クリスチャン連合新聞
2015/04/14
韓鶴子総裁の執権に押されて、在野に退いた統一教会7男文亨進・前世界会長が公然と反旗を翻した。
月刊現代宗教は4月号で「韓総裁に追放されて独自の牧会活動を宣言した文氏が最近、本人の後継者としての正統性を主張しながら、統一教会公職者の罷免を宣言した」と報道した。
文亨進氏は去る2月8日、米国サンクチュアリ教会での説教の中で「すべての国の教会の指導者たちは、天一国のすべての公職から罷免」「万王の王の権威と、彼が認めた後継者文亨進、そして文鮮明師の伝統と彼の経典に忠誠を誓うこと」を命じた。
彼にとって、現在の統一教会の教えは異端の教義だ。文氏は公職者を罷免し、「異端の教義から解放された」と宣言しており、公職者により新たに出版された統一教の経典、また天一国国歌、合同結婚式の聖婚問答などの内容が変更されたことで亡父の教えから脱したと述べた。
文氏は韓総裁に対する‘神格化’についても問題提起した。 彼らが韓総裁を‘メシア’ ‘神様’等と呼んで神格化したというものだ。
しかし統一教は3月2日‘世界会長の職権乱用および教理違反’を理由に文氏の権限を停止する公文書を発布し、3月6日には文氏を世界会長職から罷免、統一家5女文善進氏を任命した。
それに加え、統一教会内部ではポスト韓鶴子総裁にあたって法統か血統かをめぐり対立があるとの見方もある。韓総裁は文善進氏を重用し後継を息子ではなく、娘にする可能性も示した。
統一教会内部グループ間の対立とも見える状況である。以前の宗教部門後継者であった七男の文亨進氏が自分の嫡統性を持って起こした今回の件が統一教会にどのような反響をもたらすか不透明な状況である。
一方、文亨進氏は最近、説教で韓総裁のすべての権限と地位を剥奪するとまで発言して葛藤がさらに深まる見込みだ。
ソース:https://nqj17437.wordpress.com/
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