真のお父様が文亨進様を代身者、相続者に任命され、それ以外の人は異端者、爆破者であるとはっきりと警告されたのにもかかわらず、代身者、相続者を拒絶して、分派として見る現実をどのように理解することができますか? 皆さんは宣布文を拒絶する人です。それだけではなく、皆さんは宣布文の御言の通り、確かに異端者、爆破者になりました。

代身者、相続者の祝福が何を意味しますか? 文亨進様は真の御父母様から代身者、相続者という祝福を受けられました。代身者という言葉の意味は、私の体の代身をするという意味です。文亨進様は真のお父様の体であるという御言です。一体になるという約束です。文亨進様の中に共におられると約束されたのです。真のお父様と神様の直接主管圏におられる方であるという意味です。そして、相続者として祝福をされました。真のお父様が文亨進様に何を相続されたのでしょうか? お金ですか? 天正宮を含めた家庭連合の資産ですか? いいえ、違います。メシアが相続されたのは、そんな物質的な基盤に限ってはいません。真の御父母様の権限を相続されたのです。真のお父様御自身の御意と心情を相続されたのです。復帰摂理の完結を相続として残して下さったのです。正しく理解してください! 皆さんに対して、真のお父様以後は文亨進様に従うようにと後継者を決められた御言です。

どうして、真のお父様が任命された代身者、相続者であられる文亨進様を排斥することができるでしょうか? メシア、真の父母、万王の王が文亨進様を代身者、相続者として祝福され神様の前に三回に渡って戴冠式をされ天下に公表されたことは、どこの誰といえども変更することはできないのです。神様が認められたのです。いくらお母様であっても否定することはできないというのです。真のお父様は、これを否定する者たちは異端者、爆破者であるとはっきり言われました。これを否定する者はメシアの御意を拒絶する者です。誰であったとしても、審判を避けることができません。

家庭連合の指導たちは、真の御父母様の宣布文は真のお父様が正式な手続きをされていない宣布文なので、公式文書で認めることができないと主張しています。しかし、宣布文を作成されるその席で、積極的に文亨進様の後継者の祝福を真のお父様に要求した方が誰であったでしょうか? まさにお母様でした。

そして、真のお父様が一番重要な後継者を決められる時、正式な手続きをされなかったとか、あるいは正しい判断を下すことができなかったと主張することは、真のお父様がメシアであることを否定し、摂理を否定することになります。真のお父様はその後も、亨進様を後継者に決められた理由をはっきりと説明されましたし、その後、正式な手続き通して文亨進様御夫妻に真の父母の代身者としての王冠とマントを身に付けるようにされ、戴冠式を三回にも渡って挙行されました。文亨進様御夫妻に祝福の権限も委譲されました。根拠となる全ての資料は動画として残されているので確認することができます。

家庭連合の指導者たちはメシアの御意を拒絶し、裏切りました。私は決断を下しました。家庭連合の食口たちは私がお母様を悲しませたと非難します。どういたしまして!
私は真のお父様の御意と御言に従うことに決めました。私の選択について、真のお父様は確信を下さいました。結果的に、私は皆さんとはお別れしましたが、縦的な軸を守ることができました。韓鶴子お母様は真のお父様の御意を否定されたので、それを認めることはできません。38年間通った愛着のある教会を去りましたが、少しも気迷いや恐れがありません。むしろ、メシアの御意を無視している皆さんの方がかわいそうです。私の青春を捧げて信仰をし愛した家庭連合を去りました。皆が私を見て＇馬鹿＇みたいな行いだとあざ笑っています。そして、私を非難し相手にさえするなと関係を絶とうとします。対話を拒絶します。私を孤立させようとします。しかし、私は他人の目を気にするような軟弱な人間ではありません。真のお父様に対する信仰を守るためには、他人が馬鹿だとか気違いだとか言っても気に止めません。これからも、家庭連合協会や食口たちから更なる迫害があるだろうと予想しますが、怖くありません。私の心は確信と自信で満ちています。誰かのように横的関係が懐かしくて弱気になって、今まで積んできた志操(主義や考えなどを固く守る意志)を捨てはしません。最後の最後まで、真のお父様の服の裾をつかんでずるずる引かれて行ったとしても、真のお父様の御意を失うことのないようについて行きます。なぜか? 真のお父様がそのように言われたからです。文亨進様に従って行く道のみが、真のお父様の御言を守ることであり、決められた原則と秩序、そして何よりも真のお父様が立てられた三代王権を守ることができるからです。現在、家庭連合は真のお父様の御意から去っており、三代王権を永遠に消そうとする非原理的集団と化しました。そして、皆さんはその中にいて彼らに絶対信仰と絶対服従をしています。統一教会の教会員の信仰の目的とは、すなわち、天の血統に侍り、天の御意に従うことです。

聖書の一節を紹介します。(マタイ福音書 7/22～23)

「その日には、多くの者が、私にむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって予言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか』と言うであろう。そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、『あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ』。」

2) 三代王権否定 : 真のお父様の血統を否定

家庭連合は真のお父様が代身者、相続者として任命し、決められた後継者を拒みました。メシア、万王の王が決められた後継者を拒絶しました。三代王権を否定し、天一国最高委員会という組織で後継者を決めると言いました。最高委員は家庭連合の現指導部で構成されています。最高委員が後継者になる人を選抜するようになっています。したがって、最高委員に気に入られなければ後継者になることはできないのです。後継者の上に天一国最高委員たちが君臨しているのです。

後継者は真の御父母様が決められたのであり、公式的な三回の行事を通して、神様と満天下に公表されたのです。あなたは、真のお父様、文亨進様、文信俊様に続く三代王圏を拒んだ人です。一体、誰が何の権限でこれをくつがえすのですか? これはメシアの御意に逆う行為です。

天の血統、天の精子を否定しています。創造主である神様が悲しみの神様になった理由が何ですか?
人類の先祖がサタンの誘惑に落ち、堕落して神様の血統を失い、サタンの血統を受け継いでしまったことが堕落ではないですか? イエス様が来られた目的が何ですか?
原理で学んだとおり、花嫁を迎えるためであり、天の血統を地上に根付かせるためです。

再臨主がまた来られる理由は何ですか? イエス様が、花嫁を迎えることができずに十字架にかけられて亡くなったので、新郎として来られ、花嫁を探して＇子羊の婚宴＇をしなければならないからです。花嫁を探される目的は、天の血統を地上につなぐためなのです。統一教会の教会員の一番の願いが何ですか?
天の血統につながれることです。

韓鶴子お母様は、天の血統を持った自分の息子を否定し追い出しました。天の血統の種を永遠に否定し種を消し去るために、天一国最高委員会で後継者を決めます。メシアの後継者を天一国最高委員会という組織団体で決めることができるのなら、天はメシアを送る必要がありますか? 大統領や国会議員選挙のように民主主義の方法に従って選挙を行い、有能な人を選んで代表に立てればよいでしょうに... 天がメシアを送るために、なぜ二千年という長い歳月をかけて準備したのでしょうか?

皆さんは原理の基本も忘れています。本然の血統が何なのか、堕落の血統が何なのかも忘れてしまいました。ただ、清平に行きお金で先祖解怨と祝福をし手のひらが腫れるまで拍手して賛美し、先祖の協助で福を受けるという考えで暮しているのですか?

2. 真のお父様の権限圏に戻る祝福式

1) 文亨進様が何の権限で祝福をされるのか?

家庭連合で、真の父母から祝福を受けたのに、どうしてまた祝福を受けなければならないのか? 息子の文亨進様が何の権限で真の御父母様の祝福を無効にして、再び祝福を受けるように言うのかと批判しています。その通りです。文亨進様はメシアではありません。しかし、彼は代身者、相続者です。後継者です。真のお父様の聖和以後は、文亨進様が真の御父母様の実体の代身者であり摂理の責任者です。文亨進様が全ての摂理の中心です。真のお父様が代身者として祝福をされたからです。たとえ、あなたがこれを否定したくても、否定することはできません。あなたの罪のみが重くなるだけです。それだけでなく、真のお父様が文亨進様に祝福の権限を相続されたことは否定できない事実です。知らないというのなら聞いてみて下さい。真の子女の祝福、1世祝福、2世祝福、霊人祝福まで全てを相続されました。したがって、文亨進様は真の御父母様の代身者として祝福を行える権限があるのです。

韓鶴子お母様には祝福の権限がありません。彼女は真のお父様の妻という立場でしかないのです。真のお父様が韓鶴子お母様に祝福の権限を許諾されたという御言は聞いたことがありません。祝福は真の御父母様御夫妻が主礼になられ、私たちに与えて下さる天の恩恵です。無形の神様の代身として有形の真の父母が、人類に与えて下さる天の恩恵です。したがって、天の血統を持った方のみが、メシアの許可を得て祝福式の主礼をしなければならないのです。誰にでもできるのではありません。いくらお母様が過去に真のお父様と共に祝福式の主礼をされたといっても、祝福は真のお父様が中心になり主管されていたのです。成婚問答、成婚宣布、祝祷、全て真のお父様が主管されました。韓鶴子お母様はメシアの妻として、隣の席におられました。祝福式は真の御父母様の代身者である夫婦が主礼として主管しなければならないのです。必ず、夫婦でなければなりません。韓鶴子お母様がお一人で祝福式の主礼をすることはできないのです。真の御父母様の代身者夫婦が祝福を主管しなければならないのです。真のお父様がそのように決められたからです。誤った祝福は神様は主管されません。サタンが侵犯するのです。

2) なぜ＂真のお父様の権限圏に戻る祝福＂を再び受けなければならないのか?

文亨進様が＂真のお父様の権限圏に戻る祝福式＂をされる理由は家庭連合の食口たちが失敗した基元節(2013年1月13日)の祝福により真のお父様の権限圏から去ってしまったので、再び真のお父様の権限圏に戻って来るようにするためです。真のお父様は、基元節は真の父母の三回目の結婚式だと言われました。最後の結婚式だと言われたのです。ところで、基元節の行事の時、真の御父母様の三回目の結婚式は行われませんでした。その代わりに、王冠をかぶった韓鶴子お母様の女王様になる即位式のみがありました。その後、韓鶴子お母様は自らをメシアであると称して、神様の妻になったと主張されました。それでは真のお父様はどこにおられるのでしょうか? 韓鶴子お母様が神様という存在の妻になったので、既に真のお父様の妻の位置を離れてしまったのです。基元節は、代身者夫婦が神様と真の御父母様に侍り、祝福を主管しなければならなかったのです。しかし、基元節に祝福家庭は＂天の父母様＂を中心に祝福を受け聖酒を飲みました。真のお父様がご臨在されない中、自分たちだけで祝福を受けて聖酒を飲みました。誰が与えた聖酒ですか?
真のお父様が許諾された聖酒ではないことは確かです。基元節は外的には豪華に進行されましたが、そこには真のお父様の聖霊は共におられなかったのです。

真のお父様から去り、＂天の父母様＂というサタン的な存在から誤った祝福を受け聖酒を飲んで血統を失ったので、再び戻って来なければなりません。必ず＂真のお父様の権限圏に戻る祝福＂を受けなければならないのです。皆さんは、自分でも知らないうちに誤った道に行ってしまったので、代身者、文亨進様がお父様の下に再び戻って来ることができる恩赦の機会を下さったのです。皆さんを愛されるが故に救いの道を開いて下さったのです。亨進様の御言に従わないで＂権限圏に戻る祝福＂を無視すれば、真のお父様とは関係なくなってしまうということは明らかな事実です。

3) 先祖解怨祝福式

真のお父様は、先祖解怨祝福式210代までを基元節の前まで完了するようにと言われましたが、経済的な事情によりできていない食口たちのために、代身者文亨進様は二代王として出発されながら、草創期から真のお父様に侍り、御旨のために苦労してきた先輩家庭や世界摂理献金のために借金をし、献金をしながらも本人の先祖の210代を解怨祝福をさせることができなかった日本の食口のために決断をして下さいました。天一国は、神様の心情と真の愛を中心とした世界です。したがって、経済的に大変で先祖解怨祝福式ができないために天国へ行くことができないということは、あり得ないという御言と共に、文亨進様は献金を受け取らないで、210代の先祖解怨祝福式をして下さると言われました。既に三回に渡って先祖解怨祝福式を行って下さいました。

二代王文亨進様が真のお父様の御意によって、210代先祖解怨と祝福式を1年に1～2回ずつ行われます。文亨進様は真のお父様が聖和される前、真のお父様から霊人祝福の権限を委譲されました。数千万ウォンの献金を捧げればこそ可能な清平の解怨祝福式とはレベルが違います。天の血統として、絶対性を完成された真のお父様の代身者、後継者が直接主管される先祖解怨祝福式です。

3. 御意から離脱した様々な行為

1)韓鶴子お母様は真のお父様の御言と原則を変えることができる権限があるのか?

家庭連合ではお母様は完成したエバであるので、誤ることはないと主張します。そして、真のお父様と一体になった方であるので、お母様のされることは真のお父様がされることと同じであると主張しています。真のお父様が霊的にお母様と共におられると言っています。したがって、何をしても正しいという主張です。ですから、食口たちはたとえ理解できないとしても、食口たちに絶対信仰、絶対愛、絶対服従で従えというのです。家庭連合の食口たちは韓鶴子お母様は真のお母様であるので、皆が従順に従わなければならないという教育を受けています。したがって、お母様は真のお父様と一心同体であり同等権を持っておられるので、御言と原則に対して修正と変更ができる権限があると主張しており、お母様は真のお父様の御言を守らなくてもよいという立場をとっています。

天聖経をはじめとする八大教材教本を修正、編集することができ、真のお父様が決められた多くの原則と制度(家庭盟誓、天一国歌、成婚問答、主体-対象の格位、聖地売却) をお母様の決定により勝手に変更することができ、いくら後継者であってもお母様に従順に従わなければ、後継者を他の人に交替することができるというのです。それだけではなく、三代王権を廃棄してお母様の意志に従って天一国最高委員会を設け、これからはそこで後継者を選んで支持するという立場をとっています。このように、真のお父様が残して下さった御言だけでなく、制度と原則が全面的に変更されています。

このようなことは話になりません。一心同体とは何でしょうか? 心と体が完全に一つになったという意味ではないでしょうか? 御意と目的と方向と行動が完全に一致するという意味ではないでしょうか? 真のお父様が成されてきたことを否定し変えて新たに作っているにもかかわらず、なぜ一心同体というのでしょうか?

2000年代に入ってから、真のお父様はお母様が真のお父様のおっしゃることに従わないととても心配され、お母様に指摘されました。真のお父様は生前に御意に逆うお母様をひどく叱られ、離婚するとまで警告されたそうです。

このような御言の根拠を家庭連合協会に提示すれば、彼らは口をつぐんで論争を避けます。ただ、食口のみを取り締まればよいと思っているのです。しかし、それが可能でしょうか?
一時的には家庭連合の食口たちの目と耳を防ぐことができるかもれませんが、真実は永遠に葬り隠すことはできませんし永遠に食口を取り締まることはできないのです。完全に縛りつけることができるのは、犯罪者と精神病者以外にはありません。

2) 八大教材教本を廃棄

家庭連合では真のお父様が残された御言(八大教材教本)を廃棄し、三大経典を前面に出しています。八大教材教本はメシアが人類に残された遺言だと強調されたにもかかわらず、むやみにこれらを廃棄し三大経典(改訂版天聖経、平和経、真の父母経)を前面に出しました。真のお父様は御言の文字一つでも直せば天罰を受けると警告されました。しかし、御言を全体的に廃棄させてしまいました。改訂版天聖経では、原本天聖経の7 0%以上の内容を変更しました。メシアが人類に残された御言を削除、修正、編集させました。敢えて、経典が必要であったのならば八大教材教本はそのまま保存し三大経典を出すという方法もあるのに、真のお父様が遺言だと言われた八大教材教本を廃棄してしまった事実はどうしても認めることができません。真の御父母様は御言の実体であられます。御言を削除、修正するというのは真の御父母様を否定する行為です。

天聖経 p.1564 原理講論を修正することができる主人公は、私(真のお父様)しかいません。お父様の説教集を中心として行かなければなりません。先生を愛しているのなら、八大教材教本を先生よりも愛さなければなりません。(2009.11.19)

平和神経解説 p.811

神様と先生が祝福して、印を押した文書を勝手に変造することができますか?
絶対視しなければなりません。皆さんの子孫、数千万代までも愛して敬うことができる内容が入っています。(2007.2.27)

平和神経解説 p.841 お父様の御言の中で、誰かが御言に手を加えることは望まれません。もし毀損(きそん) される時にはあの世に行って、審判を避けることができない讒訴条件にひっかかります。したがって、手を加えてはいけないのです。(2005.4.26)

(説明）家庭連合では、2009年に真のお父様が「直さなければならない御言がたくさんある。」と言われたので、それを根拠に修正、編集してもいいと主張しています。しかし、真のお父様は2010年2月7日午前5時に天正宮の訓読室で「全て成した! 億万歳太平聖代！億万歳」と参席者たちにも続けて唱えるように言われながら＇神様の八大教材教本＇を天の前に奉献されました。真のお父様は奉献式典で「この全ての教材教本を天の前に奉献し、億千万歳、真の父母の完成、万王の王一体理想、蕩減復帰、解放釈放、統一天宙の全ての代わりをすることができる教材を奉献いたしますのでお受け取り下さい! お受け取り下さい! お受け取り下さい! 感謝いたします!」という奉献祈祷を捧げられました。メシアが神様の前に奉献されたのにもかかわらず、家庭連合の幹部たちが御言を直すのは原理的な行為ですか? 非原理的な行為ですか? 正しいと主張するのなら答えてみて下さい!

真のお父様は、御言に絶対に手をつけるなと強く言われました。＂私が糞だと言ったらそのまま糞と書き、こぶしだと言ったらこぶしだと書きなさい。＂そのように厳命されました。真のお父様は、眠る時間も惜しまれながら、御言をわざわざ何回にも渡って訓読され、御印（王様が押される印）を押されました。御言を天に奉献されました。しかし、御言を直しました。たとえ、そのまま保存しなさいと語られなかったとしても、メシアの御言は絶対、勝手に直したりしてはいけないのです。もし、直したことを信じることができないというのなら、原本の天聖経の御言と改訂版天聖経とを見比べてみて下さい。

原本の天聖経を70%以上を直しました。確認してみて下さい。嘘なのかどうか...

＂天地人真の父母定着実体御言宣布天宙大会＂で語られた原稿の御言の中には真のお父様の生涯の日記が入っており、天一国がこの中に入っていると説明されながら、御言のバインダーを公の場または訓読会の御言として語られながら、いつでもまたどこに行かれる時でも常に持ち歩かれ、聖和される直前まで大事にされていました。 44ページ以下を見れば、八大教材教本は人類のための遺言として準備したものであると語られました。地上にいるときだけでなく、霊界に行ってもこの御言を訓読し勉強しなければならないとはっきりと語られたにもかかわらず、聖和以後、八大教材教本は公式機関の(成和社を含む)どの場所でも、購入することができないのが現実です。家庭連合協会では、御言を既に相続したので問題がないと偽っています。

3) 天一国歌変更

家庭連合協会は、真のお父様が天一国歌として定められた＂栄光の賜物＂を無くし代わりに新たに編集された聖歌を天一国歌と決めましたが、勝手に変えても大丈夫だと思いますか? 国歌には国の建国理念が入っており、愛国の精神を悟らせてくれるための歌です。

＂栄光の賜物＂は、真のお父様が興南収容所の苦難を勝利され、作られた賛歌です。したがって、天一国歌は真のお父様の苦難と勝利の路程が表現されており、統一家の食口が天一国歌を歌う時は、厳粛に感謝の心で復帰の道を歩いて来られた時のその苦難の心情を賛美しながら歌う歌です。したがって、天一国歌を提唱する時は苦難の復帰路程を思いながら、神様と真の御父母様に対する忠孝の心情を持って歌詞の意味を心に刻むのです。真のお父様が＂栄光の賜物＂を天一国歌として定められた理由は、真のお父様の生涯が歌に表現されているからだとはっきりと語られました。このような意味があるということを考えれば、どうして天一国歌にむやみに手をつけることができますか?

新たに変更された天一国歌には、どんな建国理念がありますか? 天の心情から去った天一国歌には、何の意味もありません。

＂聖霊の新しい歌＂の歌詞は、韓鶴子お母様を高めようとする歌詞で改詞して、天一国歌を作ったのでしょう。天一国歌から、真のお父様の苦難と勝利の復帰路程は消えてしまいました。ただの歌だからと意味を考えないで歌うので＂何だっていいんじゃない?

