エバ堕落と女たちの血統復帰
2025年6月11日テネシー清平韓国語水曜礼拝
血統復帰の摂理<1>
權寧畢(クォン・ヨンピル)牧師
監修fanclub三原
韓国語水曜礼拝 한국 수요예배 權寧畢クォン・ヨンピル牧師 06 11 2025
今日も私が前に立ちました。私自身ではなく、李相会長から連絡を受けました。
今後、毎週水曜礼拝を私に導くようにという指示でした。
私は訓師の方もいらっしゃるのに、私一人ではどうすればよいでしょうかと尋ねたところ、李相会長は「訓師は現在、70日間の精誠をされているため、その礼拝まで全てを行うことはできない状況だ。だから、これを私に今後も続けて行うように」と仰いました。
負担ではありますが 従順な気持ちでこの場に立っています。
では、礼拝を始めましょう。
血統復帰の摂理
今日は、血統復帰の摂理についてお話ししたいと思います。
神様は、喜びを感じられるために、人間の始祖であるアダムとエバを創造されました。
神様の創造の目的は、第一にアダムの体を用いて、第二に実体としての花嫁エバを迎え、結婚を通じて愛によって一体となり、その家庭を築き、家庭で子孫を繁栄させて 神様の家庭を完成することを望まれました。
そしてその家庭が拡大され、神様の理想の世界が建設されることを望まれました。
しかし残念ながら、人間の始祖が堕落しました。
もしアダムとエバの堕落がなかったなら、アダムの家庭は神様の家庭となり、その家庭を中心に神様の理想の世界は完成していたでしょう。
しかし堕落のため、神様が望まれた家庭と国家はこの地上に現れませんでした。
そのため、アダムが成し遂げられなかった事使命を再び果たすために、後のアダムとして来られたイエス様もこの地上に来て、ご自身の摂理を全身全霊をもって進められました。
しかし、天が用意した実体的な花嫁を迎えられず、聖婚を成し遂げられなかったため、神様の家庭が出発することができませんでした。
そのため、イエス様は霊的な救いの道のみを成し遂げて帰られ、再臨を約束されました。
神様は、第1次アダムと第2次アダムであるイエス様を通じて成し遂げられなかった 神様の家庭と神様の理想世界を地上と天上に完成させるために、第3アダムである再臨主メシアを遣わされるのです。
したがって、私たちが神様がメシアを遣わすための血統復帰の摂理を理解するためには、エバの堕落が何であったかをよく調べなければなりません。
エバの堕落と女性の復帰摂理
エバの堕落の結果は何だとお考えですか?
第一に、エバが堕落した当時、神様と将来自分の夫となる アダム、つまり父と子という二世代を欺いたのです。
そのため、神様とその子であるアダムを欺き、天使長ルーシェルと愛の関係を結んだのです。
そして第二に、カインとアベルという堕落した二人の息子を産みました。
そのカインは、天使長を象徴するカインが、アダムを象徴するアベルを殺しました。
そのため、悪を象徴するカインが、善を象徴するアベルを打ったのです。
以降、善悪の歴史は常にカインと アベルの二つの中心人物の長子権争いによって絡み合って現れるようになりました。
そのため、堕落以降、神様の御旨に従い、アベルがカインから長子権を取り戻す歴史がその後も続いていきます。
エバが堕落したため、そのエバの過ちを蕩減復帰するために選ばれた女性が、聖書にリベカ、タマル、マリアなどの女性でした。
リベカの物語を見ると、リベカはヤコブを助けるために探して 父イサクと長子エサウを欺き、ヤコブが長子権を取り戻すために母子協助をしました。
またタマルも、義父ユダと未来の夫となる三男シラを欺き、義父ユダと愛の関係を結び、妊娠しました。
リベカとヤコブ
まずリベカの話を一度見てみましょう。
イサクとリベカの間には双子の二人の息子がいました。イサクは年老いて、長子に祝福を与えることを決心し、最初の 息子エサウに祝福を受けたいなら、狩りをして美味しい肉を私に捧げよと告げました。これは創世記27章の記述です。
リベカには双子の息子たち、エサウとヤコブがいました。
