦なのに、そのお母様がどうして40~50年間もお父様に敬拝を捧げ続けなければならないのか、お母様は何度も言いたくても言うことができなかったといった話を…これは今極めて内的な内容でしょう。
そして、お父様の聖婚前と聖婚後について世間の人々が全て知っているこれらの内容を今では隠すことができない。隠すことができない。私たちがこれを何とかして原理的によく理解し、私たちの子女たちにもよくしてあげなければならない。
それで、正にこの聖婚前の内容もサタンの讒訴条件であり、聖婚後にあった様々な内容が全てサタンの讒訴条件となっており、これを何とかして洗い落としてこそ、お父様も自由の身になれるけれども、何度も霊界で多くの讒訴があるので、お父様も物凄く大変だということです。お父様も。
このことについて、これからはお父様を解放し、自由になれるようにしてさしあげなければならず、私たち指導者たちがそれに対して役割を果たさなければならないといった内容を語られました。
それで、これからは切るべきものは切って、新たに出発しなければならない。尻尾をつけたままではならない。また私たちの教会も異端という尻尾をつけたままではならないとお母様は強調されました。
その次にお母様は、「真の父母が尻尾をつけていて、どうして人類を祝福し、人類天宙大家族を語ることができるだろうか、私もあまりにつらい」と語られ、今回の行事を通して全て公開されたけれども、その方々は今、お父様とお母様について全て研究しているが、インターネットに膨大な資料があるので、それを全て研究してセミナーをしているけれども、お母様もとてもご心配のようです。今後このことであれこれ攻撃されたらどうするかといった心配をしておられます。
それで、私たちが一つの世界人類大家族を作らなければならないが、一日も早く真の父母の尻尾を、良くない尻尾を、サタンが讒訴する尻尾を、私たちが速やかに整理しなければならない。特に来年の天一聖殿以前にしなければならないとお母様は語られました。
それで、そういう内容があるので、お父様が基元節の前に聖和された内容も、そういう深い内容が土台となっている。天の父母様は原理原則であり、本当に天の父母様の前ではサタンの讒訴条件があってはならない。この基準で、この聖和に対することも私たちが理解しなければならない、というのです。
その次に、先ほどもした話ですが、私たちの指導者たちは胸の中に、わだかまりを抱えて今まで来ましたが、とても胸が痛いことですが、これからはその内容を振り払うことができたらよいといった話もされました。
そして、お母様が特に53年間待ってこられた間、あまりにも辛くて難しい路程だったという話をしておられます。それを耐えて待ってきたのは、専ら天の父母様の事情をよく知っているために、私が天の父母様の事情を知り、天の父母様に誓った約束の基準があるので、どんなに大変でもその50年以上を私が耐え忍んできたと語っておられます。
それで、これからは、天の前にこれ以上申し訳ない真のお父様になってはならない。お父様を解放してさしあげなければならず、救ってさしあげなければならない。皆さんがそれを何としても努力して果たさなければならない。また、お父様にもそのように私たちを助けてくださるように、こうやってお願いしろという話です。
それで来年、天一宮(天一聖殿?)に天の父母様聖会が奉献されなければならないが、お母様は、「来年は本当に瑕疵(欠点)のない、瑕疵となる問題点のない立場で天の父母様に侍りたい。
来年の天一聖殿の奉献を前にして、本当に天の父母様の前に瑕疵や問題点のない立場で、天の父母様に侍りたい。皆さんも整理をしたら良いと思う」という内容でした。
また、「この摂理の真実についての講義の内容があったが、その内容の前に皆さんが新たに生まれ変わらなければならない。そういう時間とならなければならない」というみ言葉も下さいました。
多くのみ言葉がありますが、一旦は最近の内容に、私が講義の時間には敢えて強調できなかった内容を追加的に少し共有いたしました。
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