＂となるのです。

4) 成婚問答変更

堕落人間の救いは、サタン分立の路程を通してアダム、エバが成長した基準、すなわち、長成期の完成級まで復帰した型を備えた基台の上で、真の父母から祝福を受けることにより重生(原罪清算)され堕落以前のアダムとエバの立場を復帰した後に、メシア、すなわち真の父母に従ってさらに成長完成し完成実体になれば神様の直接主管圏内に上がることができるのです。したがって、完全な救いは真の御父母様の祝福を通してのみ可能であるのです。アダム、エバが堕落した長成期完成級で、メシアの祝福により原罪を清算しなければなりません。これが私たちが理解している祝福の意味です。

しかし、堕落の血統を持った人間の立場では、長成期完成級まで到達するのは極めて難しいことです。したがって、私たちが受けた祝福は真の御父母様の大きな恩恵の下に位置的な祝福を受けたというふうに理解されていると思います。私たちは祝福を受けるに値する心霊的基準に到達することができなかったので、位置的祝福を受けて更に成長しその位置に到達しなければならない責任が残っているのです。故に、祝福家庭が脱線したりあるいは祝福を壊したとしても祝福は個人にして下さったのではないので、他の人が代わりにその責任を果たしその位置を埋めれば良いのです。すなわち、真の御父母様は長成期の完成級に到達することができない私たちに、成婚問答により誓約したので祝福を許諾されたのです。真のお父様は、祝福式に参加した善男善女たちに4項目の成婚問答による誓約をされ、それを条件にして祝福を許諾して下さいました。

したがって、祝福式に参加した善男善女たちが真のお父様が質問される4項目の成婚問答に対して「はい!」と大きな声で返事をし誓約することで、真の御父母様は神様に成婚のための祝祷をされ、成婚を宣布して下さることができたのです。

すなわち、真のお父様は4項目の誓約を通して「はい!」という約束を受けられて、それを条件にして祝福の恩恵を下さいました。つまり、長成期完成級まで到達することができなかった新郎新婦が誓約し、真のお父様はその約束の返事を条件にして祝福をして下さったということをはっきりと知らなければなりません。上の4項目の誓約をしなければ、堕落人間として神様と真の御父母様から祝福の許諾を受けることはできないのです。

しかし残念ながら、真のお父様の聖和以後に、4項目の祝福の成婚問答が無くなりました。代わりに、新しい成婚問答は形式は似ていますが、内容の全く異なった1項目だけの成婚問答が祝福の条件として変更されました。

文姸進、文情進、真の家庭の成婚式の成婚問答を見て下さい。基元節以後、統一家の祝福行事では変更された成婚問答を使っています。

＂天の父母様を中心に侍り、絶対信仰、絶対愛、絶対服従する真の家庭を築きますか?

＂と、このように1項目の約束に変更されました。

成婚問答は、一般の結婚式で主礼が新郎新婦に儀礼的に大まかに約束をするそんな内容のものでしょうか?
絶対に変えてはならない神様と真の御父母様との約束です。真のお父様が決められた誓約で祝福を受けなければならないのに別の誓約の内容が入れば、それは真のお父様の祝福ではありません。真のお父様が決められた成婚門答で誓約をすることで祝福家庭になるのです。他の内容で誓約をすれば堕落家庭になるのです。これも理解できないですか?

成婚問答が、ただ、意味もなく作られたのではないのです。私たちは創造原理から成婚問答の意味を探すことができます。文章の最後に＇約束しますか?＇という言葉を入れたからといって成婚問答ではないのです。内容が創造原理に合っていなければなりません。私たちは結婚の祝福式以外にも天一国入籍祝福式や王権即位式など真のお父様の在世時に祝福式に何回か参加しましたが、いつも同じ成婚問答をされました。そして、その度ごとに「はい!」と大きな声で返事をしました。何の意味もなく、儀礼的に成婚問答をしたのですか? 真のお父様は徹底しておられる方です。祝福家庭に対し、約束をしたことを条件に祝福をしてくださいました。

基元節以後の祝福式に参加した家庭連合の食口たちは、真のお父様の主管される祝福家庭として戻って来るために偽の祝福式を受けたことを悔い改めて、＂真のお父様の権限圏に戻って来る祝福＂を再び受けなければならないのです。

考えてみて下さい!

長成期完成級まで到達できていない新郎と新婦が神様の御意の通りに生きるという約束をせず、どうして神様が祝福をしてくださることができるでしょうか?

それも、神様ではない他の存在に誓約をしてしまったのに... 神様と真のお父様がどうして祝福を認めて下さることができますか?

あり得ないことです。基元節の祝福(2013年1月13日)は神様と真のお父様とは何の関係もない祝福であり、創造原理にも合わない祝福です。天の父母様という名前の天使長の祝福です。原理的にみてもこのような祝福はあり得ないのです。誤った祝福です。基元節以後、祝福を受けた全ての家庭は真のお父様が下さった聖酒ではなく、天の父母という存在が与えた聖酒を飲んで新しい祝福を受けました。したがって、以前、メシア、真の御父母様から受けた祝福は無効になりました。そして、真のお父様と全く関係のない天使長の祝福家庭に変わってしまったのです。恐ろしいことが起きてしまいました。しっかりしなければいけません。したがって、現在の家庭連合の組織の中には祝福家庭がありません。過去には祝福家庭であったかもしれませんが、今は神様と真の御父母様の祝福とは関係のない立場に堕ちてしまったのです。2世もいないのです。

文亨進様がなぜそんなにも家庭連合の食口を咎められるのか、これで理解できましたか? 文亨進様は、自分でも知らないうちに誤った祝福を受けた家庭連合の祝福家庭を生かして下さるために、２年近く皆さんを呼び続けられたのです。皆さんが再び真のお父様のところに戻って来るようにと、喉が張り裂けんばかりに叫ばれました。文亨進様は、なぜ、家庭連合の指導者たちに向かって「詐欺師だ。」と怒られるのか、まだ理解できませんか? なぜ、皆さんに向かって「馬鹿だ、愚か者だ。」と叱りつけられるのか、まだわからないですか?

＂真のお父様の権限圏に戻る祝福式＂を受けなければ、天使長は絶対に家庭連合の食口たちを放してはくれないでしょう。天使長の聖酒を飲むことにより、血統が変わってしまったからです。

文亨進様は真のお父様から代身者、相続者として祝福を受けられ、万王の王の戴冠式を通して満天下に真のお父様の後継者であると宣布されました。それだけでなく、真のお父様から真の家庭の祝福、2世祝福、1世祝福、既成家庭祝福、霊人祝福の権限まで委譲されたことを知らなければなりません。したがって、文亨進様を除外し行われる祝福はあり得ないのです。

皆さんは、偽の祝福を受けました。真のお父様の代身者から再び祝福を受けなければなりません。お母様がお一人でされる祝福は、祝福ではないのです。祝福は神様を中心として代身者、相続者夫婦が行って下さるのです。したがって、文亨進様が行って下さる祝福だけが本当の祝福であり、それ以外の祝福は全て!
全部が偽物です。誰が聖酒を造ることができますか?真のお父様がおられるのなら別ですが、聖和以後は代身者、相続者だけが聖酒を作ることができます。聖酒には天の血統が入っています。家庭連合が与える聖酒は、天使長が与える聖酒です。過去に真のお父様が下さった聖酒ではないのです。

5) 献金の強要

家庭連合は、この世の中にあるどの宗教よりも多くの献金を要求しています。もちろん真のお父様の在世時にも、莫大な献金摂理があったことは否定しません。真のお父様の在世時には、天文学的な資金が摂理の一線に投入されましたね。政治、経済、マスコミ、社会、文化、芸術、教育、救護、奨学、ピースカップ、宗教統一運動、世界平和運動、南北交流、韓日海底トンネルなど…とても目覚ましく摂理の進展が成されました。アメリカのような大きな国家でもすることができないほどの摂理的プロジェクトが推進されました。しかし聖和以後、真のお父様が推進された世界的摂理活動の大部分が縮小や中断されました。現在も続けて推進されている摂理事業では、何が残っていますか? しかし、献金摂理は今もなお、拍車に拍車がかけられています。真のお父様の聖和以後に、韓鶴子お母様は＇中断なき前進＇を宣布されましたが、実際にはほとんどが中断されました。しかし、献金摂理だけは＇中断なき前進＇を続けています。

家庭連合のように献金をたくさん要求する宗教は、この世の中にはないでしょう。ついこの間も、日本の食口たちに8月30日まで一家庭あたり21万円、伝道3人、祝福1人(献金 140万円含む)を勝利するよう言いました。献金が戦争ですか?献金を納めれば勝利すると言っていますね。笑わせます。それだけでなく、献金をたくさんして親孝行賞をもらいなさいと言っているそうです。献金できなければ孝行者ではないということですか? そしてまた、別の名目で献金するようにと献金のノルマをずっと与えています。侍墓(じぼ)献金40万円、真のお父様の聖和三周忌献金12万円など、いちいち列挙しにくいほど多様な献金のノルマが次から次へと出されています。(侍墓...昔、父母の喪中にその墓のそばに小屋を建て3年間暮らしたこと）また、献金精誠というのもあるんですね。亨進様がお母様の所に戻って来られるように献金で精誠を尽さなければならないそうです。そして、食口の各家庭別に面談までするそうです。いくらまで出すことができるかを調べる面談でしょう。あるものは全て根こそぎ...という意味ではないでしょうか? 一体、＇文亨進様のために＇という名目で集めた献金は文亨進様に送るつもりなのでしょうか? 今年(2016年)6月には＇四大聖物の下賜＇という名目でまた献金をするように言いました。本当に大した組織です。

真のお父様が南北統一のために運営されていた平和自動車が真のお父様の聖和以後に北朝鮮政権に献納したという話を聞きました。裏事情については全く知ることができません。平和自動車は、南北統一を目標にした経済協力のために莫大な公金を投入して設立した工場です。統一はまだ遠いにもかかわらず、現在運営をあきらめて献納した背景を食口たちは全く知ることができないのです。可哀相な家庭連合の食口たちに、摂理のためであるという名目で途方もなく莫大な献金ノルマを課しながら公的財産運営について、なぜ知ってはいけないのでしょうか？そして、連日のように聞こえてくる公職者の公的資産に関する疑惑については、どのように受けとめなければならないのでしょうか?

日本の食口の中には、献金の借金のために家を失い、親戚らにも村八分にされ、住む所がなく、路頭に迷うような境地に陥った人もいると聞きました。日本のある2世は、一日一食だけの食事を学校で提供する無料給食に依存するという話も聞きました。食口たちを絞りに絞り出しさらに絞り出して、血まで全て絞り出してもまたさらに絞り出そうとしているのではないですか? 摂理のためですか?
食口たちを金融債務不履行者や乞食にさせる摂理とは、一体どんな摂理でしょうか? 一体、現在成されている摂理に対する活動には何がありますか? この度、鮮鶴記念館を建てるために九里の水沢里聖地は売却されることになりました。九里の水沢里修練所は、統一家のほとんどの食口が原理修練を受けた所であり、信仰の故郷のような場所です。食口たちは投票で反対の意志を明らかにしたにもかかわらず、これを無視して再び投票をするよう強制し、結局、売却することに決めたのです。これが民主主義による選挙方法だといえますか?
これでも、食口たちの意見を聞いて決めたといえるのですか?
本当にひどい話です。アメリカのニューヨーカーホテルも、ボストン教会も他人の手に渡るそうです。歴史的に保存しなければならない聖地と建物を全て売却処分し新しくやろうとしている事業とは、鮮鶴記念館の建物ですか? 一体、聖地を売って何を記念しようというのでしょうか?

食口たちは献金摂理に動員され、神宗族メシア活動をするようにと街頭でチラシを配り歩き...結婚できない農村の独身男性を伝道し原理修練もきちんと受けさせないで、すぐ祝福を受けさせます... 祝福献金がいくらですか? 祝福の為の献金が600万ウォン(6 0万円)ですか? 日本は1400万ウォン(140万円)だそうです。祝福式のどこにそのような多額のお金がかかりますか? 自分が指輪、背広、ネクタイ、ベールまで全て準備するじゃないですか? そのようにすることが天一国の主人だとでもいうのですか? 率直に言って、まるで天一国の僕か奴隷ではないですか?家庭連合の指導者に聞いてみたいです。日本の食口たちは献金摂理に動員され、家を売って献金すれば福を受けますか? 家を担保にし退職金まで捧げ借金して金融債務不履行者になって、路頭に迷ってもいいというのですか? 家庭連合では、献金が限界に達すると食口が家を担保にして銀行からお金を借りることもあるそうです。家を担保にしてお金を借りれば、後で利子と元金を返して担保を解除してあげなければいけないのではないですか? 解除してあげたことはありますか? 私は解除してあげたということは聞いたことがありません。

お金がなくて、解除してあげられなかったのですか？しかし、幹部は贅沢な暮らしをしていますね。本当にひどいです。亨進様は、家庭連合の指導者たちが公的資産を全て売る前に、全て処分して日本の食口たちの献金による借金を返してあげるよう指示されました。

財団理事長の文国進様と後継者の文亨進様は、なぜ急に免職になりアメリカに行かれたのか、食口たちは何も知りませんでした。文亨進様と文国進様は教会を建て直すために貪欲な教会指導者たちと妥協せずに真っ向から闘われたせいで免職にされたのではないですか?

4. 真のお父様と文亨進様

1）三代王権

愛の相対は父子関係以外にはありません。本当に自分の生命と全てのものを捧げ愛したいならば、父でなければ息子でなければなりません。ですから、二人が合わされば、宇宙も離せません。

[2009. 12. 6 天正宮]

愛の相対は父子関係と言われました。したがって、真のお父様と代身者である文亨進様は宇宙でも引き離すことができないという御言です。故に、真のお父様は文亨進様と共におられます。宇宙も引き離すことができない父子関係を家庭連合は引き離そうとするのですね。

真のお父様は、ご自身以降の摂理の後継者として文亨進様を選択されました。まさに代身者、相続者として文亨進世界会長を任命され、三次に渡って戴冠式を挙行され、後継者であることを天と地に宣言されました。真のお父様の後継者は人間が任意に変更することができないということです。たとえお母様であっても、これを否定することはできないのです。万王の王の御意です。のみならず、信俊様まで決定され三代王権を確立されました。ところが、文亨進様がなぜ天正宮を出なければならなかったのでしょうか。ご自身がまさに代身者、相続者であるためです。文国進様はなぜ辞めさせられ、米国へ行かれたのでしょうか。まさに財団理事長であられたからです。

家庭連合の指導者たちは、子女様でも5％の責任があるという論理を主張しています。否定はしません。ですから、真のお父様が相続者を決められる時責任分担に失敗した場合、後継者になることができません。七男の中で文亨進様が責任分担を勝利されたため、真のお父様が代身者、相続者という祝福を伝授して下さったのです。文亨進様が勝利されたので、万王の王戴冠式で真の父母様の龍袍(天子の礼服につける竜の縫い取り。また、その縫い取りのある衣服)を着て、祝福を伝授されたのではない

でしょうか? 祝福を伝授された後も責任分担があると言っていますが、論理的に合っている内容ですか? どうして、戴冠式をした後に責任分担を問うのですか? 戴冠式を先にして責任を果たすか果たせないか様子を見て、後から与えたものを奪うという話ですか? 真のお父様は、幹部達に家庭連合で多方面から見て亨進様より優れた人がいないとはっきりとおっしゃいました。悪賢い論理に惑わされる食口たちがたくさんいます。責任分担を完遂した後に、相続者として祝福を与えるのが原理です。責任を勝利された方であると真のお父様は認められましたが、お母様は認められないですね。真のお父様は認められましたが、お母様は否定しておられます。お母様は、真のお父様と異なる基準を持っていらっしゃるようです。それにも関わらず「真の父母は一つだ！一つだ～！」と言い続けています。責任分担を完遂した人に後継者として祝福を伝授されるのです。原理がそのようになっています。胸に手を当てて考えてみて下さい！真のお父様がそのように粗末に摂理をされませんでした。三男文顕進様は後継者になれませんでした。責任分担を勝利できなかったからではないかと思います。

もちろん、真の御子女様は生まれたからといって、全て完成されているのではないと思います。真の御子女様は、本人の責任分担を通して個性完成と家庭完成を成し遂げた後、万物に対する主管権を持つようになります。そうすることで、真の父母の理想は後代に連結されるのです。したがって、真の子女が生まれたからといって、自動的に摂理が相続されるわけではありません。地上はサタンによって征服されているため、真の御子女様は絶えずサタンの執拗な攻撃を受けます。イエス様もサタンの試練を受けられました。真のお父様がおっしゃったように、御子女様は摂理の供物になることがあります。なぜなら、サタンは真の家庭を破壊させるために絶えず総攻撃をするからです。残念ながら、御子女様方はあまりにも過酷な誘惑と苦痛に多く見舞われました。次男の興進様は聖和され、続いて栄進様と孝進様も聖和されました。他の御子女様方もあまりに大きな試練を受けられました。

真の御父母様が勝利されたとしても、真の御父母様の跡を継ぐ御子女様がおられないなら摂理は中断せざるをえないのです。幸いなことに、本当に幸いなことに、七男である文亨進様が絶対性を守られ驚異的な内外の修練と鍛錬を通し、責任分担に勝利されました。個性完成を成し家庭を完成されました。

エデンの園でアダム家庭で起きた事件をもう一度、考えてみて下さい。長成期完成級にいたエバが天使長の誘惑に堕ち善悪の実を取って食べて堕落しました。堕落したエバはアダムを逆主管してアダムまで堕落させました。アダムは偽りの夫となり、エバは偽りの妻になりました。堕落したアダムとエバは、偽りの夫婦になったのです。偽りの家庭で、カインとアベルが生まれました。神様は彼らを通して、メシアを送るための信仰基台と実体基台を立てさせました。しかし、兄カインが弟アベルを殺すことにより、アダム家庭の復帰は失敗しました。

家庭連合協会では、文亨進様がお母様に親不孝をしたと主張します。しかし、それは事実ではありません。よくよく見て下さい。現状の問題の焦点は真のお父様です。真のお父様が残された御言と制度と原則を守るか廃棄するかの問題です。その中心に、文亨進様がおられるのです。お母様が本然の真の父母の位置を離れ、家庭連合の指導者がお母様に正しく侍っていないことを叱咤しておられるのです。論議の核心はメシアの御旨と御言を守ることですが、家庭連合では巧みにお母様に親不孝をしている方向に焦点を向けています。文亨進様が王の座を早くくれとせがみましたか? 財産をくれとおっしゃいましたか?それともお母様を追い出そうとされましたか? ご自身がメシアだとおっしゃいましたか?そのようなことは一度もありません。ただ、真のお父様の御言と制度と原則を絶対に変えてはいけないとおっしゃいました。サタンの主管圏に堕ちた家庭連合の食口たちに真のお父様の権限圏に戻って来るように警告されたのです。家庭連合でメシア真のお父様の時代を終わらせてお母様の時代を標榜することが間違っていると叱咤しておられます。真のお父様が聖和なさることによって真のお父様の歴史が終わったのではないということです。イエス様が十字架にかけられた後、霊的な役事が大きく起きてローマ帝国を屈服させたように、メシアである真のお父様の聖霊の役事をされる基盤を破壊しないように厳しくおっしゃっているのです。これは明らかに真のお父様の御意を守ろうとされる行為です。文亨進様が天正宮で不義とほんの少しでも妥協していれば、見ないふりをして目を瞑っていれば、後継者の位置を維持し続けることができ、後日お母様が聖和された後、ご自身が統一教会の最高権力

者になり天正宮の主人となって、統一家の全ての権限と全ての資産がご自分の手中に入ってくることを知らなかったでしょうか? それにも関わらず、メシア、万王の王であられる真のお父様の御言と制度と秩序が破壊されるということに対して容認できないという姿勢で原則を守ろうとされ、たとえ全ての権限と富と栄光を失ったとしても、メシア救世主、万王の王の残された伝統を守らなければならないという責任感から大胆に乗り出されたのです。これが親不孝というのですか? きちんと答えて下さい！親孝行の中の孝行者です。真の孝子です。孝子であられるが故に、迫害を受けていらっしゃるのです。

真のお父様の聖和後、亨進様は全ての公職から下り天正宮から出て米国に発つことを余儀なくされ、イーストガーデンにもいることすらできない立場になられました。結局、ペンシルバニアの片田舎の奥地に行くしかありませんでした。荒野に行かなければならない亨進様の立場を考えてみましたか? お父様を守るために、全ての権力と栄光を放棄された方です。どうして、これが真の御父母様に逆らう親不孝になるのですか? 明らかな謀略です。代身者、相続者として、メシア、万王の王から祝福を受けられた立場で、自分でなければ真のお父様の摂理を守ることができないという現実の中で、全てを放棄してでも真のお父様の御旨と伝統を守ろうとする孝子の中の孝子です。謀略に惑わされずに亨進様の説教を見て下さい！

現在の状況は、真のお父様が残された御言と制度と秩序を守り保存して、子孫万代、後代に残すことができるか? それとも修正、削除、追加し汚染された偉業として残すことになるか? そうでなければ一世代を風靡して、徐々に忘れられる人物になるのかという問題です。天の血統を守り、メシアの御旨を保護して後代に残せるか、残せないかの分かれ道です。母子間の権力争いに煽って行こうとする論理は、事件の本質を隠そうとする策略に過ぎません。家庭連合協会が正しいとすれば、文亨進様の主張に対して正面から善悪を判断しなければなりません。親不孝だと言って感傷的な言葉で論争を避けようとするのは卑怯者です。相手にせず沈黙しながら、後ろから食口の取り締まりを必死にしている姿は正当ではありません。

今日起こっている事態の本質は、真のお父様です。誰が真のお父様の生命を最後まで保護し守ろうとして、誰が真のお父様の生命を人間的な理由を挙げて停止しようとしたのか? 誰が真のお父様が残された祝福の伝統を守ろうとしており、誰が真のお父様の祝福の伝統を変更したのか? 誰が真のお父様の八大教材教本を守ろうとして、誰が御言を修正、削除、追加しようとしているのか? 誰が真のお父様の血統を守ろうとしており、誰が真のお父様の血統を否定したのか? 誰が真のお父様の任命された代身者、相続者を守ろうとしており、誰が真のお父様の代身者、相続者を追い出したのか?

