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人気のS講師の講義です。
世の中、何やら量子力学を利用したスピリチュアル、オカルトな量子宗教が流行っていますが、原理講義的に扱っていただいています。
二代王様もダブルスプリット実験など、時々量子力学の観点の説教もされますのでご参考ください。
カルト量子宗教については講義をしましたので、後日掲載させていただきます。
S講師はブログ現在 過去 未来でも発信しています。
新生・ReBirth(5)
第四段階 量子の時代
講話:S講師
新生・ReBirth(5)第四段階 量子の時代.2024.0211. S講師
人類の科学は、物質の根源を求める過程に従って、
段階的に発展を遂げてきました。
第一段階の物質の時代とは、
物質は4~5つの元素からなると考えられた時代です。
例えば東洋の易学では、自然界に存在する物質は、
木・火・土・金・水の五つの素材に由来するという五行説が唱えられていました。
そして人類の誕生から産業革命期(18~19世紀)までは、
それ以上物質の根源を追求することはほとんどできていませんでした。
次の第二段階は分子の時代であり、
石油、電気、機械文明が発達してきた時代でした。
18世紀後半から物質の根源とされる原子にも、
水素、酸素、窒素等いろいろなものがあることが発見されるようになり、
20世紀に入ってからは自然界に存在するほとんどの原子は特定され、
現在の原子番号順に並べられた周期表が作られるようになりました。
そして第三段階は原子の時代であり、
原子力やIT、バイオ科学が急速度に発展した時代でした。
20世紀にはいると物質の根源に対する探究はさらに加速し、
原子は原子核と電子から構成されており、
原子核の中には陽子と中性子があり、
その他にもさらに小さな粒子である素粒子の存在も認められるようになりました。
原子力の発見と応用により、原子爆弾が製造され、
人類の歴史は大きな転換点を迎えました。
またトランジスタや半導体の発明によって今日のコンピュータ社会が築かれ、
一昔前には想像もできないような社会となってしまいました。
そして今直面しているのが第四段階の量子の時代です。
原子核の大きさと素粒子の大きさを比較してみると、
素粒子の大きさは原子核の1万分の1とも言われており、
例えてみるならば、東京ドームとピンポン玉くらいの違いがあるのです。
つまり第三段階の原子の時代までは、東京ドームという建造物を発見して、
東京ドームは野球やイベントに使えるとぼんやりと考えていたものが、
第四段階の量子の時代になると、
東京ドームの中にあるレストランやグッズ売り場等各種テナント、
東京ドームに出入りする野球チームや観客、業者、
さらには野球のバット、グローブ、ボールなど、
東京ドームの中にあるものをほとんどすべてを
把握できるような時代になったということなのです。
つまり量子の時代になることによって、
今まで見てきた同じものを見るにしても、
全く違った景色が見えてくるということなのです。
明治維新前の人たちにとっては、
夜でも電気を点ければ昼のように明るく過ごせるとか、
四角い板の上で物語や催し物が、
今実際にそこで行われているように見えるようになるとか、
この場に居ながらにして
世界中の人々と顔を見ながら会話することができるようになるというようなことは、
想像することもできなかったことでしょう。
しかし分子の時代、原子の時代へと科学が進歩することによって、
電気をつけて部屋を明るくしたり、
テレビでドラマやバラエティーを見たり、
電話やインターネットを使って
地球の裏側の人とでもテレビ通話ができるなどということは、
今では当たり前のこととなりました。
量子の時代が開かれることによって訪れるだろう時代もまた全く同じなのです。
今はまだあり得ないと思っていることが、
当たり前のように実現する時代になるだろうということなのです。
物質の時代の人々にとってはあり得ない世界だったものが、
分子の時代、原子の時代の人々にとっては、当たり前となったように、
量子の時代が開かれることによって、
今まではあり得ないと否定されていた超能力や魔法のような世界が、
当たり前の世界になるかもしれないのです。
今回からは、そんな量子の世界について見ていきたいと思います。
量子の世界が明らかになることによって、
科学と宗教の間の矛盾も解消し、
科学的に神の存在が解明され、
科学的に霊界の存在も証明される時代が来るのかもしれません。
まだ量子の時代の扉は今まさに開かれ始めたに過ぎませんので、
今後どのような世界が解き明かされるのか
今後に期待していきたいと思います。
2024年 2月10日 S講師
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