2024年3月24日日曜日

米国民主党のジレンマ ◆2023年3月20日(水)韓国語キングスリポート

 米国民主党のジレンマ

2023320()韓国語キングスリポ

韓国語キングスリポート。The King's Report 03 20 2024



皆さん、こんにちは、こんにちは、2024年3月20日、天基15年天暦2月11日キングスレポートニュースの時間です、


統班撃破。夜中、明るくしなさい


では、お父様の御言を一度見てみましょう。 

天聖經真の父母 第8章 「三大主体思想」と「真の父母」宣布

297ページの左から下を読みます。 

写真を120枚以上持っていって掛けるようにしなければなりません。写真を掛けた家が統班撃破(トンパンギョッパ)になるのです。条件がそれです。そうすることによって、霊界の先祖たちが毎日明け方にやって来て、敬礼をするのです。1時、2時、3時以後に明かりをつけておきなさいというのです。そうして、先祖たちがやって来て敬礼がみな終わるようになれば、再び2時間たって、5時には皆さんが敬礼しなさいというのです。


明け方1時、2時、3時、それ以後ですから、夜中から灯しておかなければならないのですね。はは。電灯を点けてということでしょうか?あるいは蝋燭を灯さないといけないということですか?火事になったら大変です。

これは電灯だということですね。暗くてはいけないと。

写真120枚も自分の家ではなく、近所120軒に。この家が統班撃破なされた家だということです。

 お父様、具体的条件を教えてくれてありがとうございます。

120軒を誰が先にやるのか、見てみましょう。


トランプ予備選事実上勝利


いろいろなことがありますが、まあ、皆さん、トランプ大統領がどうなっていくのか、気になりますね。

もちろん、今、トランプ大統領の共和党の候補は事実上、決定されたわけですが、正式にそうなると、7月の全党大会まで、全党大会で多数決で決定するわけですが、すでにその全党大会に出席する代議員の半分を確保しています。


その代議員の半数以上をトランプが確保しているので、やってもやらなくてもであり、全党大会は、だから、ある種のお祭りになるんです。 お祭り一つ、秋から本格的に大統領選挙に入るので、そこに先んじて、私たちが行くようにして。今、そのアメリカの党大会を皆さん一度見ていただければ、とても面白いことでしょう。


例えばテネシー州は、そのテネシー州はどのようにただ誰を支持しましょうと言うのです。そのテネシー州にあの代議員が一緒に一緒に座っていて、その大会場で、その中の一人がリーダーで、立って「偉大なテネシー州は」自分たちの州を少し宣伝します。

「ドナルド・トランプに投票してください」そのように言わずに、「自分の大統領であるドナルド・トランプに、20票を投じます」と言います。

そうすると、全体会議場で「ワーッ」と盛り上がるのです。そして、それを終わらせるわけではありません。そうして、今度はその会議場の中でデモをします。このデモをするということは、人々が行進をするということです。行進の会議場の中で、これは実際に行うので、とにかく、その雰囲気は、お祭りのようにイベントのようになるのです。


今度は副大統領をしっかり選べ


それも一日ではなく、数日にかけて行うのです。

最後の二日目は大統領を選び、最後の三日目は副大統領を選びます。最後の三日目は大統領が、それはつまりトランプが言わなければならない。

だから副大統領は誰になるのか、その疑問が多いのですが、これはトランプ大統領に完全に100%委任されるわけです。そのトランプ大統領が選んだ人が、全党、その党大会で満場一致で選ばれるでしょう。トランプは既に決めたそうですが発表をしません。


昔、なぜペンスを選んだのか、第一期の時は人をあまり知らなかったので、ビジネスのCEOトランプは、ビジネスマンが、その新しいビジネスに入るなら、そこに経験のある人を選ぶので、そのようにしたのです。

ところが、選んでみたら、その人たちはみんなグローバリストでした、とてつもない大失敗でした。

なので民主党はトランプを吊り上げて遊びました。本当に悲惨でした。

今はワシントンが、ああ、こうやって回ているのだな、ということをかなり学んだようです。

その間、迫害されながら、そのような面でむしろその任期を1回やって、4年後に空白を置いて、大統領に就任するのも悪くないと思います。4年間勉強したのです、どうしたらいいのかを。はい、今回はどうか間違えないでください。