事態の本質を正しく見なければなりません。

血統の重要性（平和訓経p.16-17 神様の理想家庭と平和理想世界王国Ⅰ）ところで、アダムとエバの堕落以来、歴史を通して、神様にとって胸の痛い恨とし

て残されてきたものは何であるか知っていますか? 天の血統を失ってしまい、兄弟圈と所有権までも失ってしまった事件です。

生命よりも貴く、愛よりも重要なものが血統です。生命と愛が合わさって創造されるものが血統です。これらのうち、生命がなくてはならないでしょうし、愛がなくても血統は創造することができないのです。愛・生命・血統のうち、その実りが血統だというのです。

神の血筋の中には真の愛の種が入っていて、真の生命の体が生きています。したがって、この血統と連結されると、神が理想とされる理想人間、つまり人格完成も可能であり、理想家庭も生まれ、更には、神の祖国、理想国家も出現するのです。平和理想世界王国はこのように創建されるのです。血統の重要性は、いくら強調しても足りないということを皆さんも知るべきでしょう。

５．最後の祈祷文の捏造

統一世界、陽暦2012年10月号のp.21に真のお父様の最後の祈祷文が出てきます。ところが、改正版天聖経p.1646に出てくる真のお父様の最後の祈祷文と内容が異なります。聖和式で食口に公開した映像も、捏造された内容でした。

最後の祈祷文まで捏造しました。真のお父様は、多くの祈祷文を残されましたが、特に＇最後の祈祷文＇は＇栄光の冕旒冠＇と共に永遠に伝授しなければならない宝物の中の宝物です。生涯、真の御父母様に従ってきた私達に、なぜ祈祷文を隠しているのですか? 祈祷文の全文を公開する必要があります。なぜ、事実ではない映像に加え、捏造された内容のみを公開するのですか? その祈祷文に一体どのような内容を隠しているのですか?

家庭連合協会では、真のお父様の最後の祈祷文を編集しました。原文は一体どこにあるのですか? 最後の祈祷文は、真のお父様がご自身の生涯を整理される内容と後世に残される内容で、真のお父様の遺言のようなものです。私たちが真のお父様の御言を聞くことができる最後の機会です。あまりにも重要なので、助詞一つ、息の音一つ一つまで正確に後世に残さなければなりません。しかし、動画でもまたどのような記録の中にも、今では原本を見つけることができなくなりました。最後の祈祷文を任意に作り直す人は一体誰ですか? 彼らは真のお父様の御意と御言に、どのような気持ちで対応しているのでしょうか? そして、このような人たちに御言の保存の責任を任せた人は、一体誰であり、理由は何ですか?

私はもう、統一世界の本の内容も天聖経(改訂版)の内容も全て信じられません。編集された偽りの動画も信じることができません。偽りの映像には真のお父様と韓鶴子お母様が手を握って祈祷される映像が出てきます。なぜ、その映像を入れたのでしょうか? 答えは明らかです。手を握って祈祷されなかったからです。私たちが見た＇最後の祈祷＇の映像は、2012年4月14日天和宮であった特別な宣言式の映像を捉えたものです。

これは一体、どういうことですか? なぜ、嘘をつくのですか? どうして、8月13日にあった＇最後の祈祷＇に映像を上書きしたのですか？日本で行われた専門家の音声鑑識によると＇最後の祈祷＇の内容は、明らかに捏造されたそうです。真のお父様の声であることは確かですが、映像と音声が全く合わず、音声を複数回に渡って操作したことが発見されたということを暴露しました。これは重大な犯罪行為です。家庭連合協会はもう、食口を翻弄せず＇最後の祈祷＇の映像全体を食口たちに公開しなければならず、食口は当然これを要求するべきです。食口の皆さんはそれすら知る必要がないと思われますか? そして、このように事実を要求することが、非原理的であり、絶対信仰、絶対愛、絶対服従に違反するのですか? それなら、絶対信仰、絶対愛、絶対服従は誰が誰にするべきでしょうか? 神と万王の王にするべきであって、家庭連合の指導者にしろというのではありません。偽りを犯す者に絶対信仰、絶対愛、絶対服従をせねばならないのですか? お母様も、神様と真のお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければならないのです。

生涯、真のお父様を信じ、侍り、従って、子女という名を持つ私たちであるのに... 子女が真のお父様の編集されていない祈祷の原本の映像を見たいということが、誤った非原理的な要求ですか？

食口の皆さん、目を覚まして下さい！あなた方が起立して拍手している指導者たちが真のお父様の真の姿を奪っていきました。そして、自分たちの都合のいいように真のお父様を捏造しています。彼らは真のお父様に従う者ではありません。真のお父様に反逆した者たちです。天を恐れることを知らず、地上で自分勝手に飲んで、踊って、歓声をあげています。そして、皆さんは自由を奪われた奴隷のように何も考えず、彼らに服従し、引っ張られています。

天の怒りが目前に至っています。

6. 真の御父母様の意味

真の父母とは人間個人を意味する言葉ではありません。真の父母とは、神様の創造理想の中にあった本然の位置をいうのです。神様の創造理想は、真の父母を通して完成することができました。しかし、最初の人間始祖が堕落することによって、神様の創造理想は真の父母が実現されなかったため、これを再び探し立てるために復帰摂理が始まりました。しかし、4000年ぶりに来られたイエス様も人間たちの不信により花嫁を迎えることができず、再臨の約束を残して逝かれました。真の父母の理想を完成できませんでした。そして、また2000年が経った後、再臨主、真の父母として来られた文鮮明様が、幼い韓鶴子様を選択し＇子羊の婚宴＇を勝利的に立てることによって初めて、堕落世界でお二人を通して、神様の血統である真の子女が誕生しました。故に、人類歴史で初めてこの地に真の御父母様が顕現されることになりました。したがって、堕落人間も真の御父母様を信じ接ぎ木されることにより、重生式を通して救いを受けられるようになったのです。それゆえに、堕落人間は真の御父母様を絶対主体として侍らなければなりません。真の御父母様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなければなりません。

のみならず、真の御父母様の中にも主体と対象があります。メシアである真のお父様は、神様の精子(血統)を持って来られた方です。彼はこの地で花嫁を探して来られました。その花嫁を通して神様の血統がこの地に立てられるのです。したがって真のお父様は神様を代表した方で、真のお母様は地を代表した方です。これは原理です。真のお母様は、真のお父様の前では対象の位置におられます。真のお母様は、真のお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなければなりません。真のお母様は全ての食口たちに対し、より模範的な絶対対象の位置にいなければなりません。

真のお母様は、神様の血統である真のお父様の精子を受けて、14名の真の御子女様をお産みになりました。これは、お母様の最初の使命でありこの使命を勝利することで、真の御父母様の位置に上がられました。二番目は、神様の血統に仕え、保護しなければならない使命です。明らかなことは、真の御子女様たちは真のお母様の子女ですが、血統的に見て真のお父様の血統、すなわち、天の血統を持って生まれた方々です。真のお母

様は、真の子女様の母ですが、血統的には韓氏の血統です。韓鶴子お母様が、真の母の位置におられたことは明らかな事実ですが、血統的に見れば天の血統ではありません。お母様の前に＇真＇が付いたからといっても天の直系の血統ではありません。したがって、真の御子女様の血統が真のお母様の血統より高い天の血統です。このことをはっきり理解しなければいけません。しかし、お母様は、真のお父様が立てられたカイン、アベルの二人の息子を保護し高く掲げる使命に勝利できませんでした。代身者、相続者、後継者に立てられた息子を押しのけ、自分が代身者、相続者、後継者になろうとして、自ら女王の位置に上がりました。真のお父様の聖和後、お母様は真のお父様の血統を敬い、保護しなければいけない立場にもかかわらず、真のお父様の血統を押しのけ無視して、自分自らメシアの純潔血統であると主張されました。したがって、真の母の本然の位置を離れてしまわれました。しかし、韓鶴子お母様が自分の位置を離れたからといって、真の御父母様の摂理自体が失敗したことではありません。

韓鶴子お母様が真の母の位置から自ら下りてしまったので真の母の位置は空席になりましたが、真のお父様は自らの使命を完遂されたので真の父母の位置におられるのです。絶対主体であられる真のお父様は、そのまま真の父母の位置を守っておられるので、真の御父母様の摂理は失敗したのではなく、無効になったのでもありません。しかし、対象であられる韓鶴子お母様が絶対主体を否定し、自分が主体の位置に上がろうとすることによって、真の父母の位置から自ら離脱したのです。したがって、たとえ韓鶴子お母様が自分の位置を離れたとしても、真の父母の摂理は、失敗にはならないのです。真のお父様は、ご自身の使命を全て成され勝利されましたが、お母様の使命は残っているのです。真のお父様の御言では、このようになっています。真のお父様を主体として侍らないお母様は真の父母の位置を離脱することになり、このような韓鶴子お母様を通しては救いの道は開かれません。本当にとても残念なことが起こってしまいました。天地において、真の母の位置より栄光の座がどこにあるのでしょうか。

真の父母という言葉の意味は外形的には、真のお父様と真のお母様を意味する名称ですが、内容的にはお二人が分立された姿ではなく、一つという意味です。御言と御意と理想と目的と方向が絶対的に一致したという意味です。私たちは、真のお父様の御言と摂理歴史を話す時、お二人が一つになり役事されていると信じて、真の父母という敬語を使ってきました。しかし、実は、その内面には、真のお父様の御言と役事が中心になっており、お母様の御言と役事が中心になっているのではありません。統一家の食口であれば、そのことは誰もが知っています。しかし、真のお父様の聖和以降、韓鶴子お母様の意向と理想が真のお父様と分立していたならば、問題は深刻になるのです。誰もがお母様が真のお父様と一つになっていると信じていました。お母様が真のお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道に従って来られ、完成したエバになったと信じていました。ですから、真のお父様に対するように、一体になられた真のお母様をやはり尊敬し栄光を捧げてきました。

しかし、聖和以後、真のお父様の原則と遺訓が一つ一つ無くなっていく現場を目の当たりにしました。真のお父様の御意と、韓鶴子お母様の意向が一致していないことを目撃するようになりました。一つにならなければ分離するのです。不幸にも分離されたなら、私たちは誰に従わなければならないでしょうか。当然、真のお父様に従わなければなりません。このことに異議のある人はいないでしょう。厄介な説明は必要ありません。真の父母という名前で、食口たちを紛らわせ、真のお父様と別の道を行っているお母様と一心同体のように偽りのアピールする者たちは、真のお父様を裏切った天使長たちです。

「私は初めから独生女であり、メシアとして来た。｣

「お父様は原罪がある血統じゃないですか。｣

「私は原罪が無く生まれた人である。」

「私は神様である。」

韓鶴子お母様は、公的な場でこのように話されました。私たちが仕えて来た真のお母様に対する理想は、もう無くなってしまいました。家庭連合で「真の父母は一体である。」と主張することは、真のお父様の業績と位置を利用するための呆れた口実に過ぎません。

文亨進様は、韓鶴子お母様が悔い改め、再び戻って来られる機会を与えておられました。真のお父様を裏切った立場からとは別に、カイン、アベル二人の息子の元に戻って来られるよう、道を開けておかれ期限を与えられました。説教の御言を通して公開されました。このことは、真のお父様の直接主管の下で、真のお父様と深い霊的交流を通し、お父様の御意を伝えられたのです。最後の通達でした。しかし、韓鶴子お母様は無視されました。ある日、亨進様は涙を流しながら、息子の信俊様を正式に次の後継ぎに任命する式を天に捧げられました。礼拝の場で、亨進様の御子女様たちを全て呼んで立たせ、皆が信俊様に敬拝をするようにされました。それから、姸雅様も信俊様に敬拝をされました。産みの母ですが、信俊様に王として仕えるという約束をされました。亨進様がこの世におられなくても、信俊様が三代王として立たれる時に、母が三代王位を奪うことなく仕えるという誓約を公開的にさせました。その日は、教会全体が厳粛な雰囲気に包まれ、涙の海になりました。亨進様も姸雅様も御子女様も食口たちも皆、多くの涙を流しました。これを見る聖殿食口は皆、胸が痛みました。

したがって、李姸雅様が責任を受け継がれることにより、お母様に与えられた責任はもう無くなりました。お母様は、失敗した母の位置に堕ちてしまいました。ですから、お母様が悔い改め再び戻って来られたとしても、文亨進様個人の母として戻って来ることは出来るかもしれませんが、真の母として戻って来ることが出来ないのです。これは、文亨進様の意志ではありません。真のお父様の意志です。エバの使命が引き継がれたためです。中心人物が責任を失敗したために、使命が引き継がれました。天に召命されたとしても、失敗した人物は再び使われません。ただ、責任を失敗した韓鶴子お母様になられたのです。真のお母様ほど、栄光の位置は無いのに。自分自身を高く掲げたいがため、真のお父様を捨ててしまいました。真のお母様の位置を離れてしまいました。真のお父様と関係の無い位置に堕ちてしまいました。

7．真の御父母様の最終一体圈、完成宣布

家庭連合では、真の御父母様は完成されたので、失敗することが無いと主張しています。故に、お母様を否定することは、真の御父母様を否定することであり、これは真のお父様の摂理を否定することだと主張しています。真のお父様は＇最後の祈祷＇で「全て成した、全て成した。」と言われましたが、聖殿食口はこれを否定するので、結局、真のお父様を否定することになると言います。したがって、このような主張をする聖殿食口たちは非原理的集団であり、真のお母様を叱咤する亨進様は親不孝者であり失敗者であると非難しています。これに従う食口たちも、現在、家庭連合には問題の多いことを否定はしないが、真の御父母様を否定する団体について行っては絶対にいけないと考えています。このような内容は、とても重要なので、真のお父様の御意をたずね求めて、解決しなければいけません。

真のお父様の御言を見てみます。

…天暦2010年 5月15日その日は重要です。早朝 3時25分。これは、お母様とお父様が、最後に宣言した秘密文書です。これは、夜昼の神様も知りません。天暦2010年 5 月15日早朝 3時35分は何か? この時の出来事を中心として、ここ韓国と今後の方針を秘密裏で、お母様と約束した、お母様は間違いなく、お父様と一致して行くというその約束をした時間です。それ以前は、お母様がお父様と一つになって行くという約束をしませんでした。神様と地と世界に公布できませんでした。...堕落した世界の終幕前において、お母様、お父様、神様を中心として約束をしたので、3時25分、これが、天暦2010年 5月15日早朝3時25分の出来事です。...「したがって、旧約、新約、成約時代の完成、完結、完了の時代を迎え、真のお父様と真のお母様との最終一体圏を完成、完了した、全体・全般・全権・全能の時代を奉献することを表する！」

（2010年 7月1日(陽)統一世界 2010年 7月｢神様の祖国と故郷は韓国｣）

上の御言を見れば、2010年5月15日早朝3時25分に、お母様が真のお父様と絶対的に一つになるという約束をされたと言い、これが最後に宣言した秘密文書だと言われました。お母様がお父様と間違いなく一致します、一つに成って行きますと約束した土台の上で、真のお父様と真のお母様が最終一体圏を完成、完了した、全体・全般・全権・全能の時代を奉献すると言われました。明らかに、そのようになっています。しかし、もしお母様が一つになって行くという約束を守らなければ、すなわち、真のお父様と一致して行かずに、お母様が主体になり、別の道を行かれたら、どうなるのでしょうか? 真のお父様がお母様と最終一体圏を完成・完了し、全体・全般・全権・全能の時代を奉献されたことは、どうなるのでしょうか？取り消すことが出来ません。たとえ、お母様が約束を守らなかったとしても、真のお父様が天の前に奉献したことは、否定できないのです。しかし、お母様は、責任分担を失敗したことになります。つまり、真の父母最終一体圏はすでに奉献されましたが、お母様は真の父母の位置にいることができないのです。奉献後に真の母の位置から、自ら離脱されたためです。

真の父母という意味は何ですか? 堕落した父母でなく、神様が太始に立てようとされた本然の人類の先祖、堕落していない真なる父母のことです。真の父母とは、真の子女の誕生によって現れます。真の子女が生まれなければ、真の父母になることが出来ません。真の御父母様の御家庭には、真の御子女様がお生まれになりました。それによって、この地上に太始に神様が構想された真の父母の理想が文鮮明―韓鶴子御夫妻によって、地上に実現したのです。堕落性の無い、潔い血統の、本然の真の子女が生まれることによって、真の父母が現れたのです。統一家の食口たちはお二人を真の父母として仕えながら、その方の血統に接ぎ木されました。原罪により堕落性を持って生まれましたが、肉親の父母を否定し、お二人の真の父母に仕えると決意し、聖酒を飲み、祝福を受けることにより、原罪を脱ぎ、サタンから分立された祝福家庭を成すことができたのです。

真の御父母様の家庭を見てみましょう。天の血統を持って来られた文鮮明先生は、個性完成を成し、天が準備された少女韓鶴子様を新婦に迎え、御成婚されました。厳しい7 年間のエバ完成期間を通して、初めてこの地上に真の夫婦が立てられました。そして、子女がお生まれになることで、真の父母になられました。しかし、真の御子女様たちは真の御父母様の御意とは裏腹に、個性完成を成し得ませんでしたが、七男文亨進様は＇絶対性＇を守り、責任分担を勝利し、個性完成を成し、聖婚された後、家庭完成を成されました。文亨進様は真のお父様から、世界会長の役職の任命を受け、統一家に新しい希望を呼び起こし、皆の尊敬と信望を受けました。その後、真の御父母様から、代身者、相続者という祝福を受けられました。文国進様は真のお父様から、財団理事の役職を与えられ、統一家の全ての誤った企業の体制を一掃し、自立基盤を完成させました。そして、文国進様と文亨進様が勝利したカイン・アベルとして祝福を受けることで、真の御父母様の家庭では、アダム家庭の失敗が完全に復帰され、万王の王の血統は代身者、相続者を通して後代に繋がれるようになりました。真のお父様の＇最後の祈祷＇で、｢全て成した…｣と言われたのは、摂理が全て完成・完了したという意味でなく、ご自身の血統を通して天の御意が成される基盤が完成したので、メシア降臨の御旨が全て成された…と祈祷されたのです。

私たちがはっきり知らなければならないことは、真の御父母様が2010年5月15日に真の父母最終一体圏を神様に奉献されたのは、お母様との約束が前提になってなされた宣布式ではありますが、アダム家庭で成されなかった摂理が完成されたからだと捉えています。

一番目、文鮮明－文亨進－文信俊様で繋がれる、ご自身の血統の継代、三代王権を樹立二番目、勝利したカイン・アベルが立つことによって、御旨を完全に成すことのできる基盤完成、これを以て、アダム家庭が失敗した全てのことを復帰し、メシアの使命を完遂されました。

＜真のお父様の最後の祈祷文、一部＞

「今日、最終的な完成、完結を成し遂げてお父様のみ前にお返しし...、堕落のなかった本然のエデンの園に帰り、エバが過ちを犯し、アダムが引っ掛かった責任分担を、全て超越できるようになりました。あらゆることに対する解放、釈放の権限をもち、誰であっても父母様のあとに従いさえすれば...全て成し遂げました。全て成し遂げました。」という勝利の祈祷を最終的にされたのだと思います。

つまり、真の御父母様は、家庭に14名の子女を持たれることにより、天の血統が地に定着しました。そして、真の御父母様の血統を受け、絶対性を守り、個性完成を成した二代王・文亨進様と真のお父様が三代王に決められた文信俊様で、天の血統三代王権が立てられました。すなわち、神様の血統が地上に完全に定着、安着されたのです。そして、カイン文国進様がアベル文亨進様を絶対的に愛し服従することにより、勝利したカイン・アベルに成りました。アダム家庭の失敗が完全に復帰されたのです。真の御父母様の御旨が完成されました。したがって、真の御母様は勝利されたのです。

8. 韓鶴子お母様は完成した真の父母なのか?

