S講師による裏摂理史ともいえる『選民の歴史』のキリスト教編・第2講です。
よくカトリックの罪を言いますが、プロテスタントもその罪は負けていません。
第二選民キリスト教、カトリックに負けじ劣らじの世界における残虐プロテスタント。
これほどまでに残虐化したプロテスタントであるにも拘わらず神様は何をしようとされたのでしょうか。
その表の歴史の裏にある真実。是非、ご覧下さい。
S講師はブログ現在 過去 未来でも発信しておられます。
選民の歴史キリスト教編
<第二講>
残虐化するプロテスタントと朝鮮
S講師
今回は「選民の歴史キリスト教編」の後編。
前編では、キリスト教は堕落することによりサタンの手に堕ち、大航海時代を通じてスペイン・ポルトガルは、布教名目で未開の地を開拓しながらも、世界各地で原住民の大量虐殺を繰り返し、金銀鉱物資源を略奪していった事実を明らかにしました。
今回の後編では、神の摂理を担っていたはずのイギリス、アメリカにおいても大航海時代は暗黒の時代であったことを明らかにしていきます。
大航海時代イギリスはビルマ、インド、中国、オーストラリア等、世界中に植民地を獲得しました。
その中でもインドでは、現地人の土地を奪い、食糧を作るべき田畑でケシの栽培を強制しては大飢饉を招き、その定期的にやってくる飢饉による餓死者数は、Wikipediaに載っている人数を数えるだけでも3000万人をはるかに超え、インドをさながら生き地獄へと変貌させていました。
またオーストラリア大陸は、本国で重犯罪を犯した者たちの流刑地として植民地にされ、オーストラリアに送られた白人は現地のアボリジニを人間とは認めず、野獣と同様にみなしてはアボリジニ狩りに興じ、30万人から100万人ほどいたアボリジニは、1920年には約7万人にまで減少しています。
また遅れて植民地獲得競争に参入したアメリカも、ハワイにおいては卑劣な手段をもって自国の領土に編入し、フィリピンにおいても現地人を騙して自国の植民地としていました。
このように「選民の歴史キリスト教編」の後編では、神の摂理を担っていたはずのイギリスも、スペインに勝るとも劣らないほどの原住民の大量虐殺を行い、残虐極まりない植民地経営を行っていた事実を明らかにし、同様にアメリカも、狡猾な手段を用いて植民地を獲得していた事実を明らかにしていきます。
後編のもう一つのポイントは、真のお父様のみ言「神様の摂理から見た南北統一」を見ると、キリスト教を中心とした神の摂理は、イタリア半島からプロテスタントを中心としてイギリスへと渡り、ピューリタンがイギリスで迫害されるや新大陸アメリカへと渡り、そしてアメリカから島嶼国家日本へと渡り、最後に半島である韓国へと渡ることによって結実するとありました。
その流れを実際のキリスト教の流れで確認すると、ローマ、イタリア半島へと広がったキリスト教は、中世暗黒時代を経て堕落することによってカトリックとプロテスタントへと分裂し、その後は神の摂理はプロテスタントを中心に展開されました。
プロテスタントの中でもピューリタンが中心となってイギリスへと渡り、イギリスではイギリス国教会によって迫害されるやピルグリムファーザーズが信仰の自由を求め新大陸アメリカへと渡りました。
ピューリタンはアメリカでは原住民の伝道に力を入れましたが、後に設立された伝道団体アメリカン・ボードを通じて海外宣教にも力を入れるようになり、会衆派を中心としたキリスト教が日本へと渡ってきました。
日本に渡ってきた会衆派は日本組合基督教会を設立し、後に朝鮮総督府からの依頼を受け、莫大な資金援助のもとに朝鮮伝道に臨みました。
こうして朝鮮にはまだ入って間もなかったキリスト教でしたが、日本から渡った日本組合基督教会が朝鮮におけるアベル型キリスト教を形成し、朝鮮半島に再臨主を迎えるためのキリスト教の基盤が造られたのです。
今回の「選民の歴史キリスト教編」の後編では、主に以上の2点を中心にキリスト教の歴史を明らかにしました。
選民の歴史シリーズは全3部構成で成り立っていますが、今回の内容も全ては第3部を理解するために知っておくべき基本事項となります。
次回から始まる選民の歴史第3部は、今までの常識も信仰観もひっくり返ってしまうような驚きの内容となっています。
しかし第3部は、第1部、第2部をご覧いただき、基本事項を押さえたうえでないとなかなかご理解いただけないかと思いますので、是非今回も辛抱し、「選民の歴史 キリスト教編」の後編をご覧いただければ幸いです。
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