それで昨日、その火曜日にも、そのいくつかの州で予備選挙がありましたが、もちろんトランプ大統領が全部勝ちました。それに加えてトランプが推薦している上院議員候補も勝ったし、この予備選挙で。だからもうあの、完全にもうトランプ大統領の流れになってるのです。


民主党のジレンマ


それで今、あの民主党はあの大きなジレンマに陥ってるのです。

なぜなら、あのバイデンは明らかにダメなのです。この民主党もバイデン以外は全部認めていることです。

だからバイデンを選ぶか、それは今までのアメリカのあの政治的な常識を言うなら 明らかにそれは今副大統領をしているハリスにならなければならない。大統領が何かの理由で出来なければはハリス副大統領である、自動ではありませんが。

だから大統領がもうその選挙に出馬しないのであれば、それならその時までに全部やって、4年間頑張った副大統領が、その立場になるのがアメリカの政治のあの常識です。


例えば1968年にあのジョンソン大統領が再選出馬をあきらめました。その時、あのベトナム戦争があまりにも人気がなく、放棄しました。

その時副大統領だったヒューバート・ハンフリーが代わりに民主党の大統領候補になったのです。負けたけれど、その時はニクソンが勝って、ニクソンが69年から第一期を努めましたが、とにかく、そのようにするのが常識です。


しかし今日の現実を見ると、バイデンもダメだけど、ハリスはもっとダメ、もっと悪いじゃないですか、あの人は。だから民主党から見ると、バイデンが勝てない、ハリスはもっと勝てない。


それなら他の人を立てようと、ハリスは黒人で女性なので、では黒人女性を除いて、他の人に行くとさらに問題になります。

その次に出馬する人が、オバマの奥さんであったとしても。

彼らにとっては、とても深刻なことで、そのオバマ夫人は本人もやらないと言うし。

3月1日ニューヨーク・ポストがオバマ夫人が出馬すると記事を出したところ、オバマ夫人は「私は絶対に出ない」と声明文を出しました。

後になって「そんなに言うなら分かった出ます」と言っても有権者にとっては弱いのです。やりたくない人をどうして選ぶのかというのです。 


民主党、マスコミを上げての詐欺誹謗中傷手段


だから民主党は本当に今、問題があって、それでどうしてるかというと、そのトランプ大統領を中傷侮辱しています。


例えば数日前にトランプ大統領がオハイオで遊説をしながら、自動車産業について言及しました。そして「自分が大統領になったら、その中国製の自動車、そしてメキシコ製の自動車、アメリカに輸入される中国やメキシコから輸入される自動車に100%関税をかける」と言ったのです。「だから自分が負ければ経済的に血の海になる」と、米国の自動車産業について言ったのです。

「米国の自動車産業が問題になれば、アメリカの経済にも大きな問題が起こるだろう。だからその関税をするだろう」そう言ったわけです。


民主党ではどうしたかと言うと「トランプ大統領は、自分が勝たなければ、アメリカで完全にお互いに殺し合う血を見る」だから政治的なその暴力が起こるだろう、そのように歪曲して、今、他のマスコミもその歪曲して今報道しています。完全に歪曲しています。


だからXで昔はツイッターと言いましたが、Xを通して保守主義の人たちは、その時の動画を上げています。

「これを見てください、実際に何を言ったか見てください」と。

しかし、その主流のマスコミはそんなことは関係ないのです。つづけて嘘を打って出ています。

なぜなら、民主党はただ座っていれば負けるので、このような卑怯な方法でも、これをしなければ少しもトランプを貶めることが出来ないからです。

その民衆のレベルが高くなければならないのに、レベルが浅い人たちはまた、コロナ時も見てください。「自分の隣に来ないでください」赤ちゃんを抱いて、後ろを向いて、「聞け!あなたのせいで、自分の赤ちゃんがコロナになるかもしれない」と。とにかくその話はそれとして。


移民問題、これも民主党のため


そして今日、もう一つ私が言いたいことは、移民問題。

移民問題がなぜ問題なのか。なぜ問題かというと、アメリカは土地が広いから、もう入ってきてもいいのではないかと思うかもしれませんが、これもやはり民主党の考えです。

アメリカは10年ごとに人口調査をし、これは憲法に定められていることですから、必ずやっています。

そして人口調査をすると、それを持って下院の335議席を分配します。各州で。

人口調査には不法移民も含まれます。不法滞在者が多ければ下院議席が沢山行きます。


大統領選挙の時、ご存知のように、アメリカは間接選挙で11月に私たちが投票しますが、その投票はその投票を持ってその選挙人団を選びます。そしてその選挙人団が12月に集まって大統領を選ぶのです。まあ形式的ですが。