家庭連合では、韓鶴子お母様を真の御父母様と呼んでいます。真のお父様が聖和されて霊界に行かれたにもかかわらず、お母様を真のお母様と呼ばず、必ず真の御父母様という呼称を使っています。これは、食口たちに「韓鶴子お母様はお一人でも真のお父様と共にいる。したがって、真の御父母様である。」と暗黙の認識付けをさせているようです。お母様が真の父母だから、今、お母様がすることも真のお父様が聖和以前にされた摂理と全く変わるところがない、韓鶴子お母様がなさることは、真のお父様がなさることと同じである、と、まあこんな意図ではないでしょうか...。

真の御父母様とは、真のお父様と真のお母様を意味する言葉ですが、一般的な父母を意味する用語とは異なります。必ず内部に秩序が存在します。格位が異なるのです。真の御父母様の意味は、真のお父様は絶対主体であられ、真のお母様は絶対対象の位置です。したがって、真の御父母様とは主体と対象が御旨と理想と目的と方向に絶対一致してこそ、真の父母なのです。真のお父様は摂理歴史を導いて行かれる時も、御言を語られる時も、真の御父母様という用語を使われました。しかし、実際には、真のお父様の御言と役事が中心となり、真のお母様の御言と役事はありませんでした。もし、真のお父様が宣布される時、御言を語られる時、公式行事で真の御父母様という名称の代わりに、真のお父様という名称を使ったとしても誰もこれを当然のこととして受け入れたでしょう。実際に全てのことは、真のお父様がお一人で計画を立てられ、決定され、推進され、結果に責任を持って勝利的に導いて来られました。それでは、お母様は何をされたのでしょうか? お母様は対象です。主体を支えられました。従順に従って来ました。

しかし、現在、韓鶴子お母様は主体の前にもう一つの主体として立っています。原理の三位一体を変更して、真のお父様を対象に追いやり、自分が主体だと主張しています。真のお父様の原理と韓鶴子お母様の原理が違えば、誰の原理が合っているのでしょうか？真のお父様ですか? 其とも韓鶴子お母様ですか? 真の父母の中で主体が二人存在すれば、摂理は無効です。韓鶴子お母様を主体の位置に立てることは、原理ではありません。非原理です。

家庭連合では、亨進様に従う平和統一聖殿を非原理的団体だと主張していますが、原理を変えた家庭連合が非原理的団体だということは、考えてみれば簡単に分かります。

実際、真のお母様の位置ほど、栄光ある位置はありません。神様を中心として対象が主体の前に一つになる位置です。それ以上価値のある位置はありません。

何故か? 真のお母様という位置は、神様の創造理想を成し遂げた位置であるからです。

しかし、韓鶴子お母様は位置を離れました。自ら真の母の位置よりも高くなろうとしたのです。万王の王の前に、自分も王になろうとしました。主体を捨てて自ら主体となり、自分が独生女であり、メシアであり、神様だと言っています。

残念ながら、家庭連合の人々はその言葉を信じて従っています。一体、いつ神様が韓鶴子お母様をメシアとして送られましたか？一体、いつ堕落人間が韓鶴子お母様によって救われましたか？韓鶴子お母様はメシアではありません。韓鶴子お母様は、原理を究明したこともなく、大会や宣布などを通して復帰摂理を導いたこともありません。世界の宗教指導者たちや政治指導者、知識人たちを呼んで、神様の御旨を伝えたこともありません。キリスト教の迫害、民族と世界から反対も受けませんでした。御旨のために６回の獄中生活もせず、反対も拷問も受けていません。1200余冊を超える御言もありません。訓読会では食口たちよりも先に席を立たれ、公式の場で祈祷もしませんでした。何を根拠に、韓鶴子お母様を突然、メシアだと主張するのですか?

現在、家庭連合では「真の御父母様は一つだ。一体だ。」ということを前面に出しています。しかし＇一つだ、一体だ＇という言葉の真の意味を混乱させているのです。私たちは原理を通して、全ての存在物は主体と対象があることを学びました。真の御父母様の家庭において、主体は真のお父様であり、真のお母様は対象です。＇一つだ、一体だ

＇という言葉は＇主体と対象は全く同等である＇という意味ではありません。＇対象が主体の意志と意向に完全に一つとなった、対象が主体の意志と意向に100％従う。＇と

いう意味です。絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしたという時に＇一つだ、一体だ＇というのです。例えば、御旨と一体を成すという言葉は、私たちが御旨と同一だということではありません。私たちが御旨に100％従うということです。考えればわかります。

＇真の御父母様と一つになりなさい。御言と一つになりなさい。＇という言葉は、私たちと真の父母が同一で、私たちが御言と同一だという意味ではありません。真の御父母様に絶対的に従い、御言に絶対的に従順に従えという意味です。

ところが、家庭連合の指導者たちは「一つだ、一体だ。」と言いながら、最終的には同一だという論理を主張しています。「真のお父様とお母様は同一である、権威的に同等である、能力的にも同等である。」と...。真のお父様も真の父母であられ、お母様も真の父母であるので変わりはない。真のお父様がなさることと韓鶴子お母様がなさることは最終的に同じである。このような主張です。したがって、韓鶴子お母様が真のお父様の決められたことを変えてもいいし、直してもいいし、廃棄してもかまわず、新たに作ってもかまわないというのです。何故? お二人とも真の父母だから...。このような論理を展開しているのです。見え見えの論理です。真の御父母様は一つだ、一体だという意味は権威や能力面で同等だという意味ではありません。一体の概念を正しく知らなければなりません。ただ、愛の圏内においてのみ一体だということです。

家庭連合では一体という言葉を権威や能力面で一体であると嘘をつき、真のお父様が築かれた多くの業績と原則と御言を廃棄し、修正するのに利用しています。真のお父様の御旨を捨てるのに用いています。これは真のお父様に逆らう裏切り行為です。それなのに、真の父母がどうして一つだと言えますか? なぜ、一体だと言えますか? 御夫妻が仲良く手を握っているお写真を礼拝堂に掛けたからといって、それが一体なのですか?

「真の御父母様億万歳！」両手を挙げて叫べば、一体となった御父母様に侍っているのですか？主体を捨てた対象なのに、どうして一つだと言えますか? 一つではありません。

私たちが侍ってきた真のお母様に対する理想は既に砕けてしまいました。家庭連合協会で真の御父母様は一体であられると主張するのは、家庭連合協会が真のお父様の業績と位相を利用していることに過ぎません。真のお父様の聖和以降、このような背信行為はさらにひどくなって、真のお父様の御言と伝統を修正・廃棄することもためらいなく行っています。今や真のお父様の血統まで否定する段階に至りました。

韓鶴子お母様が自ら「独生女だ、神様の妻だ、神である。」と自任してメシアを消し去り、摂理を破壊する道を選択することは、自ら神になろうとバベルの塔を築く行為であり、その無知と驕慢さを露わにしているだけです。真のお父様の生涯の摂理基盤を破壊している韓鶴子お母様の今の行動は私たちの目に、むしろ自ら自分を破壊しているかのように見えます。たとえ、お母様が過去に真のお母様の位置にいたと言っても、神様の怒りを避けて通ることは困難でしょう。神様と真のお父様の前に心から懺悔をして許しを乞わなければなりません。

真のお父様は文国進、文亨進の二人のご子息をカインアベルとして立てられました。兄・文国進様が弟・文亨進様を真のお父様の代身者、相続者として侍り、愛で従順屈伏されることによって、真のお父様は勝利したカインアベルとして祝福されました。真のお父様の摂理はすでに勝利したのです。善の側アダムの血統が勝利しました。ところが、不幸にも勝利したカインアベルを韓鶴子お母様が否定しました。二人の兄弟を荒野に追い出したのです。そして、天一国最高委員会を通して後継者を決めると言いました。メシアの血統、勝利したカインとアベルを永遠に否定すると決めたのです。これが摂理に対する反逆でなくして何でしょうか？勝利したカインとアベルの摂理を永遠に消し去ろうとしているのではないでしょうか? 何を根拠に韓鶴子お母様が正しいと言うのでしょうか？

血統を否定する人は、聖書も知らない、原理も全く知らない人です。自分は原理講師だ、天聖経を百回読んだと誇る人を見たことがあります。恥ずかしいということが分かっていないですね。血統の意味が分からなければ、原理について無知なのです。

復帰摂理歴史は血統を探すための歴史だということを知らないのです。神様が再臨のメシヤを送るのに、何故、2000年もかかったのですか? 天一国最高委員会のように、教会代表が集まり民主的選挙で賢い人を指導者として立てればよいでしょうに。

＇子羊の婚宴＇が何故、神様の願いだったのでしょうか？イエス様が何故、再臨しなければならないのか全く分かっていません。花嫁を迎えられなかったからです。神様の血統を残せなかったからです。家庭連合では神様の血統を否定し天一国最高委員会を通して、指導者を選ぶということではないですか? これは原理を否定する行為ではないでしょうか? この行為がサタンの役事ではないと言えますか?

真の御父母様の家庭は祝福家庭のモデルです。ですから、私たちも真の御父母様の家庭に似て祝福家庭を成し、夫婦が一つとなって堕落の血統を清算して原罪の無い子女を産み理想家庭を成し遂げようと信じて従って来た私たちは、どうすればいいのでしょうか？

一体になれなければ分離されるのです。今、私たちは誰に従わなければならないのでしょうか? 言うまでもありません。メシア・真のお父様の血統に従わなければならないのです。神様の血統を探し立てることが、復帰摂理の目的だからです。私たちの信仰の目的は、神様の血統に従って侍ることです。

韓鶴子お母様の責任

真のお母様の使命は、神様の血統を持って来られた真のお父様の種を受けて子女を産むことです。そして真のお父様を主体として侍り従順に従い、対象としての責任を果たすことでした。韓鶴子お母様は、この使命では明らかに勝利されました。しかし、非常に重要なもう一つの使命があります。真のお父様の血統を保護し、敬うことです。

残念ながら問題はここで生じます。真のお父様の聖和後、基元節を迎えることになった時、文亨進様御夫妻を中心に基元節を迎えなければなりませんでした。文亨進様はメシアから代身者・相続者として祝福を受け、三度の戴冠式を経て実質的な真のお父様の後継者になられた方です。お母様は文亨進様を前面に出し王冠を被るように協助して保護すべきでした。しかし、基元節でお母様が後継者である文亨進様を押し除け、本人が直接王冠を被って現れたのです。自ら自分を高めて基元節の主人公になったのです。万王の王に栄光と賛美を捧げなければならないのに、ご自分が女王だと宣布しました。韓鶴子お母様が天一国の女王になりました。神様の血統である真のお父様の後継者を否定して追い出しました。以来、お母様は韓氏の血統が純潔血統であり、ご自分が独生女、メシア、神とまで主張したのです。残念ながら、韓鶴子お母様は、真のお父様の血統である代身者、後継者を敬う使命に失敗したのです。しかしまさか、真のお母様がどうして失敗するだろうか?とこの事実を受け止められない食口が多いのです。考えてみて下さい。神様が創造されたエバが何故、堕落しましたか? 堕落性のない本然の人間がどうして堕落するのでしょうか?神様は堕落するなと言われました。しかし、本人が選択しました。自ら御意と御言を離れました。神様もどうすることもできない人間の責任分担です。本人の自由意志で神様の娘の位置から離れて堕落の道を選んだのです。神になろうとする欲望のために堕落の道を自ら選んだのです。お母様も自ら独生女、メシア、神になろうと願い、神様と真のお父様の御言と御旨を捨てて責任分担から去りました。

食口たちはこの事実について疑問を提起します。もしお母様が失敗されたならば、そのことにより、真の父母である真のお父様も失敗したことにならないのかと反問します。違います。真のお父様の失敗ではありません。真の御父母様の失敗でもありません。ただ、韓鶴子お母様が勝利した真の父母の位置を自ら下りたのです。完成した対象の位置を拒否したのです。お母様が失敗したのは、堕落の血が流れる韓氏の血統を持つお母様が真のお父様の血統に従順に屈伏せず、逆主管しようとしたからです。いくら真のお母様でも血統においては真のお父様の血統に侍らなければならないのです。お母様は真のお母様として完成されましたが、血統的には真のお父様の血統ではありません。韓氏の血統です。しかし、御子女様の血統はお母様の血統よりも高い神様の血統

です。お母様が真のお父様の血統、すなわち神様の血統を高め、保護する使命で失敗しました。

真のお父様の御言を見てみましょう。

「今は、皆さんが祝福を受ける時、四つの問答をしますね? 私たちをその場に立てて下さったのが天なのに、その責任を果たせない時は、誰が責任をとるのでしょう? 自分がとるのです。ですから、その位置は残っているというのです。その位置にサタンが侵入することはできません。ですから宣誓するのです。その時は全ての家庭が手を挙げて宣誓しました。お母様もお父様の前に手を挙げて宣誓し出発しなければなりませんでした。ノアが４０日洪水審判が終わった後で方舟から降りる時、その妻と子供たちに、一人一人宣誓して出発するようにしていたならば、ハムが失敗してもそれはハム自身が失敗しただけのことで終わり、ノアの方舟の摂理まで崩れなかったのです。」

（天一国時代の生活原理講解 p.20-21）

お母様も宣誓して真の母の道を出発した以上、責任に対し失敗すれば、自ら責任を負うだけであって摂理が失敗するわけではないのです。

一つ知っておかなければならないことは、真の御父母様とは、文鮮明・真のお父様と韓鶴子・真のお母様個人をいうのではありません。真の御父母様とは、創造以前から神様の創造理想の中にあった位置です。アダムが真の父母の位置に上がらなければならなかったし、イエス様が真の父母の位置に上がらなければならなかったのです。第１次アダムと第２次アダムが真の父母の位置に上がれずに失敗したのですが、文鮮明・真のお父様と韓鶴子・真のお母様が真の父母の位置を勝利・完成されて奉献したのです。したがって韓鶴子お母様が位置を離れたとしても、すでに完成して奉献した真の父母の位置は無くならずに残っているのです。例えば、私たちが祝福を受けた後、夫婦のどちらかが祝福家庭を守れずに去ったとしても、その祝福家庭の位置自体は失われません。6000家庭の祝福を受けた後、妻が御旨の道を離れて離婚したとしても、6000家庭自体が無くなるのではなく、御旨の道に残っている男性が再祝福を受ければ、人が変わっただけで、その家庭はそのまま6000家庭として認められるのと同じです。何故か? 位置祝福だからです。

真のお父様は、真の父母の位置におられます。現在、真の母の位置は空いているのです。李妍雅様がお母様の失敗を蕩減復帰し勝利すれば、真の母の位置は埋まるのです。かといって、李妍雅様が真のお父様の妻になるのではありません。真の父母の位置が勝利的に完成するのです。そうすることによって、真の父母の摂理は完成・完結するようになるのです。故に、天一国は成し遂げられるのです。しかし、真のお母様の失敗によって世界は蕩減を払わなければなりません。真のお母様は個人の位置ではなく、天宙を代表する立場におられるので、真の母の失敗は天宙の失敗です。したがって、世界的な蕩減が必ず来るようになるのです。しかしながら、カインとアベルが一つになって実体基台が勝利的に立てられたので、天一国は必ず成されます。

真のお父様在世時に、韓鶴子お母様は真のお父様に内緒で、金孝南の計らいで神様という存在と結婚式まで挙げたそうです。真のお父様に内緒で韓鶴子お母様が結婚した神様は本当に神様でしょうか。それは神のようになろうと人間を誘惑した天使長です。その後、韓鶴子お母様は自らを神の妻だと言ったそうです。それで、2013年の基元節は天の父母様が主管しました。そして、食口たちは基元節の聖酒を飲んで新たに祝福も受けました。その聖酒は真のお父様が許諾された聖酒ではありません。天の父母様という二神体制が主管する祝福式であり、聖酒だったのです。残念ながら、基元節の時に全ての統一家の食口たちは、真のお父様から離れて天使長の主管圏に再び戻ることになりました。不幸にも、絶対にあってはならない、とんでもない事が起こったのです。祝福家庭は天使長の主管圏に堕ちてしまったのです。

それで、文亨進様は「真のお父様の権威圏に戻ってくる祝福式」をされるのです。偽りの聖酒を飲んで、神様を離れた統一家の食口たちに、真のお父様の聖酒を飲み再び祝福を受けるように言われ、真のお父様から離れた食口たちを天使長から取り戻す摂理をされるのです。統一家の食口たちは、いくら真のお父様を信じているとしても、偽りの聖酒を飲み誤った祝福を受け天の父母様に敬拝して祈っている限り、誰であったとしても天使長の主管圏下にあり、真のお父様を裏切った立場にいるのです。

したがって、審判を受けるしかない位置にいるのです。私の話を信じなくても構わないですが、責任を免れることは出来ないでしょう。

もし、本当に韓鶴子お母様がメシアであり神なら、そして真のお父様の血統が堕落の血統だとすれば、信じろと強要せず、原理的に説明をする必要があります。完成した真の母だから無条件に信じなければならないというのは、誤った盲目的な信仰です。

最近、家庭連合の教会で独生女講義をするという話を聞きました。独生女・メシア理論は偽物です。内容を見なくても偽物であることを容易に知ることができます。

何故分かるのか? 因果関係がひっくり返っているので偽物なのです。独生女・メシアという言葉は、真のお父様の聖和直後から韓鶴子お母様自らが言い始めました。韓鶴子お母様自ら、独生女だと先に述べた後、堕落した神学者たちの手によってその結論に合った理論を後で作り出したのです。先に、結論を言った後で理論を作って証明するということです。これは間違っているのです。理論に基づき展開して到達した結論が独生女・メシアではないということです。まず、独生女・メシアを想定した後、偽神学者たちが集まって結論を裏付ける理論を組み立てたのです。順序がひっくり返っているのです。共産主義理論が何故、間違っているのかご存知ですか? プロレタリア暴力革命を先に想定しておいて、後で理論を作って暴力革命を正当化したからです。つまり、目的を置いて理論を作り出したのです。前後が変わったのです。だから、偽物です。

いくら真の母だとしても真のお父様を踏み越えて原理を侵犯してはいけません。韓鶴子お母様が本物の真の母であるならば、絶対に真のお父様の御意に従順でなければなりません。

原理を忘れないでください。原理の主人は、真のお父様です。

9. 独生女の意味

<真のお父様の聖和後、2012年後期お母様と文亨進様との対話> お母様は亨進様に「私を誰だと思うか?」「真の母です。」「違う！私は女メシアであり、母なる神だ。これを認めれば、お前に全てを譲り渡そう。」とおっしゃり、亨進様は「お母様。そのようになさってはいけません。真のお父様の御意に従わなければなりません。」とお母様の足を掴んで哀願しましたが、お母様は聞かれなかったそうです。

その後、お母様は基元節で自らを女王に格上げされ、お母様の家系は三代が一人娘だったので、真のお父様の出発(16歳の時に天から召命)より先立つ善なる家系であり「神の妻なので神に敬拝する必要がなく、独生女の理論でも真のお父様の妻としてではなく、神の妻であり独生女だ。」と主張したそうです。自ら、独生女と言ったと思ったら、女メシア、結局、母なる神だと宣言します。最後には、神様に敬拝する必要がないと宣言しました。韓鶴子お母様は神様に敬拝をしないと宣言しました。

神様の存在を認めながら、神様に敬拝をしないと拒絶する者は誰ですか？創造主の神様の前に敬拝を拒絶する存在は、世界に一つしかありません。全ての被造物は、創造主の前に敬拝を捧げなければなりません。

真のお父様の聖和後に、独生女に侍る家庭連合では、どんな変化があったでしょうか。代身者・相続者を追い出し、勝利したカイン·アベルの拒絶、真のお父様の遺言だと言われた八大教材教本を下ろし、韓鶴子お母様の語録を追加した三大経典出版、御言の削除および変更、成婚問答の変更、家庭盟誓の変更、天一国歌の変更、真のお父様の血統を否定して、天一国最高委員会での指導者選出の法制化、三代王権の否定、四位基台で主体 – 対象の位置の変更、＇最後の祈祷＇の映像偽造、真のお父様の玉座簒奪、教会資産および聖地売却、真のお父様が成し遂げられた世界摂理の中断など...