当時、イスラエルの伝統では、長子に父の祝福が継承される習慣がありました。そのため、イサクも長子に祝福を与えるつもりで、長男エサウに祝福を受けたいなら 「もし望むなら、狩りをして美味しい肉を私に持って来い」と告げます。
これを横で聞いたリベカは、次男ヤコブに祝福を継がせるために、父イサクを欺くことを決意します。
そこでエサウに「ヤコブよ、お前の兄エサウのように変装し、父イサクのところへ行き、私が肉を用意したので、その肉を捧げて祝福を受けよ」と告げます。
これは人間的に見れば、兄を欺き、父を欺き、父と兄を欺いて祝福を奪う悪事ですが、神様の御旨が聖霊によって働き、次男ヤコブに祝福を与えると神様は決めておられました。
神様の御旨で「私の長子に豊かな穀物とぶどう酒を与え、万民があなたに仕え、諸国があなたに服従するように。あなたの兄弟たちがあなたを主とし、私の母の息子たちがあなたに服従し、あなたを呪う者は呪われ、あなたを祝福する者は祝福を受けるように願う」と、このように祈りによって祝福を与えてくださいました。
はい、今ここで書かれていることは、エバが堕落したことで何が起こったかを説明しているのです。
最初に、エバが堕落した当時、父と子を欺きました。
その後、第二。カインとアベルが堕落した二人の息子を産みました。つまり、エバが堕落した息子を産んだのです。カインとアベルを産んだのです。
しかし、その カインがアベルを殺しました。
これは、皆さんが原理を学んで理解するように、天使長を象徴するカインが、アダムを象徴するアベルを殺した結果になります。
そのため、この摂理の歴史は常にカインとアベルの戦いとして絡み合っています。つまり、誰が父の祝福を受けるか、奪うかの、この戦いであり、これが長子権の戦いとして絡み合ってきたのです。
これが血統復帰を求める摂理の最も重要な鍵となるのです。これが。
次に聖書に描かれる内容は、すべてこれを復帰する役事が開始されるのです。
先ほど述べたように、リベカが次男ヤコブに父イサクの祝福を受けさせ、ヤコブが祝福を受けるために、父と長男エサウを欺くのです。そうして祝福を受けました。
このように長子権を取り戻すために、このようなことが起こったのです。
これが世俗的に見ると理解不能で、なぜ聖書では このように欺く者を通じて神様の摂理が成就するのかと疑問に思うかもしれませんが、原理を通じてこれが明らかにされたのです。
祝福を受けたヤコブは、後にエサウが父親に祝福を受けようと狩りをして肉を持って父親を訪ねてきましたが、父親は既に祝福を弟のヤコブに譲り渡していました。そのため、同じ祝福を二人の息子に同じように与えることができなかったため、父親は次子の祝福を エサウに与えるのです。
そのため、エサウはここで怒り、弟を殺そうとします。
そのため、リベカはヤコブを自分の故郷であり、自分の兄である叔父ラバンの家へ避難させます。ハランにあるラバンの家へ避難させます。
そのため、エサウはヤコブが逃げたため、ヤコブに会えば必ずヤコブを殺すという決意をします。
ヤコブは母親の故郷ハランの土地に逃れ、叔父ラバンの家で僕として働き、そこで21年間を過ごします。その後、ヤコブはラバンから多くの財産を奪い、エサウの元に戻り、エサウを敬い、エサウに「神様に会ったかのようです」と語り、兄としてエサウに自分の全てを渡し、エサウを愛することで、エサウの心が和らぎ、ついに兄弟間の和解が成立します。
こうして, エサウ、カインを象徴するエソウがアベル、ヤコブを象徴するアベルと和解するのです。兄弟 間の和合が実現しました。したがって、天側のアベルであるヤコブが長子の権利を奪い取る摂理に勝利しました。
世俗的に見れば、祝福を盗んだ罪ですが、アベルを長子として立てる神様の御旨がここに隠されていたからです。
タマル、ペレヅとゼラ
しかし、エサウとヤコブを通じてカインとアベルの復帰が実現したものの、堕落の種は女性の胎内に残っています。
エバが天使長と淫行を犯し、妊娠して、それが生まれたため、生まれた後のカインとアベルは復帰しましたが、胎内に残っていた堕落の痕跡はそのまま残っているのです。