だから選挙人団での投票数をまた下院の議席数と上院と合わせて。

上院は各州ごとに二つずつあるので、下院の議席を増やせば、選挙人団の投票もその分だけ増えるので、投票権が増えるのです。


だから、カリフォルニアは今どうしてるかというと、その不法滞在者にも、国民保険をあげます。「無料であげます、みんな来てください、カリフォルニアに来てください」と。

だから今サンフランシスコのLA、もう全部そこに行って路上でただテントを張って、トイレも道でして。

だから、とても汚いと思うのですが、そのカリフォルニアもその次に2020年、2030年にその国勢調査をするのですが、そうなると、そのカリフォルニア州の議席も増え、そして選挙人団の票も増えるのです。

今カリフォルニアは100%民主党が支配しています。オレゴン州もそうだし、ワシントン州もそうだし、そうして今後、共和党大統領が二度と選ばれないようにしようとしているのです。その自分たちの思い通りにしようと。民主党が。

グローバリストといえば、共和党もグローバリスト なので民主党が一党独裁を作ろうとしているのです。


それでトランプ大統領は、大統領に就任したら、すぐに大々的に不法滞在者の追放作戦をすると言っているのです。

アメリカは今、合法的に移民する人が何十万人、一日一年にも何十万人、何百万人以上いるのか分かりませんが、少なくとも数十万人はいますけど、合法的に移民する人は、何年待つ人もいます。

そうですね、ビザを取得するのがどれほど大変でしょう。

民主党はもう国境というものはなくそう、まあ、こんな感じですから、アメリカを台無しにするのが目的なのです。


そうですね、台無しにしておいてどうするのか。

アメリカは移民の国です。移民の国ですが、アメリカの移民を受け入れるのなら、その国で福祉をしてはいけない、やってはいけません。

だから問題はそれなのです、もうすでに来て、福祉の恩恵を正式に受け取らなくても、病院に行くではないですか、病院はその人を受けなければなりません。

そうすると、それは誰が最終的に誰が払うのか、結局はその税金で払うのです。

ちゃんと生活している人がお金を全部払わなければならないのです。

だからその国で福祉をする状況では、移民を制限しなければならないのです。


だから、私たちがこれだけ受け入れることができる、これだけの能力があるとすれば、100万人なら100万人、アメリカ1年でも100万人受けることができます。今現在もおそらく100万人近く受け入れているはずです。合法的に。

しかし不法移民があまりにも多く、自分の国が生きづらくて大変だから無条件にアメリカに来れば全てが解決すると思っているのです。そうしてアメリカまで生きづらくするのです。米国の会社でも、給料が少しでいいからと利用しようとしています。


そして今、違法に入ったら誰が来るか分からないではないですか。合法的に入ったら、身元調査、信用調査をするではないですか。しかし、違法に入る人たちは信用調査もできないし、どこに行って何をするのか分からないので、今、、非常に問題が多いのです。


有る人が自分で、私はヒズボラだテロ団体だ、イスラムテロ団体だ、ニューヨークに行く、行って爆弾を作るつもりだ。そう言っても、捕まらない。


だんだん米国はとんでもない国になっているという私たちの認識があるのですが、FBIの統計を見たら、昨日出てきたあの記事ですが、去年はアメリカの犯罪率が少し下がったそうです。銃がまた増えたそうです。銃を所有するのが正しいから、怖いからお互いに撃てないのです。


ニューヨークのような場合は、ニューヨーク市の地下鉄の犯罪問題があまりにも深刻で、ニューヨーク市の警察だけでは担当できないので、州兵を動員しようと。

民兵ではなく、国の軍隊ではなく、州の軍隊。州兵を動員して、ニューヨーク市のニューヨーク地下鉄を守っています。


もうまた話しているうちに時間が過ぎましたね 。今日も一緒にありがとうございます。

二代王様は先週末に大きな行事をされ、勝利されました。

だいたい1500人が来られたそうです。すごいですね。

そしてその次の月はまた大きな、韓国日本訪問が予定されているので、摂理の面でも非常に重要な時期です。これは秘密にしなければならない、いやもう、私たちは皆知っていますから。

