前回は 主体の位置から真のお父様を排除し、真のお父様よりも お母様を主体に立てる非原理的三位一体論が主に協会の指導者、責任者、牧会者対象に教育されているとお伝えました。しかし前回のレポートを通してこの教育が統一教会において大変伝統のある韓国水澤里中央修練院にて 一般の信徒たちにも実施されてきたことが明らかになりました。
天一国2年牧会者力量(能力)強化プログラムにおける
必修課程の教材である協会で作られた
‘真の御父母様生涯路程の講師教育教材’と、
その内容を採用した
国際家庭婦人33日任地教育教材(日本語)
天一国 牧会者力量(能力)強化プログラムの実体
世界平和統一家庭連合(協会)のパワーポイント資料より
真の母とは何か。
1.真の母とは: 人類で最初の真の女性、独生女として 真の母。
2.真の母とは: 独生女として来られ 完成された 実体聖神 および
聖霊。
3.真の母とは: 真の父母であられ、 真の母の中で 神様と真のお父様が3位1体としておられる。
これらは 原理講論にある 4位基台の存在様相: その主体は 神様の対象となり 神様を中心として合成一体化し さらに その対象は そのような主体と合成一体化したとき はじめて神様の対象になることができる、という原理からみて、非原理的である。
4位基台の存在様相の本質は 主体を中心とすることを明らかにしている。
これらに対する解説を、3の前回の非原理的三位一体論レポートの補足、2,1、の順で説明いたします。
‘真の御父母様生涯路程の講師教育教材’153ページの日本語版がそのまま掲載された国際家庭婦人33日任地教育教材 69ページ
真のお母様 完成の過程
韓鶴子女史を最初の段階であるメシアの娘と妹の過程を経て、2番目の段階の真の父母の婦人、母、祖母、女王の立場に昇格したとし、女王の立場では真のお父様に敬礼をしなくても良いと記録されており、3番目の万王の王の段階路程では神様と一体となり、神様にも敬礼を捧げなくて良いという内容に続き、最後の段階となる天地人真の父母の段階では神様と三位一体となっており、すなわち神様ご自身である。
真のお母様の三位一体 戴冠式の 非原理性
3 真のお父様を三位一体から除き、‘真のお母様だけが三位一体’と記載。
4 ‘真のお母様が地上にいらっしゃるため可能である’と明示。
‘真のお父様と真のお母様が地上にいらっしゃるため’と表現すれば妥当であるが、まるで真のお父様がいらっしゃらなくても、真のお母様だけが地上にいらっしゃるため可能であるというような重大な過ちを犯している。
神様王権即位式と戴冠式
実体三位一体戴冠式
1.2.3.4の戴冠式と金婚式も真のお父様がいらっしゃらなくても、真のお母様お一人の存在で可能である、と自ら真のお父様の存在を否認。
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実体三位一体戴冠式
4の基元節において真のお父様がいらっしゃらない状態(聖和)で、
‘真のお母様がいらっしゃるため可能である’という部分’は
- 上の1.2.3.4の戴冠式と金婚式も真のお父様がいらっしゃらなくても、真のお母様お一人の存在で可能であるという矛盾した意味も含まれている。即ち自ら真のお父様の存在を否認。
真の父母経の“今やお父様が一人でいても父母様の代わりであり、お母様一人でも父母様の代わりなのです。(1990.3.27(陰3.1))”という内容をもし協会側で根拠にするのなら、
‘真のお父様と真のお母様がいつも共にいらっしゃるため可能である’ と直してこそ、真の父母一体論の立場から見て論理が妥当であるため、神様の戴冠式に真のお母様だけがお一人でいらっしゃっても、一体となられた真のお父様と共にその位置に昇格されたと宣言するべきである.
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