そのため、これを復帰する歴史は、第二の女性タマルによって成し遂げられます。
創世記38章にはタマルの物語が記されています。
この内容は、実はキリスト教では非常に不快に感じる話です。一度見てみましょう。
ユダはカナン人の女性と結婚し、3人の息子をもうけました。エル、オナン、シラという兄弟でした。
ユダはイサクの息子です。最初の息子ユダは、最初の息子をタマルと結婚させましたが、聖書には詳しく書かれていませんが、いずれにせよ神様の前に罪を犯し、エルは死にました。
そのため、ユダの伝統に従い、最初の息子がその地位を継ぐことができず 死んだ時、次男が長男の地位を継いで、長男、つまり姉と結婚し、子供をもうけます。
その子供は次男の子供ではなく、長男の子供となるのです。
ユダは次男オナンを通じて再び血統を継ごうとしましたが、次男は「私がタマルと姉と結婚して子供をもうけても、その子供は私の子供にならないだろう」と考え、その関係で男の精子をタマルに注がず、地面に捨ててしまいます。
そのため、ここで神様は怒られます。「あなたはユダの血統を継がなければならないのに、血統を維持しようとしないから」と、神様は怒ってこの次男オナンも殺してしまったのです。
次に三男が代を継がなければならないのですが、ユダは考えます。長男もタマルと結婚して死んだし、次男もタマルとその夫婦関係を持とうとして死んだのです。
そのため、ユダは心配になります。三番目の息子も間違えば死んでしまうのではないか、自分の息子を全員失ってしまうのではないか、と。
そこでタマルに言います。「三番目の息子が成長するまで、あなたは実家に戻りなさい。父親の家に帰って待っていなさい」と。タマルはそうして実家に戻ります。
しかし、タマルが待っても、ユダはタマルに三番目の息子シラを渡しませんでした。そのため、タマルはユダの血筋を継ぎたいのに、継がせることができません。
しかし、タマルは待っているうちに、自分の義父がティムナという場所に来るという噂を聞き、ユダの種を継ぐために、ユダを欺こうと、タマルは娼婦に扮します。
そして、ユダが通りかかる道でユダを誘惑します。
義父のユダは、その女性が自分の 嫁だと気づかずにタマルと関係を持ちました。そして約束しました。「私は子羊をあなたに与える。あなたが私に性を捧げる代わりに、私は子羊をあなたに与える」と話し、関係を持ちます。
この時、タマルは子羊をいつ渡すのか、その約束の証を私にくれと求めます。ユダは「何を与えるか」と尋ねたところ、ユダが持っていた「印章と紐と杖を私にくれ、後であなたが羊を私に送ってくれたら、それを返す」という約束をします。
その後、ユダは自分の家に戻り、関係の見返りとして子羊を贈ろうとしたのですが、その娼婦を見つけることができませんでした。探しても見つからず、その村の人々は、この村に娼婦がいないと言うのです。
しかし、三ヶ月後、ユダは息子の嫁のタマルが不義を犯して妊娠したという知らせを聞きます。ここにユダは 怒り狂います。「嫁が浮気をし、子供を持ったとは」と。
そこでタマルを捕まえ、火で焼いて殺せと命じます。
その時、タマルはユダに言います。「この物の主人のために、私は妊娠しました」と、その印章と紐と杖を見せます。
ユダは驚きました。その時、ユダは気づきます。嫁のタマルが自分の血筋を継ぐために 娼婦に扮して自分と関係を持ったことを悟ったのです。
当時、女性がそのような堕落を犯せば、浮気をすれば、殺されるユダヤの伝統でした。
しかしタマルは死を覚悟して義父ユダを誘惑しました。
もしタマルが男を欲しくて浮気したのなら、なぜ危険な義父を誘惑するでしょうか。他の若い男を選んだでしょう。
しかし、彼女は死を覚悟して義父を誘惑しました。タマルには、神様の祝福を受けた子孫の系譜を継ぐという、継ごうとする強い願望があったからです。
だからユダは、タマルが切実な気持ちでその行為を行ったことを悟り、ユダは彼女に罰を与えず、むしろ「お前が正しい。お前の方が私より正しい」と認めました。