とにかくそうです、ですから、皆さん、祈ってください。

それでは、今日はここで終わります。

皆さん、来週まで。ありがとうございました。

2024年3月23日土曜日

新生・ReBirth(6) ◆未来が過去を変える量子の時代◆ 講話:S講師

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人気のS講師の講義です。

グローバリストは量子力学を利用した監視社会を造ろうとしているわけですが、量子力学を利用した天一国を構築しなければならに天の願いもあります。

二代王様もダブルスプリット実験など、時々量子力学の観点の説教もされるのも、天願う万物主管、量子力学主管の天一国建設ということでもあります。

その為の大きな一助になると思います。是非、リンク先、ご覧下さい。

S講師はブログ現在 過去 未来でも発信しておられます。


新生・ReBirth(6)

未来が過去を変える量子の時代

講話:S講師

新生・ReBirth(6)第四段階 量子の時代2.2024.0310. S講師


今回は量子の時代のメインテーマである、

量子力学が証明する世界観についてお話しをさせていただきました。

量子の時代における中心的技術の一つが量子コンピュータです。

量子コンピュータは今までのコンピュータの概念で考えても、決して理解することができません。

そんな量子コンピュータもあと3年から10年もすれば実用化されると言われています。

量子コンピュータが実用化された世界は

今の常識では想像のできない、夢のような世界です。


例えば車は自動運転が基本で、交通事故のない社会が実現します。

もう人が車を運転する必要が無く、

スマホアプリで無人タクシーを呼んで、

行きたいところまで無人タクシーが運んでくれますので、

自家用車も必要が無くなります。

車の流れも全て制御されますので、

交通渋滞もなく、最短時間で目的地までの移動が可能になります。


化学やバイオ、特に創薬の分野においては、量子コンピュータが大活躍します。

まずは新しい薬の開発期間が劇的に短縮されます。

また人間の遺伝情報であるゲノムを解析することによって、

個人の病気の発症リスクを予測する手法が開発され、

薬も個人のゲノム情報に合わせたオーダーメードの薬が当たり前となります。

その結果ゲノム解析によって、個人に最適な治療法や予防法を提供する

「プレシジョン・メディシン」が可能になると期待されています。


金融分野でも劇的な変化が起こります。

電子決済が基本となることによって、

リアルタイムで全世界の通貨の監視が行われるため、

地球上の全ての売買がビッグデータとして蓄積され、

お金の流れが一元管理されます。

そのためマネーロンダリングが不可能になり、

詐欺的金融システムから開放されますが、

その半面誤魔化しがきかない世界となるため、

全ての資産も透明になります。


今年日本では新札が発行されますが、

この新札の発行もその流れの一環とも言われており、

新札との切り替えに乗じて、

隠し資産も全て丸裸にされることも考えられるのです。

まさしく創造本然の正午定着の時代と同じような、

嘘の付けない時代が訪れるのかも知れないのです。

そんな時代を実現する鍵が、

量子コンピュータになるかもしれないのです。


量子の時代を研究すればするほど、

創造本然の世界についても、

その具体的な姿が次第に明らかになるのかもしれません。



2024年 3月10日 S講師

2024年3月21日木曜日

キリスト再臨アドベント17 ◆ 回答: イエスは死ぬはずではなかった 文信俊三代王◆The Advent by Shinjoon Moon_ Principle Series

日本語訳

The Advent by Shinjoon Moon_ Principle Series

キリスト再臨アドベント17

回答: イエスは死ぬはずではなかった

文信俊三代王

翻訳&提供:Michiyo H. 

17. (20240317) 

Response: Jesus was not supposed to die

回答: イエスは死ぬはずではなかった



アドベントへようこそ。

メシアの使命についての、今続いているシリーズを通して、イエスは死ぬために来られたのではなかったという私の主張に対し、多くの疑問が投げかけられました。


ですから、これらの反論に答えることだけにビデオを作成するのは有効だと考えました。

 


私の主張を簡単にまとめますと、「イエスは死ぬために来られたのではなかった」という説明には、聖書的にも神学的にも信じられないほど多くの証拠がずらりと勢ぞろいしていることがわかりました。

 


このことは、圧倒的な数の多さで優位性を示す「旧約聖書の預言」、一握りの「新約聖書の預言」、「ユダヤ神学の側面」、「イエスの自己認識」、キリストが十字架刑の計画を非難し、その結果として「エルサレムのために泣かれたこと」による「イエスの言動」によって示されました。