皆さん、教会にはまだ和やかな真の御父母様のお写真が掛っているので何の問題もありませんか? 大丈夫ですか? 変わったことは何もありませんか？

真の御父母様の最終一体圏が完成完了したので、永遠に一つですか? 愚かですね。永遠に一つだという言葉の意味をご存じないのですか?永遠に分かれないという意味です。最後まで志が一つとなっていくのです。最後まで一緒に行かなければ一つではありません。

韓鶴子お母様が完成したエバですって? 完成していません。完成とは何ですか? 完成とは完全であるという意味です。途中で変わってしまえば完成ではありません。完成したといっても、後で変われば、それ以降は完成ではありません。失敗です。そのような主張は、国語を知らない無知な人の主張です。強弁です。完成したエバなので、堕落はあり得ないですって?なんとまあ！誤ったことがはっきり証拠として現れているのに、明らかになった事実と個人的な信仰をまだ区分できずにいるのですか?信仰が事実より重要なのですか? 信仰とは未知の事実に対する主観的な期待にしか過ぎません。しかし、事実というのは客観的であり、実際のことであり、現実に起こっていることです。事実はただ一つです。

家庭連合では、真のお父様も独生女という言葉を使われたと主張しています。その通りです。真のお父様も、真のお母様に対して独生女というお話をされました。しかし、意味は全く異なります。はっきりと知らなければなりません。真のお父様がおっしゃった独生女とは、天の血統を持って来られた独生子の妻として、彼の血統を受け、真の子女を産んでさしあげる方を指します。これはメシアの選択を受けた聖別された女性でなければなりません。人類を代表する新婦の位置です。真のお父様はそのような位置の真のお母様を独生女と言われました。しかし、韓鶴子お母様が主張する独生女は、女メシアを言っています。それだけでなく、更に、真のお父様より位置の高いメシアであり、神様が6000年間、待ち侘びてきた女メシアであり、ご自身が神であるとまで主張しています。真のお父様の教えに対して、真っ向から挑戦しているのです。

神様の実体として来られた方は、真のお父様お一人のみです。天の血統を持って来られた男性です。真のお母様とは天の血統を受け、子女をお産みになる器です。それでメシアは新郎であり、人類は花嫁だと言われたのです。真のお父様が聖和されたからといって、お母様が神様の血統になってメシアになるのではありません。血統は変わりません。

メシアの使命を継承される方は、メシアの血統を受け継いだ子女です。お母様は、天の血統ではなく、韓氏の血統です。地を代表し聖別を通して真のお父様に選ばれた方です。

どのような根拠から、韓鶴子お母様を独生女・メシアだと言うのですか? 無男独女三代(女系独り娘三代)であることと得体の知れない僧侶が訪ねてきて祝福すれば、独生女ですか? 聖書や原理に韓鶴子お母様がメシアとして神の印を受けたという根拠がありますか?

韓鶴子お母様が真のお父様と一緒にいながら一体何をしましたか？訓読会で一番最初に席を立った人は誰ですか?食口ですか? 違います。いつも韓鶴子お母様でした。彼女は聖書も原理も勉強しなかったし、修練教育も受けませんでした。食口を代表して祈る姿を、私は一度も見たことがありません。彼女が真理を探し出すために、どれ程祈祷をしたのでしょうか? 真理を探したのはお母様ですか? 真のお父様のように、サタン世界から弾圧を受けて刑務所に行ったことがありますか? サタン世界から世界的な反対と迫害を受けながら勝利しましたか?一体何をされたのか伺いたいです。メシアの妻であるからといって、自分もメシアになれるのですか? 面白い論理ですね。

夫が大統領ならば、妻も大統領になれますか? 夫が社長であれば妻も社長になれるのですか? もちろん、夫のお陰で接待を受けるでしょう。しかし、それはただ、妻であるという理由からです。韓鶴子お母様もメシアの妻として尊敬と愛を受けました。ひとえにお父様の故に.... しかし、メシアが聖和した後、妻がメシアの振る舞いをしようとするので、話になりますか? 更に、神様と言うそうです。韓鶴子お母様の中に神様と真のお父様が共におられるそうですね。まるでコメディです。

原理講論に韓鶴子お母様が独生女であり、メシアとして来られたという内容がどこにありますか? 真のお父様の血統が堕落の血統であり、韓氏の血統が純潔血統だという原理がどこに載っていますか?

韓鶴子お母様が、神様と結婚して神様になるという原理がどこにありますか? 原理講論に神様を天の父母様と名付けた原理がどこにありますか? 三位一体論でアダム格が対象位置に立ち、エバ格が主体の位置に立つという原理は一体どこにありますか?

家庭連合では、亨進様がお母様にずっと侍っていれば、自動的に後継者になるだろうに...それを我慢できずに出て行くのは親不孝者だと言っています。本当に愚かです...それなら家庭連合の指導者の主張通り、文亨進世界会長が真のお父様の聖和後、お母様がなさることだからと気に入らなくても、ぐっと堪えてお母様に絶対服従して侍ったならば、何が起こったでしょうか?一度考えてみて下さい。

お母様は誰からの反対もなく独生女、女メシア、神様になったでしょう。文亨進様は世界会長なので、当然、このような理論を先駆けて発表し、真のお父様の血統が堕落の血統として出発しメシアとして選ばれたが、お母様は純潔血統として来られ、6000年復帰摂理は本当はお母様を探すための歴史であったと、お母様に無限の栄光をお捧げし、食口を教育しなければならなかったでしょう。そして、真のお父様が遺言として残された八大教材教本を変える作業を主導し真のお父様が築かれた全ての伝統と秩序（天一国歌、家庭盟誓、祝福の原則と成婚問答、天一国憲法）を本人の手で破棄しなければならなかったでしょう。

更にもう一つあります。お母様に侍りながら、周囲の幹部たちと良い協力関係を維持しなければなりません。日本の食口たちの血と汗と涙を絞りだし献金させたお金を周りの幹部らに惜しみなくどんどん与えてあげなければならないでしょう。お母様よりも気前良く大物の振る舞いを見せてこそ、彼らが迷うこと無く亨進様にしっかり仕えますからね。何ゆえ、何のためにそうしなければならないのでしょうか? そうしてこそ、お母様以降に、それが３年になるか、またはお母様が聖和された後になるのか、確かな約束もありませんが、とにかくお母様も高齢なのでいつかは霊界に行かれるでしょう。少しだけ目をつぶって我慢すれば、本人が実権を持つ後継者として即位し、統一家の全ての権力と富と組織を掌握して信徒の前に絶対権力者として立っていたことでしょう。

そして、お母様の聖和後に、再びお母様の理論を全て廃棄し、天聖経をはじめとする八大経典を再編纂(へんさん)し、天一国歌、家庭盟誓、祝福の資格と成婚問答を真のお父様が残された原型を復帰して、天一国憲法を再修正して発表すればよいと思うのですか?

家庭連合の食口の皆さん、皆さんはこのようになることを望んでいたのですか？まず、聖和された真のお父様を裏切った後、お母様が聖和されれば、再びお母様を裏切ろというのですか?それで今、亨進様がお母様に仕えずに去ったことを非難しているのですか?

お母様の心中を察し、志を受けて真のお父様の安楽死を先頭に立って進めなければなりませんでしたか? お母様は安楽死を決死の勢いで反対する国進様、亨進様に対してひどく怒られました。しかし、幹部らは、お父様が病床にあられた時、代身者・相続者の前で、お母様の意に従い真のお父様を安楽死させなければならないと賛成しました。皆さんは国進様と亨進様がどのようにしなければならなかったと思いますか? 現在の葛藤について文亨進様に責任があるというのなら、皆さんがこのことについて答えなければなりません。

真のお父様は原理原則でない道には絶対に行かれませんでした。たとえ刑務所に行かれる時にも、ご自身が拒んだりわずかでもサタン勢力に協力すれば避けて行くことができる道がありましたが、些細なことでも原理的でなければ絶対にされませんでした。そのため、刑務所で拷問を受け血を吐いて生死の岐路を彷徨われたにもかかわらず、６回にも渡る獄中生活を毅然と恥じることなく勝利されました。これこそ真理の道です。死の前に立ったとしても、どのような犠牲を甘受しても、自分の使命を否定することはできないのです。命を延長するために摂理を損なうことはできないのです。

文亨進様は、真の父母の宣布文に従って、ご自身が代身者・相続者の道を行っておられます。天正宮を去り一文無しになったとしても、全ての権力と富と栄光の座を失ったとしても、摂理と三代王権を守るために荒野に出て来られました。寒々とした荒野で被られた王冠は、天正宮で高官らの満場一致の起立・拍手の中で被る

王冠とは異なります。世間の嘲笑を受け、恨と苦難で被られたいばらの王冠です。栄光を得るためだとお考えになりますか? その冠を被ることで、家庭連合の一斉攻撃と非難が殺到することをご存じでないと思いますか? しかし、いくら苦汁であり、たとえ毒杯だとしても飲まなければならないのです。何故? 自分の栄光のためではありません。万王の王の御旨を守らなければならないからです。摂理の道だからです。自分を保護するために摂理の御旨を避けて行くことはできないのです。

真のお父様が八大経典の御言を伝授して下さったので、ご自身自ら御言を守らなければならない使命があります。ただの一字でも修正、削除、追加は容認することができません。

産んで下さったお母様に堕落したエバだと批判するのは嬉しいと思いますか? 心の底にわだかまった鬱憤を払すためにそうされていると思いますか?母子間の情よりも天の呼びかけに従わなければならないのです。そうしてこそ、代身者・相続者なのです。

イエス様は御旨を忘れて息子に接する生母マリアに「女よ、私と何の関係があるのか！」と非難されました。

誰よりもお母様を愛していた息子でした。お母様の愛をたっぷり受けた末っ子でした。しかし、今は人間的な情のために摂理を損なうことができない、その心を皆さんは知って批判しているのですか?

亨進様がお母様を愛していないですって? 愛しているからそうなのです。お母様が本然の位置を離れられたので、ご自身がお母様を救わなければならないがために、再び真のお父様の所に戻って来いと叫んでおられるのです。

10. 天の父母様の正体

家庭連合で真のお父様の聖和以後、天の父母様という用語を新たに使っています。唯一神であられる神様を何故天の父母様と呼ぶのか訊ねたところ、真のお父様も昔、天の父母様という御言を語られたそうです。映像にも出ているそうです。

その通りです。真のお父様も天の父母様という用語を何度か使われました。しかし真のお父様が使われた天の父母様という御言は、家庭連合で仕える天の父母様という用語とは外形的には同じであっても、内容的には全く異なります。

真のお父様は、神様を父なる神様と母なる神様とに分けられませんでした。家庭連合で用いている天の父母様とは、父なる神様と母なる神様がおられるという意味になります。即ち、男性神と女性神、二人の神がいるという意味です。真のお父様が語られた天の父母様とは、二神体制を意味するのではなく、真の御父母様が霊界に行かれたら、絶対者であり創造主であられる無形の神様を中心に侍り、真の御父母様が神様を代身された有形の姿としていらっしゃるようになるという意味です。それで天の父母様なのです。神様は無形であられるので霊界でも見えません。光で現れると言われました。

創造主であられる神様は男性格と女性格の二性性相の中和的主体としておられるお方です。ただ一人のお方です。神様の二つの属性を実体対象として展開したのが有形の男性と女性です。それで真の御父母様は見える神様としておられるようになるのです。したがって霊界に行かれれば、無形の神様を代身して有形でもって天と地を治められる真の御父母様だと言われ、天の父母様だと語られたのです。唯一神であられる神様の男性格と女性格の属性を展開した有形の代身者としておられるのであって、創造主であられる神様が男性神と女性神の二人がいるという意味ではありません。

神様を二つに割いてはいけません。このような論理は異邦神を信じる宗教から現れるものです。家庭連合で天の父母様だと言うのは、中心におられる唯一神、創造主の神様を排除し、男性神の神様と女性神の神様がいるということを言っているのです。その様な主張の背後には、自ら神になろうとする韓鶴子お母様の誤った欲望があるのではないかと思われます。神様を排除したので、その場所には自然にサタンが侵犯するようになるのです。それで、唯一神を追い出し二神体制を主張しているので異邦神を拝む宗教だという訳です。

万が一、家庭連合の主張通り、創造主であられる神様が父なる神と母なる神とで成り立っていると仮定してみましょう。とても深刻な問題が発生するようになります。男性の神と女性の神がいたなら、二人は愛によって一つになることが出来ます。男性の神と女性の神が愛すれば完全な愛を成すことが出来ます。そうなれば神様の中で神自身が完全な愛をなす事が出来るという論理が成立することになります。その愛は永遠不変、絶対、唯一的な愛であるでしょう。そうであれば、完全な愛を持った神様がなぜ人間を創造されたのでしょうか?

原理では、絶対者であられる神様も愛が必要な故に愛の対象として人間を創造されたと創造の動機を説明されています。どんなに全知全能で完全な神様であっても、愛そのものにおいては自分一人ですることは出来ないので、愛の対象として人間を創造されたと言われました。愛は相手から来るのだと真のお父様は分かり易く説明して下さいました。しかし、家庭連合の論理通りに神様の中に男性神と女性神がいるならば、神自体で完全な愛が可能であるために、わざわざ人間を創造する必要がなく、また堕落した人類をわざわざ救援される必要さえありません。神様は人間を愛さなくてもいいのです。なぜなら、人間と愛で一つになる必要がないからです。

神様は唯一神であり男性格の主体であられます。そして人間は神の対象です。それで太始に神様が愛の心情で人間を創造されたのです。聖書には「主は新郎であり、あなた方は新婦である。」とあります。したがって、メシアは男性として来られるのです。女性のメシアはいません。女性のメシアはハリウッド映画なら探せるかもしれません。聖書も知らず原理も知らないので、誰かが嘘を言っても「へぇ、そうなのか…」となるのです。昔、モーセに従っていたイスラエル民族も神様を捨て偶像を拝んだために荒野で倒れ、はげたかの餌になりました。知らなかったというのは言い訳になりません。

聖殿では真のお父様を天宙天地人真の御父母様といいます。真のお父様は真の御父母様の絶対主体として来られた方です。したがって絶対主体は、対象を選択することが出来るのです。それ故、真の御父母様とは、真のお父様を中心にした言葉なのです。真の御父母様において対象の役割というのは、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の役割です。実際に真のお父様が摂理を進められる時、真のお母様と相談もされず協力も求められませんでした。全てのことは真のお父様がお一人で神様の御旨に従って、決定され行われました。真のお母様は真のお父様に絶対服従し、付いていく役割だけをされました。それ故に、真のお父様はお一人でいらしても天宙天地人真の御父母様であられます。

真の御父母様の宣布文にも、文鮮明(印)と署名されました。お母様の署名は必要ありません。真のお父様の署名一つで完全なのです。

11. 真のお父様の御言と韓鶴子お母様の主張の比較

1) 真のお父様聖和後のお母様の主張

＜2014年 10月27日＞私を教育した人は誰もいない。独生子と独生女は同等です。独生子が独生女を教育したとは言えない。

<2014 span="">2015年9月12日文妍進様、文情進様の聖婚式直後の韓鶴子お母様の主張

「ところで皆さんは聞いたかも知れないが、私は天の父母様の保護圏で育った。母胎から堕落した人間たちとは分離されたのだ。それを知らなければいけない、皆さん。それ故、誰かが私に原理を一言も語らなくても私は自らこれが私の行くべき道であるなら行く。私一人によって天の父母様が解放され人類が解放されるという強迫感だ。」

「これ(堕落の血統を脱ぐこと)は誰でも出来ないのだ。独生女しか出来ない。独生女確定者。お父様はイエス様が現れてご自身が成すことが出来なかった使命を果たして下さいと言われた時、そのようにスイッチされた(血統が切り替わった)のだ。分かった? 天は始まりと終わりが同じ。独生子というのは二人存在しないでしょ。一人だ。一人。だけど独生女はいなかったじゃない...だから私じゃないとだめなのだ。私以外は誰も出来ない。それを知らないといけません。皆さん。皆さんはみな祝福受けただろう?」

(説明) 私(独生女)は母胎から堕落人間と分離、即ち血統が転換された..血統を脱ぐことは独生女しか出来ない。独生女以外は救いを与えることは出来ない。真のお父様はイエス様に出会ってスイッチ、即ち血統が転換されたと主張しています。イエス様に出会う前までは堕落の血統だったということです。真のお父様がメシアであることを否定し、自分が独生女メシアであり自分を通してのみ救われると主張しているのです。

それ以後、韓鶴子お母様は真のお父様の御言とは逆行する主張をし続けました。

「私もメシアだ。」

「お父様は原罪のある血統だ。」

「私は独生女だ。」

「私は神だ。」その後、韓鶴子お母様の態度は更に変わり、真のお父様を無視し消してしまおうとする行動を何のためらいもなく行い続けました。公式の場でも真のお父様のお写真を撤去し、椅子も真のお父様の位置に座ったと思いきや、今ではお父様の椅子さえも無くしてしまったといいます。これは真のお父様とは赤の他人として別れたことをはっきり宣言する行為であり、思慕や懐かしさ、尊敬心などは消えてしまいました。

2）お母様に対する真のお父様の御言 (1）90年代前半

〈1992年 7月30日御言選集 233巻 p.87> お母様は聖神です。聖神を裏切ったら許されません。再び生きる道がないというのです。許そうとしても元も子もないのです。お母様は生命を復活させる方です。再び産んで祝福するのです。

〈1993年 10月15日御言選集 250巻 p.340 済州国際修練院〉もし先生が死んだらどうなりますか? お母様がされます。お母様でしょう? 先生が霊界に行くといってもお母様が地上にいれば霊界と地上界の統一圏が生じるので、いつでもお母様がいる地上に来て一緒に住むことが出来るのです。

〈1994年 3月17日御言選集 258巻 p.138〉韓国やアメリカで「文先生は80のお爺さんだから後継者、二代教主は誰になるのか? 準備しなければ統一教会は滅亡し流れてしまうのに...」と心配しています。そんな心配はするなというのです。お母様を二代教主にしても充分な女性として確実に準備しているのです。

(説明)この時は御子女様(国進・亨進様)がまだ幼く、当時お母様は絶対対象の位置を守っておられました。しかし90年代後半に入ると、真のお父様はお母様の不足さに対して心配をたくさんされながら、お母様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなければならないと警告されました。

(2) 90年代後半以後真のお父様は真のお母様に対して叱責もされ、責任を果たさなければならないと警告の御言をたくさん語られました。責任を失敗したらお母様も変えられると言われました。

<1999 span="">年 10月 15日御言選集 312巻 p.177 祝福を通じた摂理(ウルグアイ)> お母様も絶対信仰、絶対愛、絶対服従です。自分を中心にしてお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従ではありません。それまでお母様は絶対に従って来なければなりません。

（中略）それでここにいるお母様は自分の考えを持って巣を作る(自分勝手にする)ようになったら、問題が大きいというのです。先生はそこに引っ掛かりません。本当にそうなったらそれを乗り越えます。山を再び作るということです。今、完成時代に入ってお母様が責任を果たせなければ、お母様の後継者はいくらでもいるというのです。

(説明) お母様が真のお父様に従わず自分の考え通りにすれば、お母様を捨て新しいお母様を立てることもあるという御言です。

<2000 span="">年11月11日御言選集 456巻 p.465 家庭連合時代主要儀式と宣布式>
<2000 span="">父と息子が直系に連結されるのです。ここには母が必要ありません。母子協助時代と父子協助時代は違うのです。絶対服従しなければいけないのです。この御言はお母様に対する御言です。

