原理原相論試論なるものを書いていましたが、その続きです。
康お母様聖和にあたり女性神をつくるな、女性神を拝するなと言われる亨進二代王の神学的指導に沿った内容になってはいたと自負しています。
原理原相論試論は真のお父様も、天の父母様、女性神、両性具有神について語っておられたので、これを究明することに費やしました。それ故に、その究明のため、時空間創造後の神の存在様相に多くを裂かざるを得ませんでした。
今回は、一番究明したかった夜の神の存在様相、夜の神の原相について論を書きました。今回はいよいよ夜の神の、時空間創造以前の天宙創造のクライマックス、ビックバーンと呼ばれる超爆発創造力について述べます。
項目は
5.原相性相の、一性性相による女性要素、女性性質の創造
6.夜の神の一性性相による形状の創造
7.一性性相原相は天宙真の父母の愛の性相である。
8.夜の神の「絶対有 絶対無 二性性相」による超爆発的天宙天地創造。
についてです。
この前の1~4を読んで夜の神の二性性相についてその存在様相を掴んだ上でお読みいただけるようお願いします。(1~4は下記それぞれのリンク先を御参照)
ファンクラブ三原
夜の神の存在原相論
5.原相性相の、一性性相による女性要素、女性性質の創造
6.夜の神の一性性相による形状の創造
7.一性性相原相は天宙真の父母の愛の性相である。
8.夜の神の「絶対有 絶対無 二性性相」による超爆発的天宙天地創造。
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原理原相論試論 夜の神の存在原相論
5.原相性相の、一性性相による女性要素、女性性相の創造
創世記2:22主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。 2:23そのとき、人は言った。
「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。
神は男性から女性を造られた。男性が存在すれば女性を神は造れるということをこの聖句は言っている。
このように男性から女性を造ることができたのは、同じように夜の神は男性であるご自身の男性性相から女性性相・女性要素として独立存在できる女性的男性性質を分類し選ばれ、その要素から女性性相、女性要素を造られたので、可能であったのである。
ではどのようにして、夜の神の位相において神は女性性相、女性要素をご自身の男性性相から創造されたのか、以下に見ていく。
5-1.原相性相は男性であり女性性相は創造物である。
その男性である夜の神の太初の位相において別の性相として女性要素、女性性質はまったく存在しない。まだ創造されていないからであり、女性という名称さえも存在しなかった。存在するのは男性性相、男性要素だけである。
そうであるから、夜の神は女性という名称をつくり、それからご自身の男性性相、男性要素を男性的なもの女性的なものとにまず先に分類されたのである。男性的、女性的という分類された結果が先にあるのではない。
女性要素、女性性相の存在は、まず夜の神の男性要素を男性的、女性的に分類されてから、夜の神の時に造られた創造原理による授受作用により男性の女性的要素から女性要素、女性性相を、個別の独立する存在として創造されたのである。
女性的男性要素は女性的と分類されても男性性相であり、女性性相ではない。
この夜の神様の位相における父母性質もまた同様に、父母性質の中から父性的な男性性質と母性的な男性性質とに分類されてから、女性性相、女性要素を、個別の独立する存在として創造されたのである。
つまり授受作用の原理が動作するようにするために、まず自体内の男性性相の要素を男性的女性的に分類し、この原理が動作するのに必要な要素である男性要素、女性要素を分離独立創造されたということである。
有形世界は神の創造物であるように、男性要素は夜の神の性相としてロゴス創造以前の太初から存在したが、女性要素は完全なる創造物なのである。
5-2.二性性相も創造物である。
このように二性性相も夜の神が女性性相、女性要素を創造されることによって存在することができるようになった、夜の神の男性性相から分類され造られた夜の神の創造物である。
天宙天地創造という時間が始まったその時において、天宙天地創造神である夜の神はこのような二性性相の分類をされてから授受作用により男性の女性的要素から女性要素を創造され、男性性相と女性性相の中和的主体を創造されたのである。
