2015年10月5日月曜日

現体制の家庭連合が主張する非原理的教育教材その1 (修正テキスト化再掲載)

家庭連合の非原理的教育教材


牧会者力量(能力)強化プログラムの実体


世界平和統一家庭連合(協会)作成の パワーポイント資料より


真の母とは何か。


「真の母とは:真の父母であられ、真のお母様の中で
神様と真のお父様が 3位1体としておられる。」


この家庭連合(協会)が説明する 三位一体論を
統一原理的観点から評価してみます。




         世界平和統一家庭連合(協会) が 説明する三位一体論


天一国2年牧会者能力強化プログラムにおける必修課程の教材である協会で作られた‘真の御父母様生涯路程の講師教育教材’153ページには韓鶴子女史を最初の段階であるメシアの娘と妹の過程を経て、2番目の段階の真の父母の婦人、母、祖母、女王の立場に昇格したとし、女王の立場では真のお父様に敬礼をしなくても良いと記録されており、3番目の万王の王の段階路程では神様と一体となり、神様にも敬礼を捧げなくて良いという内容に続き、最後の段 階となる天地人真の父母の段階では神様と三位一体となっており、すなわち神様ご自身であると記録されている。


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牧会者能力強化プログラム必修課程教材
真の御父母様生涯路程の講師教育教材’153ページ 図表
家庭連合(協会)が説明する三位一体 日本語訳



真の御父母様生涯路程の講師教育教材p153

家庭連合(協会)が説明する三位一体

!! 矢印の方向も異なる。

統一原理が説明する三位一体





基元節以降
家庭連合(協会)が説明する四位基台

[基元節祝福の意義と価値]講義内容

▶2013年~水澤里 国際家庭婦人任地教育講義内容



原理本体論が説明する四位基台



    世界平和統一家庭連合(協会)作成の パワーポイント資料にある
「真の母 : 真の父母であられ、真のお母様の中に神様と真のお父様が   三位一体となっておられる」をこの図表と照らして見ます。
主体の位置にエバがおり、対象の位置にアダムがあります。




これらは 原理講論にある 4位基台の存在様相:その主体は 神様の対象となり 神様を中心として合成一体化し さらに その対象は そのような主体と合成一体化したとき はじめて神様の対象になることができる、という原理からみて、非原理的です。
4位基台の存在様相の本質は 主体を中心とすることを明らかにしています。



世界平和統一家庭連合(協会)作成の パワーポイント資料にある
「真の母 : 真の父母であられ、真のお母様の中に 神様と真のお父様が 三位一体となっておられる」を 統一原理が説明する三位一体論で正しますと、


主体である神様の中に真のお父様と真のお母様が一体となっておられる。
となります。




第1段階: お父様は 主体である神様の対象となって 神を中心として合成一体化する。


第2段階: 対象であるお母様は、神と一体になったお父様と合成一体化する時、
               初めて神様の対象になることができる。


第3段階: 神と合成一体化したお父様と対象であるお母様が
               合成一体化した合成体は神様の二性性相に似た実体対象となる。



家庭連合(協会)が説明する三位一体と四位基台


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協会が説明する三位一体論 および 四位基台によると、エバであるお母様は‘神様の二性性相のうち女性格’の主体で、夫の立場である真のお父様が‘神様の二性性相のうち男性格’の対象 という論理になります。


主体格であるべき真のお父様を 対象の位置に置いて、お母様が主体格であるという説明は非原理的です。



さらに、 協会が説明する三位一体論の通りに お母様が主体格に立ち、 主体格であるべき真のお父様を対象の位置に置いたまま、「女王の
立場では真のお父様に敬礼をしなくても良いと記録されており、3番目の万王の王の段階路程では神様と一体となり、神様にも敬礼を捧げなくて良い(‘真の御父母様生涯路程の講師教育教材’153ページ)」という
主張は 真に非原理的な内容です。


まとめ
以上のような 世界平和統一家庭連合(協会) が実施している牧会者教育必修課程の教材 および 基元節以降の原理、信仰教育教材は、メシアとして来られ、主体格であるべき真のお父様を対象の位置に置いたままお母様を主体格に立てる非原理的三位一体 及び 四位基台を説明しています。このような協会の説明から、真のお父様が説かれた原理を排除し 主体の位置から真のお父様を排除し、真のお父様よりも お母様を主体に立てて非原理的に偶像化していこうとする意図が明確にうかがえます。


一般の信徒たちには 協会の指導者、責任者、牧会者対象にこのような教育が実施されていることは知られていないのが実情です。
今までみ旨の為に従ってきた いくら篤実な聖徒だとしても、その信仰の方向を誤れば、全てが水泡に帰してしまわざるを得ません。 信仰とは、ただついて行くのではなく、果たして正しいのか、間違いなのかを明確にさせなければなりません。

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