そのユダは、つまり先ほど私が間違って言ったように、ユダの父は ヤコブでした。ヤコブはイサクではなく。
ヤコブはイサクの息子で、ユダはヤコブの息子です。
そのため、ユダはヤコブが第二子として生まれたにもかかわらず、神様の祝福を受けるために死を冒して祝福を受けたヤコブの道を思い起こすのです。
当時、ヤコブは父親を欺き、兄のエサウを欺いたじゃないですか。
その時、父親にバレたら祝福ではなく呪いを受けることを 知りながら、エソウに変装し、イサクから祝福を受けたのです。
同じように、自分の嫁も間違えれば死ぬ可能性があるような苦痛を耐え、ユダの血統を継ぐために、そのような行為をしたことを認めるのです。
そのため、このような神様の血統を探し求めるため、継ぐため、死を覚悟しても血統を探し求めるその心、血統を復帰しようとするその心を通じて、そうして、ユダの系譜が続きを見ると、ユダの息子は誰か。ユダの息子は何人いますか。知っている人はいますか。エル、オナン、シラ3人を産みました。しかし実際は5人です。ペレヅとゼラの5人です。
しかし聖書にはエル、オナン、シラは出てきません。ペレヅとゼラがユダの息子として登場します。
そのため、神様の祝福を受けるために死を覚悟した者を通じてイエス様の系譜が継承されるのです。
ここでタマルがユダの血統を受け継いで妊娠したのですが、妊娠するとお腹の中に双子がいました。出産時に見ると、一つの手が先に現れたので、その手に赤い糸を結びました。しかし、その手は再びお腹に戻り、別の赤ちゃんが先に生まれたのです。その赤い糸を巻いた赤ちゃんが先に生まれようとしたのではなく、別の赤ちゃんが先に生まれたのです。そのため、最初の赤い糸を巻いた赤ちゃんが押し出され、後から出てくるのです。
そのため、その名前をペレヅと呼びました。その後、赤い糸を巻いた赤ちゃんが生まれ、その名前をゼラと呼びました。
聖書には、
創世記38:27 さて彼女の出産の時がきたが、胎内には、ふたごがあった。
28 出産の時に、ひとりの子が手を出したので、産婆は、「これがさきに出た」と言い、緋の糸を取って、その手に結んだ。
29 そして、その子が手をひっこめると、その弟が出たので、「どうしてあなたは自分で破って出るのか」と言った。これによって名はペレヅと呼ばれた。
30 その後、手に緋の糸のある兄が出たので、名はゼラと呼ばれた。
このように記されています。
そのため、ペレヅとゼラがその後に続くことになります。
したがって、イエス様・キリストの系図では、赤い糸を巻いたゼラではなく、押し出されて生まれたペレヅがイエス様の系図に記録されるのです。ペレヅの意味は「破って生まれた」という意味です。
このように、胎内で、胎内でペレヅがゼラを押し退けて、ペレヅが先に現れたのですつまり、アベルの立場であるペレヅが、カインの立場であるゼラを押し退けて、先に兄として現れたということです。
これにより、胎内でのカイン・アベルの復帰が実現しました。胎内復帰と呼ばれるものです。
そのため、アベルがカインから、長子の権利を胎内から奪い取ったのです。
これにより、神様は彼の女性の 胎内まで清められたため、この地上においてカインがカインの立場であるエサウがアベルの立場であるヤコブに屈服し、女性の胎内においてカインの立場であるゼラがアベルの立場であるペレヅに屈服する役事が成立したため、神様はご自身の血統を送る条件が女性の胎内から清められたのです。
そのため、この地上において実現するのです。
そのため、イエス様がこの地上に送られても 無条件にサタンが調子権を持つイエス様をサタンが打つことができないというそのような理由になるのです。条件になるのです。
そしてそのため、このカインとアベルを中心に、父上での長子権と胎内での長子権がすべて復帰されたのです。
マリアの責任分担
第三に、歴史的伝統を受け継いだ女性はマリアです。
マリアはエバの過ちを悔い改め復帰する立場にありました。
そしてマリアはエバの過ちだけでなく、カインがアベルに屈服する役事が、マリアの協助によって現実的に起こらなければなりませんでした。