 

さらに、キリストの運命は十字架刑ではなかったという説明は、ゲッセマネの園における天の父に対する主の誠実さを擁護するだけでなく、十字架刑に対する弟子たちの悲しみ打ちひしがれ、憤慨した反応も説明します。


 


これまで私は、「イエスは死ぬために来られたのではなかった」という膨大な証拠を提示してきました。

したがって、聖書のページにはない、先入観にとらわれた神学的概念を繰り返すのではなく、その主張を反証する理由を示さなければなりません。

とは言うものの、以前のビデオで提起されたさまざまな反論を見てみましょう。

 

まず第一に、多くのコメンターが尋ねました。


「キリストが自分の使命はユダヤ教の指導者たちによって十字架につけられることであると明確に述べているように思える数多くの例はどうなのですか?」

たとえば、ヨハネの福音書12章27節にはこうあります。


(ヨハネ12:27) 今わたしは心が騒いでいる。わたしはなんと言おうか。父よ、この時からわたしをお救いください。しかし、わたしはこのために、この時に至ったのです

キリストの言葉は、「死ぬはずではなかった」という考え方とは正反対ではないですか?

 

それに応えて、私はキリスト教界全体とともに、イザヤ書53:10が語るように、「彼を砕くことは主のみ旨であった」と断言します。十字架の道は、第二次的なものであるにせよ、神のみ旨はキリストの十字架の死を通して成し遂げられました。


 


しかしながら、前述した理由からも明らかなように、イエスの本来の使命は、「地上に天の王国」をもたらすことでした。とはいえ、もしイスラエルが自分たちの王を認めないなら、マラキ書4:6に記されている呪いを選択することになり、メシアはイザヤ書53章に預言されている苦難の道、即ち十字架刑を歩むことになります。

 

(マラキ書4:6) わたしが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためである。

(イザヤ書53:5) しかし、彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。

 

言い換えれば、十字架刑は「神の定めた計画と予知」に従ったものでした。

(使徒行伝2:23) 神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人人の手で十字架につけて殺した。

 

もし、ユダヤの民がイエスと一つになれなければ、不幸なことにイエスを拒絶する結果となり、十字架という過酷な二次的な路程が、神の子に残された唯一の選択肢となりました。

 

例えを挙げたほうが分かりやすいと思います。

ある将軍が戦争計画を書き留めていたとしましょう。当然、戦略を練る際には、最初の優先計画が頓挫する可能性が常にあるため、単一の行動計画だけでなく、少なくとももう1つの副次的な計画を立てるはずです。

そこで、当初の計画がひどい裏切りによって失敗し、その結果、将軍が第二次計画に従うことになったとします。あまり好ましくない第二次計画は戦争を長引かせるでしょうが、その計画は最終的に勝利へと導くことになるでしょう。もし、後に歴史家が将軍の計画書を発見したなら、将軍の計画は実際に実行されたと正しく結論づけるでしょう。

 


同様に、キリストに対する神の第一の計画は、イスラエルの民が彼ら自身の自由意志に基づいてキリストを歓迎することでした。

しかし、神はキリストのための第二の計画、つまり、もし人々がメシアを拒むなら、十字架の道という計画も持っていました。

 

どちらの計画も聖書に書かれており、神のみ旨を反映しています。

ですから、キリストの十字架刑は、神の摂理の中では、確かにあまり好まれない道ではありましたが、「それはキリストに対する神の計画を反映していました」。

 

さらに、イエスが十字架につけられる運命について語ったのは、すべて、宣教(公生涯)の2年目の終わりから3年目にかけてのことです。

 

前にも述べたように、ヨハネの福音書に記されている4つの過越の祭りは、キリストの宣教(公生涯)における新しい年がいつ始まったかを教えています。

ヨハネ2:13; 5:1; 6:4; 13:1


 


キリストの宣教(公生涯)の三年目が始まるのは、下に列挙したこれらの箇所です。

マタイ14:13、マルコ6:31-32、ルカ9:10、ヨハネ6:1

 

福音書にイエスの十字架刑の運命についてのすべての言及が記録されている時間枠を認識するとき、

マタイ 12:40、16:21、17:22-23、19:23-24、20:18-19、20:28、

マルコ 8:31、9:31、10:23-25、10:33-34、10:45、

ルカ 9:22、9:44、17:20、17:25、18:32-33、24:25-26、

ヨハネ 2:18-22、12:27、18:36

 