<2002 span="">年 10月 8日御言選集 393巻 p.318 決意大会と八段階完成の道> お母様も知りません。お母様が知ればお母様が復帰するのか? お父様から学ばなければいけません。お母様は絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければいけません。最近、お

母様は世界のどこに行っても歓迎されるけれど、真のお父様を忘れてはいけません。そうなるにつれ、私は最高に上がってお母様を最高に立てるとしたらお母様は地獄の底に下りて行かなければなりません...分かりますか?「はい。」

(説明) 真のお父様はお母様は復帰摂理に対して知らないと話されました。それ故にお母様は真のお父様に絶対に従って来なければいけないという御言です。もしそうでなく、お母様が自ら高くなろうとすれば、お母様は地獄の底に行くという御言を語られました。韓鶴子お母様は真のお父様聖和後、学ばなくても元々全て知っていたと言いました。真のお父様から学んだことはないと言いました。真のお父様の御言と韓鶴子お母様の主張が完全に反対です。では、二人のうち一人は嘘をついていることになります。お母様は地獄の底に下りなければならないと話されました。皆さんには想像も出来ない御言です。お母様が絶対対象にならなければ、お母様は地獄に行かねばならないと明らかに語られました。文亨進様がお母様を叱責されるのは親不孝だから言われるのではありません。真のお父様の御言なのです。

<2009 span="">年 1月 24日御言選集 607巻 p.11-12 順理の天国に通じる解説法> それだから、先生には何もありません。今回は一銭一文も私の財布にありません。お母様に預けましたが、お母様はぎゅっと握ってお金を自分勝手にしようとしているのです。思い通りにするというのです。「あなたはあなたの行きたい通り行き、私は私が行きたい通り行く。」と言ったのです。私が朝どれだけ深刻だったか。日が昇る前に日がなく真っ暗な世界、電灯が砂浜を照らすかの様なそんな気分で明け方出てきました。今日は大変革を起こすというのです。お母様は勝手にしろというのです。

（説明）お母様が真のお父様の御意と反対の方向に行っているという心配の御言です。真のお父様は悲惨な心情を吐露されました。

<2000 span="">年 3月 6日(月) 漢南国際研修院> 最後にはお母様が問題になります。お母様が堕落したので抜けるのです。それで父子時代に入るのです。息子がお母様を呼んで立てることもできるし、お父様もお母様を呼んで立てることも出来るのです。今まで復帰されませんでした。お母様に対して息子がそ

の様に出来なかったし、お父様がそのように出来なかったけれど、今、堕落したエバを中心にこれを離れなければいけません。母子協助時代を過ぎ今頃になって…。母子協助時代には未だ国がありません。国を立てるなら父子協助時代に入らなければならないのです。お母様を見たら血統が違います。血統として残るのは父子が残るのです。分かりますか、何のことか?「はい。」お母様は畑です。畑。種は畑だけあればどこに植えてもいくらでも実るのです。それ故に父子関係は血統が連結されているということなのです。堕落によって血統が間違ったことを否定しなければいけません。お母様を中心にして出た母子協助時代が父子協助時代に入ることにより、天の国の伝統的な基準、個人基準、家庭、氏族、民族、国家基準が設定されれば全て終わるのです。今そういう時代なのです。そこに自分の所有権や何かはありません。父子の関係が成される前には所有がありません。自分の所有は何ですか? 堕落した時代時代において、お母様を通して間違ったサタン圏を造成した全ての所有は否定しなければいけません。それ故にお母様がいなくてもお母様をいつでも探して来ることが出来るのです。

何のことか分かりますか? 母が責任を果たせなくなれば、息子と父だけいれば母はいくらでもいるということなのです。アダムだけいれば母のエバは創造出来るでしょう? アダムの息子が堕落しない血統になれば、女性はいくらでもいるのです。いくらでも探し出せるということなのです。

(説明) 最後には母が堕落すると言われました。真のお父様と息子が一つになれば、母が間違ったら母を叱責することも出来るし、責任を果たせなければ他の女性を探し立てることも出来ると語られたのです。

<御言選集 613巻 p.178>

母の行く道は何ですか? 母が「あなたはあなたの行く道を行き、私は私の道を行きます。」とは出来ないのです。母は息子、娘の尻を捕まえて父を捕まえなければならない立場にいます。

(説明) 母の行く道というのは、真のお父様と息子に従わなければなりません。血統に従わなければならないということです。

<御言選集 613巻 p.50>

先生に対して釘打ちし傷つけた人を誰が許してあげますか? お母様でも許しがないというのです。そんなお母様は天国に連れていけず、そんな息子娘は天国に連れて行けないというのです。ためらうことがありますか? 65億だけでなく、数千億を中心に私の言うことを聞くか聞かないか、既に決めて出てきたというのに。

(説明) 真のお母様と真の御子女様だとしても真のお父様の御旨に背信したら、真のお父様とは関係がないという御言です。

<2009 span="">年 6月5日御言選集 613巻 p.149 真の父母の行く道と歴史を生かす組織> 先生の家庭がどれだけ複雑な家庭でしょうか。立つ場のない家庭です。その傷を全て隠して天宙安息圏の絶対性、愛のお父様の精子が定着出来る先祖の地に定石を置かねばならないのに、定石を置くことが出来ませんでした。(中略) 2013年1月13日が過ぎるまでお母様自身が位置を掴めなければ大変なことになるのです。それだから、お母様を解放してあげました、断食もさせませんでした。

(説明) お母様が位置を掴むという御言は何のことでしょうか? 自分の位置、即ち絶対対象の位置を最後まで守る事です。メシアであられ、万王の王であられる真のお父様の御言と宣布と御旨を絶対的に守ること以外に何があるでしょうか？

<2009 span="">年 7月 13日御言選集 614巻 p.95-96> 父子協助時代宣布は知っている食口が多くないということを知らねばなりません。逆に母権時代に摂理が後退しているのです。お母様を再び作らなければいけません。再び作ろうとするので、90歳になった今まで育てているよ。あと3％残っています。

(説明) お母様は完成されたのではなく、責任がまだ残っているという御言です。

<2004 span="">年 7月19日御言選集 461巻 p.26 家庭盟誓の完成と真の父母に侍る生活> 皆さん、お母様は生まれつき姫のように生まれ、お母様のように再臨主の妻として生ま

れたのだと思いますか? 言ってみなさい。堕落した血統を持って生まれました。園の真ん中に汚水が出ていて、石の間から流れ出るわき水の一滴よりも大きい女性になったかと問うた時、返事が出来ません。

(説明) 真のお母様は堕落した血統だということを明らかに語られました。

<2010 span="">年 7月 1日(陽)統一世界2010年 7月神様の祖国と故郷は韓国(麗水)> 天暦2010年5月15日その日が重要です。早朝3時25分、これがお母様とお父様が最後に宣言した秘密文書です。それは夜昼の神様も知りません。天暦2010年5月15日早朝3時35分は何か? この時を中心にここ韓国と今後の方針を秘密裏にお母様と約束した、お母様は間違いなくお父様と一致して行くというその約束をしたのです。それ以前はお母様が父母様と一つになって行くという約束をしませんでした。神様と地と世界に公布することが出来ませんでした。

…堕落した世界の終幕前においてお母様、お父様、神様を中心に約束をしますが、3時2 5分、これが天暦2010年5月15日の早朝3時25分の出来事です。

…「したがって、旧約、新約、成約時代の完成、完結、完了の時代を迎え、真のお父様と真のお母様との最終一体圏を完成、完了した全体、全般、全権、全能の時代を奉献する事を表する!」

(説明) これはとても重要な御言です。2010年5月15日早朝3時 25(35)分にお母様は、真のお父様と絶対的に一つになるという約束をされたといい、これを最後に宣言した秘密文書だと言われました。お母様はお父様と間違いなく一致する、一つになって行くというその約束の土台の上で真のお父様と真のお母様が最終一体圏を完成、完了した全体、全般、全権、全能の時代を奉献すると言われました。明らかにそのようになっています。しかし、もしお母様がその約束を守らなければ、即ち、真のお父様と一致して行かずにお母様が主体になって別の道に行かれたならどうなるのでしょうか？真のお父様がお母様と最終一体圏を完成、完了した全体、全般、全権、全能の時代を奉献したことはどうなるのでしょうか? 真の御父母様の御名によって神様に奉献したので、失敗にはならないのです。しかし、約束をしてしまったお母様はその場から退かなければならないのです。

<2010 span="">年 9月 3日統一世界 2010年 10月号 p.10 天地人真の御父母様の御言真の父母実体御言宣布の意味(天正宮)> 先生が生涯、立ち向かいながらあらゆる冷遇を受けても耐えたけれど、13年まで耐える力がありません。文総裁が下に下がる道がありません。どんなに行こうとしても回っても反対に行く道がないので、私は私の行く道を離れざるを得ない宣布式（※お母様と最終一体宣布式）をして発たなければならないのです。今も亨進は父母様をつかんでいます。手をつかむなと言っても手をぎゅっと握って

「アイゴー、アッパ(父さん)! 私が手をつかんだら放せと言わないで下さい。私はこの手を放したら死にます。」と言うけれど、その通りです。私が手をぎゅっと握ってあげるのです。「私をつかんで行け!」こうなのです。50の峠を越えなければいけません。そう、謙遜なんです。何処に行っても自分を立てることを知りません。

＇天国を開く門真の家庭＇＇平和の主人、血統の主人＇が何ですか? 家庭ではないですか? 誰の家庭ですか? 父母様の家庭！お母様と私と完全に一つになったという最終一体圏の上で服従するという宣言の下でことが全て始まるのです。…(中略) 皆さんは座ってもつかまって立ち上がらなければいけません。お母様もそうです。お母様も私がつかんであげるのです。私をつかまなければいけません。私をつかめというのです。私は倒れません。私をつかんで最後まで信じるなら共に行くことが出来るのです。そのことを決定する瞬間に、歴史の宿命的決定の時間であり宣布の日として神様も待たれて来たので、その日を今朝宣布しました...

(説明) ⑴ 悲しいことに、真のお父様はご自身が基元節以前に聖和されることを既に語られました。2013年まで耐えられないという御言です。そこで真のお父様は宣布式(真の父母様の宣布式)をされて逝かれるという御言です。それで約束のもとに最終一体を宣布されたのです。それ故、お母様は真のお父様に絶対対象として最後まで残らねばなりません。したがって、真のお父様の責任はありません。お母様の責任が残っていました。

⑵ 真のお父様は亨進様と一つになるということを予め御言として下さいました。亨進様の手を握って下さるということです。真のお父様が主管して下さるという約束です。

最後まで真のお父様をつかんで行けと語られました。真のお父様に似ていると言われました。

⑶ 再度強調されました。全てのことはお母様は真のお父様と完全に一つになったという最終一体圏の上で全て始まると語られました。お母様は必ず真のお父様との約束を守らなければならないのです。お母様が真のお父様を最後まで信じてつかまらなければならないのです。何故その様な御言を語られたのでしょうか? つかまらずに離れる可能性があったから語られた御言だと考えられます。服従するという宣言を守らなければどうなるのか? 一体になることが出来ません。文亨進様は今アメリカでお母様に言われている御言の内容をみると、真のお父様から離れるなと警告されているのです。

<2011 span="">年10月10日(天暦) 統一世界 2011年 12月号 p.5 祝福の日、栄光の日> その時は特に、神様お父様、夜の神様、昼の神様が結婚する前に文総裁が三度目の真の父母の結婚式をしなければならないというのです。真の父母の結婚式が出来ませんでした。D-dayの日は真の父母の三度目の結婚式をするのです。一度目、二度目、二度目までして三度目が最後です。その時は王の神様、真の父母になるので、夜の神様、昼の神様を…独自的な面で天下に君臨することの出来る祝福の日が次に訪れる D-day に真の父母の名を持った結婚式の日なのです。

(説明) 真のお父様は最後である三度目の真の父母の結婚式が残っている。真の父母の結婚式が出来なかったと言われました。その位置が全てのものを成した完成の位置ではないでしょうか? これがずれたら完成でないということです。基元節に真の御父母様の３度目の結婚式がありましたか? ありませんでした。韓鶴子お母様の女王の即位式だけがありました。

<御言選集 38巻 p.257-258 人生の行く道議政府地区巡回集会での御言> 宗教の中で最高の宗教がどんな宗教か? 宗教の中で神様を主人だと呼ぶ宗教がいいですか、神様を父と呼ぶ宗教がいいですか?「父と呼ぶ宗教がいいです。」この世の天地には宗教が多いですが、私たちは神様を主人と呼ぶ宗教でなく神様を父と呼ぶ宗教を探していかねばなりません。では、数多い教祖たちの中で「私は神様の息子だ。息子の中でも独生子だ。」と叫んで出てきた人がいるかというのです。息子も多数だと気分が悪

いというのです。「神様の前では私しかいない。独生女もいらない。私は神様の愛を丸ごと独占した独生子だ。」と主張するその様な教祖がいたなら、その人は教祖の中でも王の教祖です。

(説明) 神様の前では独生子しかいないという御言です。神様の愛を丸ごと独占することは独生子だという御言です。独生女もいらないということです。真のお父様も独生女という御言を語られましたが、今、家庭連合協会で主張する独生女理論とは全く違う御言です。真のお父様が語られる独生女は天を代身した独生子の精子を受けて罪のない子女を誕生させる任務を持った独生女です。したがって、メシアの血統を受ける真のお母様の位置は聖別された過程を経なければならないのは明らかです。しかし原罪のない血統はメシアであられる真のお父様しかいません。最近、韓鶴子お母様が語られる独生女は独生子よりも上にいる摂理の主役になる独生女です。即ち、女性のメシアだというのです。真のお父様に対して主体格に立とうとしている独生女です。これは原理に違背します。真のお父様が認定された独生女ではありません。お母様は明らかに堕落の血統から厳格な聖別の過程を経て選択された方です。したがって、韓鶴子お母様は真のお父様の血統を高め敬わなければならない立場です。真のお父様の血統を原罪があると否定し韓氏の血統を純血な血統だと前面に出し、真のお父様の血統を否定し追い出すことは真のお父様の御旨に逆らい、原理を破壊する行為です。

<2000 span="">年 3月 6日(月) 漢南国際研修院で真のお父様の御言> 最後にはお母様が問題になります。お母様が堕落したので抜けるのです。それで父子時代に入るのです。息子がお母様を呼んで立てることもできるし、お父様もお母様を呼んで立てることも出来るのです。今まで復帰されませんでした。お母様に対して息子がそのように出来なかったし、お父様がその様に出来なかったけれど、今、堕落したエバを中心にこれを離れなければいけません。母子協助時代を過ぎ今頃になって…。母子協助時代には未だ国がありません。国を建てるなら父子協助時代に入らなければならないのです。お母様を見たら血統が違います。血統として残るのは父子が残るのです。分かりますか、何のことか?「はい。」お母様は畑です。畑。種は畑だけあればどこに植えてもいくらでも実るのです。それ故に父子関係は血統が連結されているということなのです。

堕落によって血統が間違ったことを否定しなければいけません。お母様を中心にして出た母子協助時代が父子協助時代に入ることにより、天の国の伝統的な基準、個人基準、家庭、氏族、民族、国家基準が設定されれば全て終わるのです。それ故に、お母様がいなくてもお母様をいつでも探して来ることが出来るのです。何のことか分かりますか? 母が責任を果たせなくなれば、息子と父だけいれば母はいくらでもいるということなのです。アダムだけいれば母のエバは創造出来るでしょう? アダムの息子が堕落しない血統になれば、女性はいくらでもいるのです。いくらでも探し出せるということなのです。その言葉が分かるか、郭錠煥(カクジョンファン)?「はい。」

(説明) 真のお父様はお母様を堕落したエバだと言われました。最後にはお父様や息子がお母様に命令出来るという御言です。家庭連合の人たちは全く悟ることが出来ずにいる御言です。どうするのですか? また御言を否定しますか? 最後にお母様が問題になり得るという警告の御言です。お母様が失敗したらお母様は新しく作ると言われました。御言の意味をはっきりと知らねばなりません。アダムの息子が堕落しない血統にさえなればお母様は重要ではないという御言です。現在の状況を全て見透かされているかのように語られました。家庭連合の食口の皆さんは言い訳が出来ません。真のお父様は基元節を思われ、2012年1月19日にお母様に警告されました。「お母様がお父様と別の道を行っている。お父様の御言を聞かずお母様が自分の言うことを聞けと言うのはルーシェルよりもっと恐ろしい存在だ。そんなお母様に従う者は鬼だ。」と言われました。そしてお母様を前に立たせられ、その後ろに石俊淏(ソクジュノ)、尹晶老 (ユンジョンノ)、黃善祚(ファンソンジョ)、金孝律(キムヒョユル)の４名を立たせ、絶対服従を誓う儀式をさせたというのです。

(説明) 真のお父様はお母様にルーシェルよりもっと恐ろしい存在になり得ると言われました。ルーシェルが誰ですか? 人間の先祖を堕落させ天の摂理を滅ぼしたサタンです。真のお父様が何故こんなにもひどい御言をお母様にされたのでしょうか? アダムとエバは未完成期に堕落しましたが、お母様が堕落する様になったら真の父母の摂理を台無しにすることになるためです。ルーシェルよりもっと酷い存在になるという話しで

はないですか?

12. 後継者に対する真のお父様の御言

<真の御父母様の宣布文 2010年天歴4月23日> 天宙平和本部も絶対唯一の本部だ。その代身者、相続者は文亨進だ。その他の人は異端者であり、爆破者だ。以上の内容は真の御父母様の宣布文だ。文鮮明 (印)

(説明) 真の父万王の王は代身者相続者は文亨進であり、これを否定したり、自分を掲げる者は異端者であり、爆破者であると明確におっしゃいました。後継者に文亨進様を立てられました。

<2005 span="">年 5月13日御言選集 496巻 p.37 望みをかけている息子亨進様漢南洞国際研修院> 私が今、息子娘を愛することが出来なかったために孫を愛するというのです。これが末の息子です。一人しか残っていません。私たちの亨進しか残っていないのです。全部ひっかかってしまう立場にあるんですよ。その亨進は義母が先に逝きました。母がいない中でも…。お母さんがいません。お母さんも今、統一教会で母の責任を果たせない立場にいて自分がしなければならないことが、幾重も残されています。

ハーバード大学院歴史科に入ったが、放棄してこれから博士までするためには8年の歳月が、7年、5年以上の歳月がかかります。私が博士課程をやるなと言ったんです。その博士課程が終わるのが、今から5年後です、5年。8年前に終わらせるように言ったのです。三次時代にはお前が宗教界の全てのことを知って宗教界を頂上でつかんで引っくり返さねばならないと命令しているんです。

郭錠煥(クァクジョンファン)!「はい。」全部の息子にはこのように出来ないが、そういう命令が出来る息子を育てているということを知らなければならない。「はい。」わかったか?「はい。」中間の者たちは全部傷があります。傷があります。先生自身も離婚した。傷があるじゃないですか。聖進にも傷があるじゃないですか。孝進も傷があるし、興進は霊界に行ったし、顕進もそうです。自分勝手にするだろう。そうなの? そ

うじゃないの? 国進も勝手にしました。勝手にしない息子…。以前、父母様が講演する時、霊界の現象を体験する時、亨進が一番先に飛び出し私に抱きついて回生され話すまで守っていた事実! 彼は成長しながら、お母さん、お父さんが寝ているふとんに入って寝たいと言ったのです。

息子娘たちを信じられないが、それでも望みをかけている息子です。また、何よりも霊界に明るいです。興進君にも会ったし、栄進にも会ったりしました。呼べば会って話し合います。幼い時からハーバードの先生が自分を管理したのだが、先生が間違った時には必ず、日曜日に来るとなったらドアを閉めてしまって入れないようにします。霊的に明るいです。何か間違えたならば必ず、お前、こんな過ちをしたのに、なぜここに入ってくるのか? と分かるんです。

先生の子どもは種が違います。栄進もその女のせいで霊界に行きました。この小娘、正否を騙しておいて、霊界清平まで行って騙しておいて私が全て信じるしかなかったので、そうしたが、それで栄進自体に問題が生じました。'正が何か?'と、天の号令が下ってきて別れてしまい、悩んだ挙句、逝ったんですよ。とんでもない! それを教えた人は誰ですか。

私が体制を、ここ統一教会を自分のように信じて30年間任せたのに、洪星杓(ホンソンピョ)、こいつは女房の言葉を聞いて滅びて出ていきました。原理的基準に合わなかったら、全部送っているんです。先生だけが最後に錨を四方に下ろしながら…。十二人の息子娘たち、十三、皆切れてしまいました。一人残ったのは亨進しかいないのです。