真の父母思想の集大成である創造原理が初めて天宙天地創造の被造世界に表れた瞬間であった。
今まで多くの人々が男性女性という二性性相に夜の神も規定されるという固定概念に囚われていた。そのためその固定概念は二性性相が夜の神を作り出す結果を招いてしまっていた。つまり二性性相を神として拝する偶像崇拝を作り出してしまい、原理の本質、本体論の本質を見誤っていた。
男性女性という二性性相の概念とその分類は、夜の神が最初に創造された構想であり原理であることを理解することによりこの固定概念の束縛から解かれることが可能であり、そうでなければ夜の神の本質に至ることは出来ない。
5-3.真の愛も、真の父母性も男性である。
亨進様、國進様は聖霊は男性である神の女性的表象と言われたが、そのように聖霊は女性的だが男性である天宙天地創造神の女性的現れなので、聖霊は男性である。
また、創造原理、ロゴスの性別も天宙天地創造以前に夜の神の時に造られたゆえにその性別は男性である。
それ故に創造原理の根本思想である真の父母思想も男性であり、真の愛の性別も男性である。当然真の愛の性質である真の父母という愛の性質の性別は男性である。イエス様、真のお父様の、真の父母性、父母要素は何処までも父の性質要素であり、女性ではない。
また真の父母性の母性的性質は、あくまでも母性的、母性のような性質であって、(的)という文字を外し、あるいは(~ような)という形容動詞を外した個別の独立した要素としての個別の母性要素、個別の母性性質ではない。あくまでも父性、男性に属する母性的な要素、母性のような性質である。
男性である夜の神の位相における神の母性的内容、母性のような属性であって、性別が女性である独立した女性性質、女性要素はまったく存在しない。夜の神の位相における全ての性質、要素、位相の性別は男性であるからである。
同様に夜の神は真の愛の父母であるが、夜の神の位相における神の人格が父母でり、夜の神の愛が父母であり、夜の神の心情が父母であるということである。
人格、愛、心情の性質が父母であり、その要素が父母であるが、この夜の神の父母性は100%男性である。母性的性質があるが夜の神というの男性の男性性質の一部なのである。
6.夜の神の一性性相による形状の創造
このように夜の神の時の位相は、真の愛の縦的な父母であるがゆえに天宙の真の父母である天宙天地創造神は一人にして男性である唯一神である。夜の神の位相における神は本形状的女性の性相が一切無い性相的男性格主体だけの存在なのである。
それがゆえに本形状的女性は夜の神の被造物である。
このように夜の神の位相は絶対無時空間であり、天宙天地創造神はその絶対無時空間に真の父母男性一性性相主体として存在された。
絶対無時空間一性性相主体である夜の神は、女性性相の無い男性性相だけの絶対無時空間の性相的男性格主体一性性相であるがゆえに、その女性的男性性相から女性性相を創造された。
同様に、夜の神の時の位相は絶対無時空間の一性性相であるゆえに、その絶対無時空間性相から本形状を創造された。
形状は一次元、二次元、三次元の空間を伴うが絶対無時空間において形状は存在することができない。
よって、夜の神が造られた創造原理の授受作用により絶対無時空間一性性相要素から本形状を独立した存在として創造されたのである。
このようにして神様は天宙天地創造の太初に時間と空間という形状を創造され、次に本形状的女性を創造されたのである。
この時、始めて本性相的男性と本形状的女性の二性性相の中和的主体が現れることになる。夜の神の位相におられた神が初めて天宙天地創造のこの時空間に天宙創造の昼の神として現れた瞬間である。
7.一性性相原相は天宙真の父母の愛の性相である。
以上のように、夜の神の位相にある天宙天地創造の神(略して夜の神)とは、真の愛の縦的な父母であるがゆえに天宙の真の父母であり一人にして男性である形状なき本性相だけの唯一神であった。
このような天宙真の父母の性相とはどのような様相なのであろうか。
光も時間も空間も無い完全な闇の夜の神の位相の時、天宙天地創造神は天宙の真の父母としてロゴス、創造原理を完成された。
そのロゴス、創造原理を生み出される前、更にはその創造原理の礎となった真の父母思想を生み出される前の天宙の真の父母の夜の神の位相の時の性相とはどのような性相であろうか。
夜の神の位相における天宙天地創造神は真の愛の縦的な父母であるがゆえに、天宙真の父母の愛である。その核が天宙真の父母の心情である。