イエスの十字架刑の運命に対する言及はすべて、二年目の終わりと三年目の初めに起こったことがわかります。

 


従って、マタイ16:21が述べているように、「この時から」です。

(マタイ16:21) この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。

 

2年目の終わりから3年目の初めにかけて、摂理は十字架の可能性が高くなっていきました。

 

  


それでは、二番目の異議へ行きましょう。

この人は、「世の初めに殺された子羊はどうなのか」と尋ねています。彼が言っている聖句は、ヨハネの黙示録13章8節のことだと思いますが、欽定訳ではこうなっています。

 

(ヨハネの黙示録13:8) 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、[この獣]を拝むであろう。

 

(注: 英文では、And all who dwell upon the earth shall worship [the Beast], whose names are not written in the Book of life of the Lamb slain from the foundation of the world.)

 

the Lamb slain from the foundation of the world

ほふられた小羊(のいのちの書に)、その名を世の初めから

 

こうして伝統的に、子羊は、時間が始まる前に十字架につけられたと教えられてきました。

しかし、ほとんどの現代語訳では、この特定の聖句に関してさまざまな問題が指摘されています。

 

まず第一に、大きな疑問があります。「世の初め」とは何を指しているのでしょうか?「いのちの書に、しるされていないその名」なのか?それとも、「ほふられた小羊」なのか?

 

多くの議論の末に、現代語訳の多くは、「世の初め」という語句を、「ほふられた小羊」ではなく、「いのちの書に、その名をしるされていない」に付けています。

 

ESV(英語標準版聖書)、RSV(改訂標準訳聖書)、Berean Standard Bible(べリン標準聖書)、NIV(脚注参照、新国際版聖書)、Berean Literal Bible(べリン・リテラル聖書)、New American Standard Bible(新アメリカ標準訳)、NASB 1995(新アメリカ標準訳1995年版)、NASB 1977(新アメリカ標準訳1977年版)、Legacy Standard Bible(レガシー標準聖書)、Amplified Bible(詳訳聖書)、Christian Standard Bible(クリスチャン・スタンダード・バイブル)、American Standard Version(アメリカ標準訳)、NRSV(新改訂標準訳) 等々

 

従って、この聖句の正しい表現は次のようになります。

地に住む者はみな、[獣を]拝むであろう。ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めから名が記されていない者はみな。

 

そのわずか4章後の黙示録17:8では、「いのちの書にしるされていない名」に「世の初め」という言葉がつけられていることでも、正しい翻訳がさらに確認できます。

 


(ヨハネの黙示録17:8) 地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。

 

従って、この聖句の正しい翻訳で解釈する時、黙示録13章8節と、キリストが死ぬはずではなかったという考えは矛盾しません。

 


それでは、別のコメントを見てみましょう。

この人はこう書いています。

「もしイエスが死ぬはずではなかったのなら、なぜ洗礼者ヨハネは、イエスは旧約聖書で預言されていた犠牲の子羊であり、『見よ、世の罪を取り除く神の子羊』(ヨハネ福音書1:29)と言ったのでしょうか?」

ご質問に対するコメント、ありがとうございました。

 

「子羊は聖書を通して犠牲を表すだけではありません。」

旧約聖書でも新約聖書でも、子羊は「純潔」、「罪のないもの」、「絶対的な信頼」を表しています。

特に新約聖書では、キリストは羊を信者に例えています。私たちは羊飼いの呼びかけに耳を傾け、汚れのない者となることを意味しています。

 

しかし、キリストは「完全な罪のない人」として「完全な汚れのない子羊」を意味し、彼だけが世の罪を取り除くことができるのです。

 


さらに、「動物の犠牲の背後にある原理」がここでは非常に重要です。

旧約聖書では、「神は動物の犠牲を喜ばれない」、「もし心が信仰と神の命令への従順によって犠牲をささげなかったなら」とあります。

この考え方の例が、サムエル記上15章にあります。神がサウルに、アマレク人の家畜も殺すように命じた時です。

 

「しかし、サウルは背き」、家畜を惜しんで、滅ぼし尽くしませんでした。その結果、神はサウルから王権の祝福を取り消しました。

サウルが、「主に捧げるために家畜をとっておいた」と抗議する時、主の代弁者である預言者サムエルは次のように言います。

 

(サムエル記上15:22) 主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか。見よ、従うことは犠牲にまさり、