「亨進が顕進よりも様々な面で引っ掛かるものがない! 先生以上の仕事ができるの

だ。」 <2009 span="">年10月8日(木) アメリカ> 私たちの亨進も牧師をしているが、うわ! 恐ろしい人だよ。世界一恐ろしい武術を中心として3年8ヵ月ではなく、3ヵ月も経たないうちに先生を踏みつぶしてしまったよ。先生が教える前にすでに霊界で教えた方法でこうして先生を踏みつぶしていって….弟子じゃない、自分が先生として仕えたんだ。おい！だからね、お前がマフィアの隊長になると。お前は私の息子が勝てば、神様に従って行かないといけない。許すことを知ら

ないといけない。このように教えてくれたけど、今亨進が顕進よりも五番目、六番目のお兄さんが亨進を何でもっても、力でも引っ掛からず、知識でも引っ掛からず、霊的体験でも引っ掛からない。一番恐ろしいのが亨進がここに来て教会を受け持って全国巡回に行って先生がした後を従っていきながら、先生以上の仕事ができるのです。

「私たちの亨進が中国語まで、4カ月で中国語を全部習いました。」

<2009 span="">年11月3日(火) 水澤里中央修練院> 栄進が逝ったら、栄進が言語に天才の部類に入るため、それを引き継いだ私たちの亨進が中国語まで4カ月で中国語を全部覚えました。三千七百字を漢文でこのように連結してだよ! 私たちの亨進は来たのか? この7カ国、8カ国の国の古書を読むことができる言葉を習わなくては博士コースに入れないようになっています。それは、どれだけ、今、知っていることだけ数えても何? 韓国語、日本語、英語、フランス語、ドイツ語…。これが8カ国です。亨進は馬鹿ではありません。仏教の文書、儒教の文書、イスラム教の文書、その次は13 の宗団の文書や書籍や古書を観察できる能力があります。そのためにだよ、イエスキリスト教のイエスを信じなければならず、イスラム教のムハンマド(マホメット)を信じなければならないのです。

2008年 4月16日公職者の集会真のお父様の御言

「教会を誰に任せなければならないと思うか? 郭錠煥(クァクジョンファン)!」「亨進様です。お父様がすでにお決めになられました。」「そうだ、あれはそのために勉強たくさんしたんだね…命令系統は一つの系統にしなければならず…私がやっていた仕事を任せる。…」

(説明)真のお父様がされた仕事を任せると言われました。真のお父様がされた仕事は何ですか? メシアの救援摂理としての、神様の解放と人類救援事業でした。ご自身(真のお父様)以降は文亨進様に任せるということを教会の指導者たちにおっしゃいました。

2008年 4月18日天正宮文亨進様を家庭連合世界会長兼韓国会長に任命し、文亨進様に神様の権勢と相続の権限を付与すると祝祷されました。

<祝祷要約>2008年 4月18日文亨進・家庭連合世界会長 / 韓国会長に任命

……ここに文亨進、李妍雅、ふたりの息子、娘が夫婦となり、父母様の前に立って交代するこの転換期の時期において、真の父母に侍ったように、その侍った位置に全てのものを代表して侍ることができ、代身者、相続者の権限を受け継ぐこの場となるので、エデンにおいて堕落していない息子、娘を祝福してあげることが出来ず、感じることができなかった心情圏を再び受け継ぎ、第四次アダム圏の理想天国の時代として、解放釈放を自分の主張通りすることができ、神様を中心とした主管時は万事を治めることのできる時代へ進入することのできる時代まで連結してくださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。

<平和神経解説 p.1577> 神様と皆さんは元来、父子の関係です。新約時代には、人間は神様の養子でした。しかし、今は父子の関係なので、息子のすることは父のすることであり、父のすることは息子のすることです。一緒にすることになるのです。父のものは息子のものであり、息子のものは父のものです。統一教会が恐ろしいのは、このような父子の因縁を教えるからです。これが一番恐ろしいことです。

<平和神経解説 p.181> 母は息子を自分の生命より、夫を自分の生命より、舅を自分の生命より、舅の父を自分の生命より尊重視してこそ畑としての責任を果たすのです。

(説明)今、韓鶴子お母様は責任を果たしていません。責任を逆行して破壊しています。自分の生命を捧げて畑として責任を果たしなさいとおっしゃいましたが、畑が穀類を全て抜いてしまいました。後継者も追い出したし、夫が築いた全ての基盤を破壊していま

す。

<御言選集 255巻 p.25> カインアベルが一つになることによって真の御父母様がいらっしゃる基準が成り立つのです。堕落する以前の状況に戻ったのです。分かりますか。

(説明) 家庭連合が代身者相続者を否定しているが、カインとアベルは一つになられました。アダム家庭でカインがアベルに従順屈服することでアダムと天使が自分の位置を復帰することになりアダムの家庭が堕落前の状態に復帰されるのです。真の父母がカインとアベルと共におられる基盤になりました。真のお父様がどこにいらっしゃると思いますか? 天正宮ですか? 天正宮には、カインとアベルがいません。サンクチュアリにいらっしゃいます。

<1994 span="">年 1月 1日御言選集 253巻 p.30 神人愛一体理想国際研修院> 真の愛の真の子種は男にしかない。男子女子の中で誰が主体ですか。男が主体ですか、女が主体ですか。「男が主体です。」

「堕落した世界において神様の真の愛を持って来る道は女にはありません。永遠にないんです。それを知らなければなりません。真の愛を中心とした真の命の種というのは堕落した世界にとって女を通してはもたらすことができません。男性であるアダム完成基準が残っているというのです。神様と完成したアダム以外には神の愛と神様と一体になって神様の中の子種を受け継ぐことができないんです。それを受け継いだのはアダムしかいません。女には子種がありません。ありますか、ありませんか。」「ありません。」「女は空っぽの巣です。空っぽの巣です、空っぽの巣。それだから、いくら女が優れているとしても、主体性を主張できません。」

(説明)女性は天の種がありません。祝福は女一人ではできないのです。

13. 安楽死問題

家庭連合は真のお父様の安楽死の問題については徹底的に口を閉ざしています。当時、真のお父様には意識があったといいます。目も開けているときもあったそうです。ところで、韓鶴子お母様は真のお父様の安楽死を強く推進しました。霊媒師金孝南(キムヒョナム)は霊界で真のお父様を歓迎するために待っているので早く送ってあげなければならないと入れ知恵をしました。意識がある人を安楽死される例は世界のどこにもありません。家庭連合では韓鶴子お母様が真のお父様が苦しそうに横たわっておられる姿がとても可哀想で送ってあげようとしたと言い訳をしています。病床の真のお父様が回復する可能性が非常に低く、生命維持装置で生命を延長することは意味がないため、むしろ楽に霊界に送ったほうがいいのではないかと言い訳します。このような論理で安楽死を推進したと言い訳しています。事実ではありません。

二人の息子が最後まで反対したにもかかわらず、安楽死を推し進めた人が誰ですか? 安楽死を強力に反対する亨進様に烈火のごとく怒り頬を強く叩いた方が誰ですか? 正常な状況なら、「私もそうしたいんですがお父様があんなに苦しそうにされているのでどうすればよいですか?」と二人の息子を抱きしめて共に号泣をしなければならない状況ではないでしょうか。世間の人たちもそんな心を持っていませんか。反対した息子に怒って頬を叩いたというのは安楽死に対する強い意志を示したのです。反対した文亨進様がとても邪魔だから、憎くて母親が息子を強く叩いたのです。私たちはこの事実を一つとっても、韓鶴子お母様を不信する十分な理由になります。

原理を学んだ人なら、明確に知らなければなりません。神様がメシアを地に送られることと再び天に呼ばれることは、ただ神様の救援摂理のプログラムの中だけにあります。神様が時と場所と受け入れる民族を選択して準備され、時に合わせてメシアを送られて、御旨を成して、再び神様の下へお召しになることはただ神様の摂理、プログラムによるものです。どうやって、人間がこれを決定できるというのですか。

人間が自分の判断でメシアの運命を決定できる権限がありますか? 一体誰が、このよ

うな権限を与えられましたか? これは確かにサタンの計略であり、サタンの役事です。サタンでなくては、メシアの生命を侵犯する者がいません。

それで、代身者文亨進様は「歴史は母を殺人者として記憶するでしょう。」と強く糾弾したのです。到底、容認できないことが起きたのです。

幸い、本当に幸いにも文国進様と文亨進様の反対で真のお父様は神様が定めた日程通り聖和されました。真のお父様は亨進様と国進様がお守りしました。

14. 家庭連合の食口達に言いたいこと

1)生きた信仰をしなければなりません。

私たちは宗教人としてどのように信仰をしなければならないでしょうか。この問題をより明確に理解するために宗教を大きく二つに区分してみると一つは'閉ざされた宗教'であり、もう一つは'開かれた宗教'です。

閉ざされた宗教の最大の特徴は、自ら定めた絶対的権威にみんなが無条件に服従しなければならないと教えるのです。全ての答えや全ての行動原則はすでに与えられた絶対不変のものなので、これを文字通り受け入れてただ信じ追従しさえすればそれによって福や賞を受け、従わなければ災いや罰が下りるという公式を教えています。

開かれた宗教とは、これとは違って、我々が当然のこととして考えている日常茶飯事の有り様を絶対化したり、そこに留まらないで、このような世界を超越する実在の世界をありのままに捉えるべきだと教えている宗教です。そのため、人間として持っている考えや眼識が仕方なく制約されて不完全であることを謙虚に認めて、開かれた心に真理のもっと深くて広い面を絶えず探求して悟って行くように努力することを促す宗教です。一言で言えば閉ざされた宗教とは'表層構造'にしがみつく宗教であり、開かれた宗教は'深層構造'に関心を持つ宗教といえます。

どの宗教が閉ざされた宗教で、どの宗教が開かれた宗教か? これは閉ざされた宗教であり、あれは開かれた宗教であるというふうに縦的伝統によって宗教を羊とやぎで分けることは正しい分類方式とは言えません。ほとんどの宗教は閉ざされた宗教であり得るし、また、開かれた宗教である可能性もあります。いわば一つの宗教に閉ざされた宗教と開かれた宗教が同時に共存しているということです。

どんな宗教であれ、それに従う人たちがその宗教の真意を深く理解せず、表面的文字にぶら下がったままいつまでも窒息しそうな宗教生活だけを継続するようになるならその

宗教はそのまま閉ざされた宗教となるわけであり、宗教の真意をさらに深く悟り、その宗教が本来意図した自由と解放を味わう人生を送ろうとしたら、開かれた宗教になるのです。

私たちの信仰姿勢についてみると、人の話を聞く時に無条件に否定することも無条件に肯定することも、両方とも正しい態度とは思えません。人の話を無条件に信じるのは愚かな'盲信'であり、だからといって、むやみに反対するのも形態は異なりますが、やはり愚かな'盲信'から出た態度であるといえます。

イギリスの哲学者ミルは彼の有名な著書'自由論'で言論の自由が保障されるべきいくつかの理由を話しています。彼の主張によれば、言論の自由によって偉大な考えを持った人がその考えを他人と分かち合うことも有益だが、それよりもっと根本的かつ重要なのは、互いに自由に自分の意見を発表し討論する過程で、正しい或は間違った考えがより明確に現れるという事実について語っています。

皆が同じ考えを持ち、同じ言葉だけを使う社会、それが強要される社会には停滞しかないということです。たとえおかしく見える言葉でも、ひと度それが許容されれば、それをきっかけに互いに活発な討論過程を経ることになって、それでそれが立派なら受け入れられてさらに発展する一方、本当にとるに足りないものだったり、悪いものであるなら、みなの拒絶で自然と淘汰されてしまうでしょう。

このようにお互いに人の話を聞いて自分の意見を整理して表現する自由な討論過程を通じてのみ、この社会が凡俗の状態から抜け出て継続的な発展を果たすことができるのです。したがって、言論の自由を保障することは当為的な人権の問題である前に、社会と人類の発展に不可欠な要素ということです。

(オカンナム教授著 'イエスが答えないその一つの質問'の中から)

この前、家庭連合の食口たちと個人的にわだかまり無く話す機会がありました。多くの悩みや葛藤を感じているようでした。青春と未来を捧げながら、家族の反対と周囲の嘲笑を乗り越え、確信と希望を持って今まで従って来たにもかかわらず、自分でも知らな

いうちに別の道に行っており、自ら自問自答してみる時間が多くなったといいます。 "果たして、今日の家庭連合が天一国の御旨を成し遂げることができるだろうか?" "今日のような混乱の中で私は今まともに進んでいるのか?"

今、私たちは静かに心を落ち着かせ、自分自身に一度問いかけてみる時間が必要です。

①真のお父様の聖和後に家庭連合協会で成されている一連の変化が果たして真のお父様の御旨と一致しているのだろうか。

②真のお父様が代身者相続者と宣布した文亨進様は、なぜ教会を離れてお母様と家庭連合指導者たちに向かってあれほどの怒りの叱責を浴びせるのだろうか。

③私たちの目にも教会が二つにまた三つに分れるのが見えるが、なぜ家庭連合協会は積極的に解決しようとしないのだろうか。

④私たちは教会内部のことを絶対に知ろうとせず、関与もせず、ただ家庭連合協会の指示に従って見ても見ないふり聞こえても聞こえないふりをするのが真のお父様の御意だろうか。

⑤基元節が過ぎれば、神様が直接統治すると言われたが神様は今どんなことをされているのか? 今、天一国が建てられたことには間違いはないのであろうか? このまま行くと私たちは死ぬまでずっとこのように生きなければならず、子供の世代までこのように続くのではないか。

⑥私が今行っている道は神様の御旨に適っているのか?それとも私の勘違いなのか?

このこと自体に混乱している食口たちがたくさんいます。果たして、何が正しくて何が間違っているのでしょうか? 家庭連合協会とサンクチュアリ教会のどちらについて行かなければならないのでしょうか? このような複雑な感情は今日の統一家のほとんどの祝福家庭が共通に感じているジレンマです。今はどの時よりも私の信仰路程を真剣に振り返ってみる時間が必要ではないでしょうか。したがって、今日は私がどんな主張をするより私たちの姿を一度客観的に振り返ってみる時間が必要だと思います。現在の私から一歩下がって、誰かの叫びやささやきも全て退けて静かに自分自身をみつめる沈黙の時間を持ってみましょう。

私は我々の信仰生活において新たな目覚めが必要だと思います。

今や我々が正しい信仰生活をしていくために必ずしなければならないことは何であり、してはならないことは何でしょうか? 何のために信仰生活をしていますか? 最近はスマートフォン一つで、世の中の全ての情報を接続することができ、100人あまりの専門家が持っている知識よりも質的にも量的にも遥かに優れた情報を瞬間的に得られる時代に私たちは生きています。世の中の全ての秘密が明らかになり、隠すこともできない透明な情報化の時代に生きています。

しかし、現在、家庭連合協会や天正宮内部の問題は我々に知らされていません。情報以外には徹底的に隠されている接近禁止区域です。今日の家庭連合は、葛藤の嵐に包まれて存廃の岐路に立たされていますが、私たちはその真実について完全に外部の人間になっています。むしろ、この世の人たちがインターネットを通じて家庭連合の内部の情報を知らせてくれている状態です。内部への接近が遮断されたまま指示と従順だけが存在する団体、上意下達だけあって下意上達が全く出来ない団体は、生命力を失った団体です。疎通ができない所は神経がマヒしてしまい腐っていく所です。痛くても痛みを感じられなくなります。このような団体には、二つだけが存続しています。抵抗や保身主義 (伏地不動)!以外に何がありますか? 現在の家庭連合の姿がこれを明確に示していませんか?

私たちは皆、天的な因縁でメシアに出会い、彼の跡に従い、自由と平和と幸福の理想世界を実現しようと勇敢に立ち向かって行った時代の革命家でした。メシア真のお父様に侍り数多くの迫害と骨身に染みるような事情の荒野時代を突き進んで勝利し、神様の王権を樹立しました。しかし、メシアの聖和後に家庭連合は大きな混乱に巻き込まれるようになり統一教会は二つに分かれるようになりました。家庭連合でメシアの御意が消えていくのを見て、御旨を死守するために、たった一人で荒野に立たれた代身者·相続者文亨進様に従って共に寒い荒野に出てきた人々がいます。メシアとの約束を守って御旨をもう一度立て直すためです。彼らが三代王権を守る平和統一聖殿の食口たちです。

しかし、今、家庭連合に残っている食口たちの考えは違います。これ以上、荒野路程を歩むことに恐れを感じています。これ以上、犠牲になることを望んでいません。真のお

父様に侍ろうがお母様に侍ろうが関係なく、家庭連合協会が正しくとも間違っていても関係なく、これから天一国で静かに楽に従順に従いながら暮すという人たちです。やっと天一国中心の家庭になれたのだから、そのまま信じて天国に行けばいいという考えを持っています。よく馴らされた人たちです。果たして、どの道が天一国に向かった道なのかを究明するに先立ち、私たちは信仰についてもう一度考えてみる必要があります。正しい信仰観だけが私たちを正しい道に導いてくれるからです。

私たちが誤った信仰生活をした時に受ける被害のうち、最も深刻なことは何でしょうか。私は'自主的にそして理性的に考えられる権利'を奪われることだと思います。ほとんどの誤った信仰観は固着化された教理と救援観に没入しているということが分かります。すでにこのような現象が家庭連合の中で蔓延しています。家庭連合協会は、透明な運営の要求や批判が不可能な構造です。誰もが感じている事実です。このような環境の中では自然に信仰は観念的になり、惰性に染まるようになり救援観だけが澎湃(ぼうはい)していきます。生きて躍動する生命力を見い出すことは出来なくなります。私はそのような信仰をプログラム化されたロボット信仰と呼びます。考えや判断が枯れてしまっている人、意識が死んでしまっている人、そのような人は自由な魂と判断を失った人です。ロボットや奴隷であるだけです。固着された教理を前面に出し、私たちが人間として持つべき自由さや自主的な思考力を抹殺させる信仰形態、私たちの思考を狭苦しい垣根の中に固定させ、集団飼育して、私たちの生命力を枯れさせる信仰体制、このような信仰集団は断固として拒絶しなければなりません。

信仰は自分自身を毎日新しく磨いていく道だといいます。私自身がどの位置にいても真理の前に立ち自分を振り返り見つめ直すことで、悟りを得て、真理の中で自由と解放を享受しなければならないのです。教理や儀式にとらわれて、自由に考えたり行動が拘束される信仰は、正しい信仰ということができません。迷妄から目覚めた新たな悟りは、今日の家庭連合協会内で起きている全ての変化に対して正確な判断が出来るよう悟らせ視野を広げさせて、天一国建設への道を明るく照らしてくれると思います。

皆さんが私を批判するのは自由です。そのような人は対話によって良し悪しを判断できます。しかし、死んだ信仰はしないでください。自由意志と魂が乾き無意味な人生を送りながら、何も考えずに生きる人より可哀想な人はこの世にいません。真のお父様は"無知には完成がない"とおっしゃいました。

2)信仰により成長する自由人

家庭連合の食口の皆さん、皆さんの家庭は夫婦が真の愛で一つとなり、子供が神様と真の御父母様の御意に沿って正しく養育されていますか? 家庭が四大心情圈と三大王権と皇族権の完成に向かっていますか? もちろん、そんな問題を提起するあなたはどうですか?と聞かれたら私も返す言葉はありません。

それなら、家庭連合協会が真の家庭をなせるように皆さんを助けてくれていますか? 日本から真の御父母様の御旨に従って真の家庭を築こうと祝福を受け玄海灘を渡って来ました。泣きながら哀願する親の手を振り切り、兄弟の縁を切ってしまうという警告も後にして、真の父母に侍り真の夫婦となり真の子女を産んで家庭的四位基台を成し遂げると、冷酷に振り離して韓国に来ました。

日本で積み上げてきた全てのものを借しまず捨ててきました。いつか御旨が成されれば、真の家庭を成し、見て下さいと言わんばかりに夫婦が子供の手を握って実家の親兄弟の前に誇らしく現れようと誓って出発した道です。しかし、今の皆さんの姿はどうですか?

誇らしい夫婦になりましたか? 子供たちが原理的に世の中の模範となる青年に成長しましたか? 子供たちが両親を誇りに思って感謝していますか? 今まで御旨の道を従順に歩んで来ましたが、なぜこのようになりましたか? 皆さんの過ちですか?

