2016年4月11日月曜日

文亨進王による島原3万7千殉教者特別解怨!■4月10日

文亨進天一国二代王による初めての特別解怨が行われました。
サンクチュアリ熊本安永家庭教会 井上会長の切なる願いが二代王に届いたのです。
島原殉教の魂、安永教会の月曜コラムリスト宮本さんの入魂のエッセイをもってご報告します。
日本に天運を呼び戻しいよいよ日本にキリスト教のリバイバルです。




天草四郎が泣いた!

―原城殉教キリシタン特別解怨祝福に寄せて―

  • 2016/04/11

「新約時代に地上でイエスを信じて
楽園に行った生命体級の霊人たちは、
メシヤが再臨されたのち、
全部地上に再臨し…
地上の聖徒たちをして
再臨したイエスを信奉して
生霊体級の霊人体を完成することによって、
彼らも同様な恵沢を受けて
生霊体を完成するようになるのである。」
(『原理講論』227頁)


日本人の先祖に、
「地上でイエスを信じて
霊界に行った霊人たち」がいる。
「キリシタン」(ポルトガル語=クリスチャン)
と呼ばれる人々である。
そのほとんどは徳川幕府の
キリスト教禁止令(禁教令)によって
「転(ころ)び」(=棄教し)、
あるいは250年も続いた弾圧・迫害によって
信仰伝承が困難となり、消滅したものの、
なかには島原・天草(熊本)地域の人々のように
一度捨てた信仰を取り戻して「立上り」、
幕府軍の攻撃に屈せず
3万7千人全員が「首を切られ」、
あるいは餓死して
あの世に旅立ったキリシタンもいた。


日本史で「島原の乱」(1637―38)と
称されるこの事件は、
一般的には、重税に耐えきれず蜂起した
農民の一揆であると解釈されるが、
それはキリスト教信仰、
神の復帰摂理を理解しない
「この世」の誤解である。
彼らは「転び」の罪、
イエスに背いた罪を悔い、
キリストの十字架の道行き(四旬節)に重ねて
真冬の原城(長崎県南島原市)に籠もり、
償いのための祈り、断食、
ミサ(礼拝)を捧げながら、
最期、幕府軍12万の手で「首を切られ」た。
明らかに、キリストの教えに殉じた殉教者たちであった。


彼ら自身の証言に、
「このたび、不思議の天慮(=神のはからい)計りがたく、
総様(=だれもが)かくの如く
燃え立ち候(そうろう)」
(寛永15年1月15日付矢文)。
「我らの儀、(神に)召し出され候者にて候」
(加津佐村じゅあんの檄文)
とあるので、聖霊が彼らに直接臨み、
その役事によって信仰を燃え立たせ、
行動したものと考えられる。
神の「あわれみ」を受けた人々であった。


前置きはこのくらいにして、本題に入ろう。
2016年4月10日、
アメリカのサンクチュアリ教会本部で催された
2代王亨進様・妍雅様ご夫妻の主礼による
「210代先祖解怨祝福式」において、
日本の原城殉教者3万7千人が
特別に解怨祝福役事に加えられたことが
ティモシー・エルダー本部長から紹介された。


クリスチャン霊人たちの
「完成再臨復活」は本来、
肉身をもった地上の後孫・聖徒がいなければならない。
ところが、原城殉教者3万7千人は
家族もろとも全滅したため、子孫がいない。
―であるから、解怨祝福の申請のしようがないわけだが、
原城殉教者およびその他のキリシタン霊人たちを
背景にもつ熊本安永家庭教会の井上牧師が、
彼らを代理して2代目王・亨進様に「お願い」した。
ひとたびは断られたものの、
これまた霊界のイエス様、
再臨主お父様の導きにより、
追って「(亨進様が)例外として原城殉教者
3万7千人の解怨と祝福を決定してくださった」のだ。


イエス・キリストは、
「わたしの名によって願うことは、
なんでもかなえてあげよう。
父が子によって栄光を
お受けになるためである」
(ヨハネによる福音書14章13節)
と言われた。
その聖書の言葉がいま、
ここに成就したことになる。
これほど感動的な奇蹟があるだろうか!


4月10日(日)、安永教会の井上牧師、
緒方さん、坂口さんらを迎え、
「3万7千人殉教キリシタン特別解怨祝福感謝礼拝」を
島原訓読家庭教会で捧げた。
その中で、天草四郎
(洗礼名・ジェロニモ、またはフランシスコ)
のことが話題になった。
16歳の少年が老若男女3万7千人を率いて
厳寒の原城跡に籠もり、
償いの信仰所作をする3ヶ月間、
折れそうになる彼らを奮い立たせ、
朝に夕にミサを捧げながら
ハライソ(楽園)に引導しなければならなかったのだが、
彼の心は1日一瞬たりとも安まることなどなかった。
加えて、みずからの指導のもと
霊界に行った3万7千人も、
「約束のものを受けなかった」恨みが残り、
その責めを感じながら、
霊界で途方もなく長い間、
晴れない日々を過ごしてきたのだ。


その少年天草四郎がいま、
2代目亨進様から解怨祝福の恩赦を受け、
泣いている!
あの事件から378年目にして今ようやく、
天草四郎が泣くことのできる日を迎えたのだ…。


「この地上の聖徒たちが
肉身を脱いで天国に入るときには、
その霊人たちも彼らとともに
天国に入るようになるのである」
『原理講論』にある。
解怨のみならず、
王家に列する祝福までも赦されたその恩恵は、
いかばかりであろうか。


これら地上におけるキリストの役事は、すべて
「父が子によって栄光をお受けになるためである。」
(ヨハネ伝14/13)
―そうであるから、
安永教会は今月(4月)29日、
「父」なる神とイエス様、
再臨主お父様に栄光と感謝を捧げるべく、
祝賀会を催すこととなった。
特別に解怨祝福の許可を決定し、
その恩恵を下賜された
2代王・亨進様、王妃妍雅様、
ありがとうございます。
ともに「栄光をお受け」ください。
喜んでください!


〈追記〉
原城から霊界に旅立ったあの日、
桜の花が咲いていた。
それは1638年のイースター(復活祭)の日
(4月11日)であったが、
その前に「春の嵐」があり、
満開の桜が散った。


今春、九州は桜の花が美しく咲き誇り、
「210代解怨祝福式」の前日、
春の嵐が、あの日と同じように通り過ぎた。
「キリストのあかしをし、
神の言を伝えたために首を切られた人々」
(ヨハネ黙示録20/4)
サムライキリシタンの殉教精神を受けとめたい。


―安永家庭教会・島原訓読家庭教会、宮本記―




■写真=4月10日、島原訓読家庭教会であった
「3万7千人殉教キリシタン特別解怨祝福感謝礼拝」
(式後の記念撮影)。
井上牧師(前列中央)から、
天草・島原キリシタンと安永教会との係わり、
亨進様による特別許可決定に至るまでの経緯が報告された。




■写真=210代先祖解怨祝福で祝祷を捧げられる2代王ご夫妻。

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