真の愛は夜の神の時から有る天宙真の父母の愛によって、真の父母思想の前に夜の神が創造された天宙真の父母の心情をその核とする。
夜の神の精子はこの真の父母の愛の遺伝子を核とするY染色体を持つ。
イエス様と真のお父様はこの真の父母思想ができる以前の、天宙真の父母のY染色体精子からこられたのである。
この天宙真の父母の愛も、天宙真の父母の心情も、今まで見てきたように、全ての要素、性質が男性であるがゆえにその性別は男性である。
従って夜の神の位相における原相は真の父母の真の愛という一性性相でありこの真の愛による絶対調和性を持つ性相であるということができる。
真の父母思想も存在しない時の夜の神の時の原相は、真の愛の絶対調和性相である天宙真の父母の愛の性相である一性性相として存在する。
夜の神の時の天宙天地創造神は男性的男性要素と女性的男性要素が調和した絶対無時空間一性性相主体であるが故に一性性相の絶対調和性相は男性格父性性質と男性格母性性質との調和である。
天宙天地創造神はこのような自体内の一性性相真の愛調和性相を元にして授受作用の原理をお造りになったのである。
このように夜の神の時の天宙天地創造神の父母性は、父性と母性の二性により存在するのではなく、一性性相自体内において男性格父性と男性格母性の調和により存在する男性格主体の父母性一性性相なのである。絶対無時空間一性性相男性格主体の父母性は、このように女性格母性の一切が無い男性格母性と男性格父性の調和により存在する男性である。
夜の神の位相における天宙真の父母の愛は、男性格主体としての天宙真の父母の愛であるがゆえに、夜の神の位相の時の天宙天地創造神も天の父と呼ぶのであり、天宙天地創造後の天宙天地創造の神も天の父と称するのである。
夜の神の位相における一性性相自体内における二性性相的調和的主体を指して天の父というということもできる。
このように夜の神の時の神の父母性は、あくまでも天の父という一性性相自体内における二性性相的(二性性相ではない)調和的主体であるから天宙天地創造神としての夜の神と、天宙天地創造神としての昼の神を我々は天の父と呼ぶのである。
このように四位基台も、従って授受作用も無かったこの創造原理創造以前の時の夜の神の時の天宙天地創造神(夜の神)の原相は、一性性相自体内における男性性質と女性的男性性質とが、天宙真の父母の真の愛で絶対調和する一性性相天宙真の父母愛 男性格主体である。
8.夜の神の「絶対有 絶対無 二性性相」による超爆発的天宙天地創造。
夜の神の時における天宙天地創造神の天宙真の父母の愛は、このように夜の神の時の位相は絶対調和の男性一性性相であるが故に、その真の父母の愛を与えたい爆発的心情エネルギーが内在する。それが故に絶対調和である夜の神の時の神ご自身だけの存在であることができない。その存在自体が愛する対象が絶対的に必要な存在である。
8-1.創造の動機と目的
原理講論で解明されたように、天地創造の目的は三大祝福の御言に従って、人間が神の国、すなわち天国をつくって喜ぶとき、神もそれをご覧になって、一層喜ばれることにあった。創造原理を造られた理由も、その思想となった真の父母思想もこの目的の実現のためにある。
夜の神の時の、その愛の対象となる存在とは、つまり、この夜の神の時の無限なる絶対愛が向けられた対象とは人間であり、それがゆえに人間は神の子ことして創造された。
愛する神の子が必要であるが故に対象、相対が必要なのであって対象、相対があるから神の子女が必要なのではない。そして天宙天地創造神の愛は時空間と光を創造するほどに無限であり、永遠であるが故に、その愛の対象は一人の神の子女ではなく無限の数の神の子たちである。
ややもすると、エバ(女性)が被造物の最終創造物であるがゆえに、エバを最終的目的としてエバを求めて神は天宙天地創造をされたという見解もあるが、天宙天地創造の御業の最終的目的は、永遠にそして無限に神の子を創造することである。最後の被造物であるエバ(女性)の創造は、そのための始まりでもある。女性は最終被造物であるが天地創造の目的は三大祝福の完成であり、その中心は血統である。
絶対性の卵子の目的は神の子の実体的繁殖であるがゆえに、天宙天地創造において一番最後に絶対性の卵子が絶対性のX染色体が最後に創造されるしかない。
無限に神の子が増えるためには神の体としてのアダムが必要であり、絶対性のX染色体の卵子を持つエバが必要なのである。
昼の神の位相の時にX染色体精子は先に創造されたが、絶対性の卵子は一番最後に創造された。