そのマリアは、その道を歩むために、聖書にマリアの役事が現れることになります。
マリアは妊娠する前に、ヨセフと婚約した状態にありました。しかし、マリアはヨセフの父とヨセフを欺き、天の啓示と天使が伝えた天の啓示に従って、ザカリアの家庭で イエス様を妊娠することになります。
イエス様はリベカがタマルの勝利を引き継いだ状態で妊娠したため、つまりリベカとタマルが勝利したその条件下で妊娠したため、サタンの讒訴を受けることはありません。
そのため、イエス様とは何でしょうか?この世に生まれ、胎内にいる時から、マリアの胎内にいる時から、イエス様は神様の御子です。サタンの痕跡はありません。イエス様には。
そのため、イエス様はたとえ堕落した血統を持つマリアの胎内を通って生まれたとしても、神様の御子として生まれたのです。
キリスト教の教えはこのような言葉を理解していません。これを理解すれば、おそらくひっくり返るでしょう。
マリアのイエス様の受胎に関する記録はマタイの福音書1章に 記載されています。少し読んでみましょう。
マタイ1:18 イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。
19 夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。
20 彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。
21 彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。
22 すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、
23 「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。
24 ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。
25 しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。
このように書かれています。
つまり、天使が現れて 天使はマリアにも現れ、ヨセフにも現れました。最初にマリアに現れ、それでマリアがザカリアの家に入って妊娠したのです。
その事実を知ったヨセフは、静かに離縁しようとしたところ、主の使者が現れて「そうしてはならない。受け入れなさい」と言いました。
「これは、これは神様の御子、聖霊によって宿ったものである。神様の御子である。だからその名はインマヌエルである」。このように言っています。
インマヌエルとは「神様が私たちと共にいる」という意味です。
インマニアとは、旧約ではメシヤの名前として使われています。
つまり、ここでマリアが婚約者ヨセフと両親を欺いてザカリアの家に行ったのは、天使が伝えた言葉を聞いてザカリアの家に行ったのはイエス様を宿すためです。
これは、エバが神様と婚約者アダムを欺いたことを蕩減復帰する行為です。
したがって、マリアにとってもその道は、世の非難を受け、死に至る危険と悲惨な道でしたが、天の御旨に従い、死を覚悟して従ったのです。実際、マリアも自分が何をしているのか分からなかったでしょう。命じられたから従ったのです。
しかし、それは聖霊に導かれた血統復帰の道でした。
したがって、サタン 世界において神様の血統を探し求める道は、世が理解し歓迎するような道ではありません。
逆にひっくり返す道です。サタンの世界から見れば、完全にサタンの世界では到底認められないような逆行の道です。
激しい反対と陰謀、甚だしくは死の十字架を支えなければ、その道を通り抜けることはできません。
マリアの失敗、ザカリヤの失敗、ヨセフの失敗
しかしここでマリアも失敗します。
実際、マリアはイエス様をザカリアの家で、家の中で産むべきでした。ザカリアの家から出てはいけなかったのです。