 

このように、「犠牲の根本原理を見ることができます」。捧げ物をするとき、心は「信仰から行動し」、「神の命令に従って」いなければなりません。

こうして、「過越の祭りの目的を見ることができます」。第10の災いでイスラエル人の息子を救ったのは、小羊の血そのものではありませんでした。

イスラエルの息子たちを救ったのは、むしろ「信仰」であり、その延長線上にある「宝物の子羊を犠牲に捧げるという神の命令への従順」でした。

 

同じように、1世紀のイスラエルとその息子たちを救ったのは「汚れのない子羊」、「イエス・キリストへの信仰であったはずです」が、1世紀のイスラエルがイエスを犠牲として捧げたのは、果たして彼らの信仰ゆえだと言えるでしょうか?


 


いいえ、そうではありません!

信仰と神への従順に動機づけられた供え物ではなく、「それは不信仰の行為としか言いようがありません」。

 

イエスが弟子に尋ねられた時、

(ヨハネ6:28-29) 「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。

イエスは次のように答えられました。

(ヨハネ6:28-29) 「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。

 

「もし、人々が神の御心に従い、イエス・キリストを信じたなら、イエスは殺されなかったでしょう」。

神が常にイスラエルを抱きしめたいと願っていたにもかかわらず、イスラエルは神の使者たちを殺し、キリストを拒んだことを嘆かれながら、イエスがイスラエルのために泣かれた時、これはおそらく最も痛烈に例示しています。

 

(マタイ23:37-38) ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。

 

聖書を通して、「神は常に、民が御言葉に従い、神の代身者をより望ましい道に迎え入れることを願っていらっしゃいます」。

これが王国の第一の道でした。神はイスラエルがイエス・キリストを信じることを願いました。これだけで、長いビデオ一本分の価値があります。旧約聖書には何度も繰り返し、そのような記述があります。

 

(ホセア書6:6) わたしはいつくしみを喜び、犠牲を喜ばない。燔祭よりもむしろ神を知ることを喜ぶ。

 

(ミカ書6:6-8) 「わたしは何をもって主のみ前に行き、高き神を拝すべきか。燔祭および当歳の子牛をもってそのみ前に行くべきか。主は数千の雄羊、万流の油を喜ばれるだろうか。わがとがのためにわが長子をささぐべきか。わが魂の罪のためにわが身の子をささぐべきか」。人よ、彼がさきによい事のなんであるかをあなたに告げられた。主のあなたに求められることは、ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。

 

(箴言16:6) いつくしみとまことによって、とがはあがなわれる、主を恐れることによって、人は悪を免れる。

 

(レビ記16:10) しかし、罪を負って荒野に放たれるやぎのくじに当たったやぎは、主の前に生かしておき、これをもって、あがないをなし、これを罪を負って荒野に放たれるやぎとして、荒野に送らなければならない。

 

血の犠牲のシステムは、イエスの宣教(公生涯)においてさえ、神への信仰と従順よりも好ましくないと宣言されています。

(マタイ9:1-6、ルカ7:44-50

 


イエスが罪を赦されたのは、イエスに対する絶対的な信仰と絶対的な愛と絶対的な服従に出会ったときでした。イエスは、罪人の罪がもうすぐ赦されるとか、赦されることになるとか言われませんでした。むしろその瞬間、イエスは「あなたの罪は赦された」と言われたのです。

 

(ルカ7:50) 「あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」。

 

「罪人を救ったのは、キリストを信じる信仰」であって、十字架につけられる前であり、数年後に起こるであろう将来のキリストの犠牲ではないことに注目してください。

 

この反論に対する結論として、私たちはイエスが私たちの犠牲であったことを明らかにします。

しかし、イスラエルがキリストへの信仰を持ち、従順であった可能性と比較した場合、十字架の道は好ましくない道であり、悲劇的な道でした。

 

このように、これらの異論を深く議論することで、メシアの使命は十字架刑ではなかったと結論づける強い根拠が得られたと思います。

主張を無造作に却下するのではなく、実際の議論に快く応じてくださった方々に感謝します。

 

前にも申し上げたように、私は、このような批判的な議論を前進させるのは、都市精神と知的尊敬に基づくものだと信じています。

 

もし、メシアの使命について、さらに疑問があるようでしたら、以下のコメント欄にご意見をお寄せください。

ご視聴ありがとうございました。祝福された一日になりますように。

 

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