気分を害したとしたら、申し訳ありません。皆さんの自尊心を傷つけようしたわけでは

ありません。皆さんの人生の方向を誤って選択したと言おうとしているのでもありません。皆さんの選択は間違っていませんでした。家庭連合の指導者らが過ったのです。家庭連合は祝福家庭のために存在しなければならないのに、皆さんが教会のために存在するようにしたのが間違いです。

家庭を犠牲にしても教会のために奉仕するように言いました。小さな過ちではなく、み旨の方向が狂ってしまったのです。私たちは真の御父母様から祝福を受けました。皆さんが主体者や相対者を選択したのではありません。真のお父様は真の家庭を成すようにマッチングをしてく下さいました。しかし、現在の家庭連合は皆さんの家庭には関心がありません。彼らは、実績だけに関心を持っています。彼らにとって皆さんは実績「1」という数字にしか過ぎません。

そして、祝福以降の皆さんの暮らしの質に対して、全く関心がなかったのです。皆さんが言語と文化が通じなくて苦痛の中にいる時にも皆さんに誠意のある指導もありませんでした。ただ、皆さんに'宣教師'という名前をつけて、機会あるごとに家庭から引っ張り出して伝道をさせました。そして奉仕をさせました。順番を組んで教会の掃除までさせ食事の支度をさせました。時には、外部の人を招待して皆さんに韓服を着せて歌を歌わせました。皆さんは自尊心もなく操り人形のように言う通りにしました。そのように従順に従ってこそ、良い信仰者だと嘘をつきました。

皆さんの子供が多文化家庭の子女であるために、統一教の学生であるために、いじめを受けて学校生活に適応できず、苦痛を受けている時にも、教会は学生の生活適応を助けるための指導さえもしませんでした。ほとんどの祝福家庭の子女たちは自分のアイデンティティについて自信がありません。自分自身に誇りを持つ2世ではなく、自分のアイデンティティを表すことができず恥ずかしい人生を生きなければなりませんでした。子供たちはいつも教会に行っている母親に寂しさを感じながら親を不信するようになり、世の中の家庭を羨むようになりました。そして、親の意に反して教会から遠ざかりました。

よく「真の御父母様の御旨を実現させるため、御旨に従う。」と口にします。この時、

注意しなければならないのは'家庭連合'という組織自体に最高の価値を置き称え、ひたすら私たちのあらゆる努力と時間を組織に捧げなければならないものと誤解してはだめだということです。真のお父様は'神様の願いを成すために来られた方'として、ただただ偽りで堕落した世界で真の人間と真の家庭と真の理想世界の実現のために子を探す親の心情で生涯を血と汗と涙で＇為に生きる＇生き方をされた方でした。したがって、家庭連合も真の家庭を実現するために存在するものであり、決して家庭連合自体そのものが目的ではないのです。あくまでも家庭連合が存在する究極的な目的は、真の家庭の実現にあるのです。

歴史的に見ると、最初、教会は世の中のための奉仕機関として始まりましたが、間もなくそれ自体が目的になって教会自体が'聖なるもの'に変わってしまうケースが殆どでした。まるで共産主義国家で、党が人民の楽園のために創設されたにもかかわらず、権力を獲得した後は、党自体が最高の価値に化けたことと同じです。つまり、家庭連合自体が祝福家庭のために存在するのであって、祝福家庭が家庭連合のためにあるのではありません。しかも、'真の家庭運動'と特に関係もない献金摂理と教権の拡大のために祝福家庭が犠牲になってはならないのです。

実際、成約時代の伝道は外に出て言葉でするものではありません。真の家庭を成して見せてあげなければなりません。チラシを持って人を探すために叫ぶ声よりは行動で、そして更に一歩進んで、私たちの真の愛が実現された模範家庭を見せることで、伝道するのです。家庭連合は天一国を実現させるために"食口が教会のために何をしなければならないのか?"と悩むよりは私たちがどんな人間になってどのような家庭をなすべきかについて多く悩まなければなりません。何事においても我々の生き方が本質的に変わらなければ、私たちがやろうとするその行為は無になってしまうことになります。

私たち自らが先ず真なる存在となり真なる生き方をするなら、伝道は自然になされるものです。世の中にも真のお父様の偉大な生涯を知る人がたくさんいます。真のお父様を尊敬する平和大使がたくさんいます。祝福を受けた平和大使たちもたくさんいます。彼らは日本の食口たちの献身的な生き方についてよく知っています。それにもかかわら

ず、彼らはどうして家庭連合の食口にならないのでしょうか? 申し訳ありませんが、私は彼らが我々の生き方と信仰を見たためだと思います。私たちの家庭を見たのです。

彼らが私たちを通して見たものは、盲目的な信仰と莫大な献金と、生気の抜けた我々の顔を見たからではないかと思います。＇真の御父母様が偉大なることは余りにもよくわかっているが、真の御父母様に従うという結果が皆さんである＇というのを見たからではないでしょうか? このような意味で真の伝道とは決してせわしくあちこち回りながら活動することではなく、何よりも私たちのたゆまぬ内的成長と変化それ自体ではないかと思います。

私の自由な判断と決定に従って行動するのではなく、全面的に家庭連合協会が私の代わりに考えて決定すれば、その通りに奴隷のように何も考えずにそこに合わせて動くのみです。文亨進様は皆さんが魔法にかかった状態であると、早く目覚めよと大喝しておられます。奴隷状態から解放されなければならないと気づかせて下さっています。愚か者だと叱咤されているのです。

15. アメリカ大統領選挙は、神様の大勝利として結実した。

文亨進様は2年前からアメリカと世界を救うことができる候補の登場を待ってこられた。文亨進様はトランプ候補を、天が立てた人物であると明らかにされた。神様と真のお父様の役事でトランプが必ず勝利するであろうことを予見され、また、トランプが当選するよう条件を立てられて全力を注がれた。

実は、今回のアメリカ大統領選挙は誰が良い公約を打ち出し、誰が遊説が上手いかなどという闘いではなかった。これは三代王権と恐るべきサタン勢力との霊的戦いであった。二代王文亨進様は、私たちが知らない中でトランプが勝利できるよう霊的戦いを展開された。

1）アメリカ大統領選挙は、天一国を守る摂理である。

メシアとして来られた真のお父様は、生涯をかけて地上天国の基盤を築かれた。キリスト教と反対者たちは、なぜ文鮮明牧師は宗教人としての道を行かず、政治、経済、文化、メディア、哲学、科学、建設、芸術、スポーツなどに関与するのかと非難した。

その通りである。文鮮明・真のお父様は単なる宗教指導者ではなかった。真のお父様は新しい神様の王国を築くために来られた。真のお父様の夢は、「One World under G od」であった。

神様を中心とした新しい文明の創造のために来られた。人類歴史に今だかつて現れていない新しい文明圏を実現されようと来られたのだ。サタンの文明に終末を告げて、神中心の新しい理想世界を建設するために来られた。いわゆる「Godism」の世界であった。

真のお父様が生涯をかけて地上天国の全ての基盤を築かれたが、残念ながら、人類全体を代表する立場におられた韓鶴子お母様の天宙的堕落により、その御旨を当代で成し遂げられず、三代王権を通して御旨を成すことを願われ聖和されたのである。

メシアの摂理によって守勢に追われて危機に瀕したサタン世界は、韓鶴子お母様の天宙的堕落を条件として奪い、再び勢力を集結して総攻撃をしかけてくるようになった。

彼らは永遠に人類を支配するための陰謀を企てるようになったのである。政治、経済、メディア、宗教、社会、文化等の背後のサタン勢力を総結集させ、グローバル・エリート集団を中心に世界政府を作り、神を追い出し、人類を永遠に支配するサタンの世界王国を画策したのだ。いわば、「One World under Satan」を計画するものである。

このように、サタンは常に原理的な世界が現れる前に先手を打って、非原理的世界を建設しようとするのである。

よって、今回のアメリカ大統領選挙は、トランプという共和党の男性候補とヒラリーという民主党の女性候補の対決ではなかった。これは神とサタンの戦いの代理戦となったのである。

この戦いは、キリスト教の支援を受けるトランプと、世界の政治と経済を背後から操っているサタン勢力である、世界的な銀行家・資本家たちの支援を受けるヒラリーが、表に出て戦う戦いとなったのである。

したがって、天一国の万王の王の位置におられる文亨進様は＇沈黙を破って＇世に出てこられ、トランプを探し出されたのだ。

家庭連合が金英順(キムヨンスン)氏の霊界レポートの真偽で慌てふためいている時、文亨進様と文国進様は、世界政府を作り人類を永遠に支配しようとするサタン勢力と血みどろの霊的戦いをしておられたのである。

2）トランプがどのように勝利したのか?

アメリカを支配するほとんどのスーパーエリートグループが総動員されてヒラリーを支

持した。エリートグループの手下である、前・現職の大統領および大多数の政治家たちは、ヒラリーを大統領にするために彼らの命令に従い総動員された。ヒラリーは彼らから莫大な政治的・経済的支援を受けただけでなく、イスラムと内通し、同性愛者、堕胎支持者であり、共産主義の世界政府を作るために選ばれた女性であった。

しかし、トランプはアメリカ優先主義を標榜して反イスラム、反同性愛、堕胎禁止と世界政府の陰謀に対して反対を明確にした。したがって、スーパーエリートグループはトランプを恐れ、彼の大統領当選を阻止するために総結集した。アメリカ世論の90％を動かすという6つの主要メディア社だけでなく、大多数の政治家、そして国家機関であるF BI、CIAなどが総動員され、トランプをこの世にも稀に見ない粗暴で偽りの人間と罵倒し、大統領候補の資格もなく、すぐに候補を辞退するであろうと、彼を卑下することに躍起だった。

いくらやってもだめなことは明らかなのに、いたずらに出て政界を汚す人間と罵倒した。甚だしくは共和党内部でも彼の資格を問題視して、選挙遊説の支援を拒否すると発表した。アメリカのマスコミは、トランプが大統領になる確率は10分の1にも及ばないと宣伝し、選挙前日までも彼の敗北を既定事実として報道した。実際、今回の選挙はトランプにとって勝利はおろか恥を免れ難い戦いだった。

しかし、大統領選遊説が激しく行われる9月のある日、トランプは息子エリック・トランプを文亨進様と文国進様の元に送った。選挙遊説で最も忙しい時期に、ペンシルベニアの人里離れた田舎のニューファンドランドで、小さな教会に責任を持っている丸坊主頭の若い東洋人の牧師を訪ねて来たのである。

そして、トランプは文亨進様に助けを要請した。

文亨進様と文国進様はエリックと選挙の方向について相談され、支援を約束された。誰が彼をペンシルベニアの田舎であるサンクチュアリに導いたのか? 外的に文亨進様がトランプ陣営にどんな手助けをすることができたであろうか?

しかし、彼は文亨進様を訪ねて来た。誰にも予想できないことだった。神様が彼に祝福を与えるために三代王権の元に導かれたのである。それ以外にどんな説明ができようか? そして二代王は彼に、神様が共におられるので必ず勝利すると祝福を与えられた。

サタン世界がいくら強く大きくとも、絶対者であり全知全能の神様の能力にはかなわないのである。トランプは賢明な人であった。彼は神様の権能を知って従う人なのである。

聖霊の全身武具をまとったトランプは、疑うことなく大胆に自信を持って難関を乗り越えていった。

そして結果は、トランプの大勝利で終わった。

二代王文亨進様御夫妻と文国進様御夫妻、エリック・トランプ夫妻

ペンシルベニアは今回の選挙の勝敗を左右する激戦地であると多くのメディアで予測した所である。＇ペンシルベニアで勝利する者がホワイトハウスの主人となる。＇トランプ候補は、選挙の最終日に再びペンシルベニアを訪れた。

外的には、最後の遊説は伝統的な民主党の支持地域であるペンシルバニアを攻略するためのものであった。

しかし、彼は最後に常識では考えられない行動をとった。彼はペンシルベニアの大都市ピッツバーグやフィラデルフィアを訪れず、人口7万人の小都市スクラントンを訪れたのだ。

トランプはなぜ重要な最後の遊説で、最も小さな都市・スクラントンを選んだのか? 驚くべきことにそこは、文亨進様がいらっしゃる所から30分もかからない都市である。しかも演説会場であったLackawanna大学は文国進様が総長諮問委員としておられる大学である。

一体、彼はなぜそこを訪ね、そこで何が起こったのか? 内的にトランプは二代王の祝祷を受けに行ったのだ。神様がトランプを三代王権の元に再び呼ばれたのである。天の導きを受け、自分でも知らずに足を運んだのである。二代王に勝利の祝祷を受けに行ったのである。文亨進様と文国進様は真の家庭の他に、韓国、日本、アメリカなど世界の指導者たちを連れてそこに参加された。

トランプは個人としても、選挙期間中に様々な侮辱を受けたのである。暴言を吐く人間、女性嫌悪主義者、セクハラ、ギャンブルで金を稼ぐ者、大統領に出馬する資格が全くない者など、無作法な人間として世界的に嘲笑され非難された。そればかりでなく、自分を支援すべき共和党からも見捨てられ、孤独に選挙をやり遂げなければならなかった人ではないか?

一人孤独にアメリカ全域を巡回しながらも揺ぐことなく、恐るべき相手と勝利を期待し

難しい闘争をしてきたのである。人間としてできる限りの全力を注いだトランプに、最後の日、天は彼に祝福を与えるために彼をスクラントンに呼ばれたのだ。彼がスクラントンを訪ねる足取りが神様に頼ろうとする本性の発露でなければ、他の何を持って説明ができようか?

神様が選挙前日にトランプを二代王文亨進様に再び送り、彼に聖霊の賜物を注がれて勝利の祝福をして下さったのである。

伝統的な民主党の支持地域であるペンシルバニア州での勝利によって、トランプはアメリカ45代大統領に当選が最終決定したのである。

ペンシルベニアの選挙で、最初は不利であったにもかかわらずそれを覆し劇的な逆転を成し遂げることができたのは、文亨進二代王の霊的・実体的な条件による神様の勝利であった。それ以外に何が考えられるだろうか。

二代王文亨進様と真のカイン文国進様

3）三代王権の勝利

選挙前の期間を通して、トランプの勝利を予見するメディアも人もほとんどいなかった。いるとすれば、トランプ本人とサンクチュアリの二代王文亨進様と勝利したカイン文国進様だけであった。聖殿の食口でさえ、文亨進様がトランプが大統領になるであろうと、必ずならなければならないと語られる御言に対し、摂理的に当然であるということは知っていたが、実際、不安であった。

全てのメディアと政治専門家たちは、ヒラリーの圧勝を当然のこととして予見した。逆にトランプの可能性を言えば、思慮に欠く人間あるいは馬鹿扱いされるのが落ちであった。選挙前日、アメリカのほぼ全ての主要メディアは、ヒラリーの当選可能性を90％以上と予見した。私たちは悲壮な心情で天の前にしがみつくしかなかった。

真のお父様の支援を受けたレーガンの奇跡が2016年アメリカ大統領選で再び起こることを祈って祈って、また祈った。

あなた方は知るよしもないだろう。私たちの心情を...もしトランプが惨敗した場合、ヒラリーの正体を明し、彼女を攻撃して神様の御名でトランプ支持を明らかにした二代王の威信と能力に対して、サタン勢力が嘲笑と迫害で攻撃してくることを知っている故、私たちは不安だった。私たちの信仰が弱いことを、この場を借りて悔い改め許しを請う気持ちである。

ついに選挙後、開票が始まり、天地がひっくり返る現場を私たちは目撃した。トランプの大勝利！

切実に祈ったが、勝利は難しいのではないかという思いの中で、奇跡が再びアメリカを激しく揺さぶった。世界を驚愕させた。

真のお父様によるレーガンのランドスライド（地すべり的）勝利よりも、大きく偉大な

結果が現実に起こったのだ。世界中の全ての人々が信じられず驚愕している間に、文亨進様を中心とした世界の聖殿食口たちは涙を流しながら神様に限りない栄光と感謝の祈りを捧げていた。

これはトランプ個人の勝利ではなかった。トランプを前面に立てた神様の勝利であり、霊界の真のお父様の勝利であり、一つになられたカイン-アベル、二代王文亨進様、三代王権の勝利なのである。

神様は世界を生かすために、内的には天一国を建てるために、トランプに45代アメリカ大統領の祝福を与えられたのだ。アメリカのキリスト教が一つになって彼を支援した。

神様王権樹立勝利億万歳！勝利された天地人真の御父母様、三代王権億万歳！天一国創建億万歳！

4）善悪の戦いはこれからだ。

これからが戦いの始まりである。世界政府と世界単一経済体制を夢見て、人類を奴隷のように飼育しようとするそのスーパーエリートを中心とした、サタン勢力との最後の戦いが残っている。

外部には決して表われず影のように隠れて世界の政治、経済、メディア、軍事、宗教、社会、文化を後ろから密かに操り、羊の皮を被って人類を永遠に支配しようとする天使長勢力との生死存亡をかけた戦いが残っている。彼らは神様に敵対する勢力であり、反キリスト勢力である。

神様の御名で、メシアの御名で、三代王権の御名で彼らを審判しなければならない。彼らと生死を賭けた熾烈(しれつ)な戦いをしなければならない。永遠に彼らを人類から追放し、実体の天一国を完成しなければならない。

外的にはトランプを立て、内的には二代王の摂理でキリスト教を抱き、サタンを永遠に

この世から滅亡させなければならない。避けられない最後の戦いである。実体の天一国を建てる戦いである。

7年間の審判期間中、サタン勢力を審判し、神様の創造理想を回復する聖戦を繰り広げなければならない。聖書では神とサタンとの最後の戦いを予言している。キリスト教は聖戦を陣頭指揮される二代王を通して再臨のメシヤに侍るようになるだろう。考えてみよ！真のお父様の導きで、なぜカインとアベルが荒野・ペンシルバニアに行かれたのか? なぜ、真のお父様は聖和される前にラスベガスの摂理にあれほどまで念を入れられたのか? ラスベガスからトランプが大統領候補に出るのを誰が知っていただろうか? トランプはラスベガスでホテル業とカジノ産業をしていた実業家であった。真のお父様の精誠が彼を探し立てられたのである。真のお父様は荒野の二代王にトランプを送られるために、ラスベガス摂理を成されたのである。

神様、万王の王・天地人真の御父母様、三代王権よ、永久(とこしえ)であられますように。栄光をお受け下さい。アジュ！

　　二代王文亨進様御夫妻と文国進様御夫妻

血統の重要性

ところで、アダムとエバの堕落以来、歴史を通して、神様にとって胸の痛い恨として残されてきたものは何であるか知っていますか? 天の血統を失ってしまい、兄弟圈と所有権までも失ってしまった事件です。

-神様の理想家庭と平和理想世界王国Ⅰ-

真のお父様の涙

2016年 7月15日韓国版初版発行

2016年 9月 6日韓国版再版発行

2016年11月 8日日本語版初版発行

2016年12月 1日日本語版再版発行編集者権寧畢

発行者李相烈

発行所世界平和統一聖殿韓国協会翻訳在韓日本宣教師会

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Monday, September 26, 2016

「真のお父様の涙」世界平和統一聖殿韓国協会

1. 真の御父母様の宣布文

2. 真のお父様の権限圏に戻る祝福式

3. 御意から離脱した様々な行為

4. 真のお父様と文亨進様

５．最後の祈祷文の捏造

6. 真の御父母様の意味

7．真の御父母様の最終一体圈、完成宣布

＜真のお父様の最後の祈祷文、一部＞

8. 韓鶴子お母様は完成した真の父母なのか?

9. 独生女の意味

10. 天の父母様の正体

11. 真のお父様の御言と韓鶴子お母様の主張の比較

12. 後継者に対する真のお父様の御言

13. 安楽死問題

14. 家庭連合の食口達に言いたいこと

15. アメリカ大統領選挙は、神様の大勝利として結実した。

血統の重要性

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Monday, September 26, 2016

「真のお父様の涙 」世界平和統一聖殿 韓国協会

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2. 真のお父様の権限圏に戻る祝福式

3. 御意から離脱した様々な行為

4. 真のお父様と文亨進様

５．最後の祈祷文の捏造

6. 真の御父母様の意味

7．真の御父母様の最終一体圈、完成宣布

＜真のお父様の最後の祈祷文、一部＞

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10. 天の父母様の正体

11. 真のお父様の御言と韓鶴子お母様の主張の比較

12. 後継者に対する真のお父様の御言

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