神の子が無限に増えるためには、絶対性の精子と絶対性の卵子による永遠の血統がなければならない。
このような被造世界における肉体を持ったアダムとエバが完成し結婚することによる、この絶対性の精子と絶対性の卵子の受精は、無数の神の子の基、神の血統の基となる。
それがゆえに、絶対性の精子のアダムと絶対性の卵子のエバは真の父母となり、被造物としての昼の神となり、また、このように血統という永遠を通じて無数の神の子を生む基であり、夜の神の天宙天地創造のその最終目的を完成して行くがゆえに、被造物としての真の父母は第二創造主である。
これが夜の神の時の天宙天地創造神の天宙天地創造の動機である。
8-2.その愛の性質ゆえに、天宙天地創造が爆発的である。
第一創造主は夜の神の時に、ご自身の真の父母という自身の全てを与え愛し、その愛の対象を幸せにしたいというその心情動機から真の父母思想を創造し、それによる創造原理をつくられた。
その創造原理によりご自身の全てを与え愛したいという心情エネルギーを万有原力として、ご自身のその一性性相を持って、陽陰の二性性相と、性相と形状の二性性相を作り出され、愛し与えたいという強烈な心情により爆発的に天宙天地創造を開始していかれたのである。
その強大で無限なるパワー、与えれば与えるほど発生するエネルギーの源はこの天宙の真の父母の心情の力により、それが万有原力の源となっているのである。
イエス様、真のお父様は、この真の父母思想の創造以前の動機が作り出した絶対性の精子から来られたがゆえに、夜の神に属される方である。
このように夜の神の時の天宙天地創造神は本性相的男性格主体だけの存在なのである。
このように夜の神は絶対無時空間一性性相の本性相的男性格主体だけの存在なので、本形状的女性を爆発的に創造するしかなかったのである。
8-3.夜の神の時の原相は絶対有と絶対無の中和であるがゆえに天宙天地創造は爆発的である。
このように天宙真の父母の愛自体が、絶対無限の愛であるがゆえに、愛する対象が絶対的に無限に必要である性相であるにも関わらず、愛する対象が絶対的に存在しない位相が夜の神の位相である。
この真の父母思想創造以前の夜の神の位相は、絶対無時空間一性性相という絶対有であるが、その絶対有が絶対的に無限界に必要である本形状的女性はまったく存在しない絶対無の位相である。絶対無でありながら、絶対無時空間の一性性相から絶対的に無限に必要とされる存在位相である。
このように絶対有の絶対真の愛により絶対に無限に必要とされる絶対無の関係、即ちこのような夜の神の位相における絶対無時空間一性性相の本性相的男性格主体という無限の絶対有と、本形状的女性という絶対に無限に必要な絶対無の関係は、絶対有と絶対無の二性性相の中和的状態である。
無限界の絶対有と無限界の絶対無の中和体であるがゆえに、この絶対に必要とされる絶対無の対象実体化ために、無限の空間と無限の時間と無限の光を創造するための、無限の爆発的創造である天宙天地創造の神の御業が始まったのである。
夜の神の時の第一創造主、天宙天地創造神は絶対無時空間の絶対有であるが、このように絶対的に対象が必要な無限界存在であるから、無限界の絶対無時空間の絶対無も同時にその性相として持っ存在である。
このように夜の神の位相における第一創造主の原相は絶対有と絶対無の二性性相の無限界の中和的一性性相主体なのである。二性性相と表現してはいるが、絶対無は絶対存在しない無なのでその実相は一性性相である。
天宙真の父母の愛という無限の爆発的心情エネルギーが内在し、且つ愛する対象が絶対的に無限に必要でありながら絶対存在しない絶対無との無限界の中和であるが故に、夜の神の絶対有性相と絶対無性相の真の愛による調和は、その無限の愛の対象となる存在の実体化は無限の必要性を伴うために、その天宙天地創造の御業は、無限界の超絶爆発的創造にならざるをえなかったのである。
必然的にご自身がそのような絶対有性相と絶対無性相の二性性相の中和的一性性相主体であるがゆえに、天宙天地創造神が創られたその真の父母思想も、それによるロゴス・創造原理も二性性相の中和的主体にならざる得なかったのである。
創造原理を離れた、二性性相の無い夜の神の領域に、結局このように絶対有と絶対無というロゴス・創造原理が二性性相にならざるを得なかった理由を見出したが、それは天宙天地創造神の根本神性が真の愛の父母であるからである。
以上、本稿はここまでです。
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