出てしまったため、道端をさまよい、子供を産む場所がなく、馬小屋に入りました。その馬小屋の臭いがする中で、イエス様を産んだのです。
サガリア家庭で生まれ、サガリアの家の歓迎と保護の中でイエス様は生まれ、その中でイエス様は成長すべきでした。サガリアの保護を受けながら。
しかしマリアはサガリアの家から出て、イエス様を産み、その後ヨセフと交わり、子供を産みました。
そのため、マリアはサガリアの家庭と共にその家で主を奉仕する使命を果たすべきでしたが、天使が伝えた言葉を完全に忘れてしまいました。
そのため、サガリアの家庭も失敗し、マリアとヨセフの家庭も失敗しました。
イエス様を正しく使えなかったのです。
イエス様に侍るべき家庭の基台が破壊されてしまったのです。
そのため、サガリアの息子イエス様を見れば、異母兄弟の洗礼者ヨハネとイエス様の関係はカインとアベルの関係です。
そのため、洗礼者ヨハネはイエス様の前で従順に屈服しなければなりませんでした。イエス様を兄として仕えるべきでした。
しかし、家庭的基台が破壊されたため、洗礼者ヨハネとイエス様は離れてしまったのです。
そのため、マリアは天使が伝えた言葉を完全に忘れ、ヨセフも完全に忘れ、 ザカリアも完全に忘れてしまいました。
そのため、イエス様を私生児扱いし、捨てられた子供扱いしたのです。
そのため、マリアはイエス様の花嫁を探さなければならなかったのですが、イエス様を気にせずただ放置したため、イエス様は30歳を過ぎても、当時の基準でははるかに若い年齢で結婚しました。
しかし、イエス様は30歳を過ぎても独身で過ごしました。
イエス様はマリアに3度も結婚しなければならないと おっしゃったそうですが、その言葉を無視しました。
そのため、聖書にはイエス様が自分の生みの母マリアを非難する場面が何度も登場します。
イエス様はマリアに「女よ、あなたと私とは何の関係があるのか」と仰いました。自分の母親に対して「女よ、あなたと私とは何の関係があるのか」と仰ったのです。
背徳者です。その言葉だけ聞けばそうですが、天の摂理から見れば、自分の生みの母であっても非難することはできるのです。
その後、イエス様とマリア、そしてマリアがヨセフと産んだ兄弟たちが、イエス様が荒野にいた時、訪ねてきました。
その時、イエス様は言います。「誰が私の母で、誰が私の兄弟か。神様に従う者が父に従う者が、私の母であり私の兄弟だ」
この言葉は、あなたがたは責任を果たせなかったと叱責しているのです。
他にも、イエス様が16歳の時、ユダヤの聖殿にいた時、イエス様を3日間も忘れてしまい、後で探した時 イエス様は「なぜ、私が父の家にいることを知らなかったのか」とこのように叱責しました。
つまり、サガリア家とヨセフ家が責任を果たさなかったため、イエス様は一人で荒野に出る羽目になったのです。
もしサガリア家とヨセフ家がイエス様を養育していたなら、洗礼者ヨハネの妹はイエス様の花嫁となり、第二のアダムとして来られたイエス様は、神様が計画された家庭を築くことができ、イエス様の真の血統は当時の地上に根付いていたでしょう。
これはマリアの責任でした。
しかしマリアはその責任を果たせませんでした。
イスラエルの大祭司サガリアとカイン格を持つ異母兄弟の洗礼者ヨハネがイエス様に侍り証ししたはずです。
もしそうなら、大祭司サガリアと大使徒洗礼者ヨハネがイエス様を証ししたのに、イスラエルの民がイエス様を拒絶するはずがありません。
しかし、このようなことがサガリア家庭とヨセフ・マリア家庭の、その責任を果たすことを望まれた神様の計画でしたが、彼らの責任の失敗により、イエス様は家庭を築くことができず、一人で荒野に現れることになりました。
イエス様を保護し、侍り、証しすべきすべての基台が破壊されました。
マリアとヨセフ家庭も、サガリア家庭も、洗礼者ヨハネも、弟子たちも、皆イエス様を裏切りました。
そのため、イエス様はそんな困難の中、全身万苦を乗り越え、霊的な救いの道を拓き、再臨を約束し、昇天されました。
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